【レビュー】雲丹ひしお|湯葉・じゃがバター・卵かけご飯に合う|若狭小浜丸海

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トロリとしている雲丹ひしお

セールスポイント

・若狭小浜にある「丸海」では新鮮な魚介類を多種扱っている。
・濃厚なウニで作られたとろりとした魚醤。
・メディアに何年も掲載されているお取り寄せ人気商品。

丸海とは?

若狭小浜は福井県にあり、日本海側に面している海と山の幸があふれる自然豊かな場所です。

若狭小浜は京都にある朝廷に塩や海産物を献上する役割を果たしていたので「御食国(みけつくに)」と呼ばれており、海産物が如何に昔から質が高かったことがわかります。

そんな場所に70年以上も店を出している「丸海」では保存料や添加物は最低限のものしか使っておらず、質の高い素材を職人の技で最上級のものに仕上げています。

看板メニューが2つある

「丸海」の看板メニューは2つあり、1つは「小鯛ささ漬け」という若狭を代表する名産品です。

6、7cmしかないレンコダイを三枚におろし、沢山の塩と米酢で味付けしたものを杉樽で水分を吸い取りながら保存性と味と香りを高める一品です。

ですが、正直な話こちらの商品は名産品として有名ですが、あまりオススメではありません(笑)。

そして、もう1つの看板メニューが今回紹介する「雲丹ひしお」です。

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こちらはウニをペースト状にして、塩を加えて混ぜたものを一定の温度で発酵させた魚醤です。

発酵が完了するには3ヶ月以上の月日がかかり、毎日欠かさずに混ぜる必要があります。

最終的にタマネギで甘味をつけ、火入れをして、裏ごしします。

煮沸殺菌したものを提供しているので安心して食べることが出来ます。

レビュー

今回紹介するのは「若狭小浜 丸海(小浜海産物)」の「雲丹ひしお 小瓶 140g」です。

▼瓶はこのようになっており、小さなレシピが貼り付けられています。
若狭小浜丸海が取り扱っている雲丹醤

▼贅沢に使われているウニの魚醤は『とろーっ』とする程に濃度があります。
トロリとしている雲丹ひしお

香りはウニらしい海の匂いとタマネギの甘い香りがします。

「雲丹ひしお」だけで味わうとシンプルに言うならばほんのりと甘味のあるウニですね!

アルコールやみょうばんが入った粒うにの様な味ではなく、自然なウニに近い味わいなのには驚きました!

ウニは保存性を高めるためや形が崩れるのを防ぐために添加物としてアルコールやみょうばんを使うものが多いです。

ですが、こちらの商品は液体化しているのでみょうばんがいらず、塩分を入れ、煮沸殺菌をしているので保存性もバッチリです。

ポイント

「雲丹ひしお」はウニの風味が十分に楽しめるので、使いたい具材は自然とウニと似通ってきます。

今回紹介する料理は「湯葉の雲丹ひしおかけ」「じゃがバターの雲丹ひしおかけ」「ウニの卵かけごはん」の3品です。

湯葉の雲丹ひしおかけ

湯葉とキュウリの雲丹和え

材料

・湯葉、雲丹ひしお、キュウリ

作り方は見たとおり載せるだけで完成です(笑)。

キュウリは飾り切りしていますが、そんな必要はないので、小口切りやスライスで問題ありません。

料亭の様な味わいを家庭で簡単に再現出来るので、酒のあてにオススメです。

キュウリを入れる理由としては見た目もありますが、実はウニとキュウリは相性がとてもいいです。

キュウリの桂剥きを軍艦巻きの海苔代わりにするお店もあるぐらいなので、1回試してみてください。

じゃがバターの雲丹ひしおかけ

うにバター乗せジャガイモ

材料

・じゃがいも、雲丹ひしお、バター

蒸したじゃがいもにバターを載せて、「雲丹ひしお」をかけるだけの簡単レシピその2です。

バターと「雲丹ひしお」が混ざることでウニの独特の匂いが減るので、沢山かけても鼻につかずに「雲丹ひしお」の濃厚なウニの味を楽しむことが出来ます。

ウニのクリームパスタなども美味しそうとは思ったのですが、味を薄めるのを勿体無いと考えたのでこの料理を試してみました。

バターを載せすぎるとバターの香りと味が強すぎるので、いつも食べているじゃがバターよりもバターを少なめにして、「雲丹ひしお」を多めにかけてあげるとバランスが取れます。

ウニの卵かけごはん

雲丹醤をたっぷり使った卵かけご飯

材料

・炊きたてご飯、生卵(黄身のみ)、雲丹ひしお

公式でのオススメの食べ方でもあり、管理人もイチオシの料理です!

普通海産物と生卵を組み合わせると生卵の味わいが強すぎて、卵がメインになってしまいますが、こちらはそのようなことはありません。

どちらも主役級のご飯のお供ですが、ケンカすることは一切なく、卵とウニのコクが混ざりあった新しい素材の様な味わいです。

卵かけご飯用の醤油やタレなどは沢山販売されていますが、多くの商品に糖分が入っています。

その糖分を「雲丹ひしお」に入っているタマネギの甘さが代用になっており、今まで食べた卵かけご飯用の商品の中でも1番合うと言えるぐらい相性がいいです!

白米に「雲丹ひしお」だけをかけるのもウニ丼の様に楽しめるので、2杯目に生卵をトッピングするのをオススメします。

総評

高級な醤油や魚醤は様々試してみましたが、「まるはら にくしょう 150ml」という鶏のレバーを使った醤油以来の衝撃でした(笑)。

ウニを魚醤にすることで旨味を増やしつつ、ミョウバンやアルコールなどの不自然な味がないのがとてもいいですね!

しかも、瓶詰めのウニより少々高いぐらいの値段なので普段使いづらい料理にも利用出来るのも嬉しいポイントです。

こちらの商品はまた味を忘れた頃にリピートしたいですね!

若狭小浜丸海

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