セールスポイント
・秋田県の特徴が楽しめる粕漬け。
・かなり品質の良い酒粕を大量に使っている。
・ボリュームがあり、値段がリーズナブル。
浅舞婦人漬物研究会とは?
秋田の発酵食品の代表の1つである漬物はいぶりがっこ(燻製した沢庵)を中心に、さくらんぼ酢漬、ちょろぎや黄菊などの聞き覚えがあまりない変わった漬物が多数あります。
これらの漬物は決まった製法が特に無く、家庭ごとに秘伝の味を持っているそうです。
その知恵を持ち合わせた漬物を作っているのが「浅舞婦人漬物研究会」です。
この研究会は1970年前に設立されており、50年の歴史の中でなんども味噌漬や粕漬などの漬物が農林水産大臣を受賞しています。
作り出されている製品は浅舞地区にある約200戸ある農家との契約栽培が生産した野菜を使用しており、朝採れの野菜を手際よく漬け込んでいます。
粕漬と味噌漬の2つが特に人気であり、味噌漬は3回漬けかえしした後に、仕上げに新しい味噌を付けてから商品にするので、漬物の長期熟成の味と新鮮な味噌の香りを楽しむことが出来ます。
秋田の田舎漬 粕漬について
今回紹介する商品である粕漬は味噌漬と同様に手間を凄く掛けているものです。
厳選されたキュウリや人参、そしてかたうりを秋田の銘酒の酒粕で3回かけて付けることで酒粕の味をしっかりと染みさせています。
又、一定の温度設定の中で熟成させる為、まろやかな味わいになっており、いつでも安定した味を再現すること可能にしています。
農林水産大臣を3回受賞した有名な商品であり、地元だけではなく、お土産としても人気があります。
かたうりとは?
ウリの仲間であるシロウリのことを秋田ではかたうりと呼んでおり、完熟すると皮の色が白っぽくなります。
身が緻密で味が淡白な為、浅漬や奈良漬けなどに利用されています。
レビュー
今回紹介するのは「浅舞婦人漬物研究会」の「秋田の田舎漬 粕漬」です。
▼パッケージです。
野菜に付いている酒粕は上等なものなので、洗わずに食べるのが基本となっています。
▼酒粕の香りが良いですね。
兎に角、この値段でこの品質の酒粕を使っているとは思いませんでした(笑)。
商品の詳細を調べている時に、『この酒粕で3回も付け直しをしていればそりゃ良い粕漬けになるに決まっている』と言ってしまいました。
各種野菜には酒粕の甘みと旨味がギッシリと詰まっており、キュウリはポリポリ、人参はサクサク、そしてカタウリはいつまでもシャキシャキとした食感を楽しめます。
色々な粕漬けがありますがこちらの製品は若干甘めの味付けでありであり、上等な甘口の日本酒を食べられる様にした漬物ですね。
総評
これが400円前後で買える商品…ということはスーパーで販売しているものと同じぐらいの値段とは脱帽です。
とりあえず、こちらのメーカーの商品を色々と試したくなりましたので、記事を書く前から追加購入しています(笑)。
粕漬けなので当然かも知れませんが、これは取り分けアルコール分が残っていると感じたので、子供やお酒に弱い人は気をつけてください。