セールスポイント
・材料は全て国内産で、化学調味料を不使用。
・1本で約6Lのチキンスープを作ることが出来る。
・和洋中と料理を選ばずに使える。
半田の旨味屋とは
愛知県ではみその生産量は全国第2位、醤油は全国第3位と江戸時代から醸造が盛んな県です。
たまり醤油は愛知県の特産品の1つであり、旨味が強いのが特徴です。
「半田の旨味屋」ではそのたまり醤油をベースにした商品を開発しており、今回紹介する「鶏だし塩スープ 鶏味塩」や「鹿児島県産銘柄鶏の桜島どりブイヨンの旨味たっぷり スンドゥブの素」などを販売しています。
たまり醤油へのこだわり
「半田の旨味屋」ではたまり醤油への様々なこだわりがありますが、ざっくりとまとめたのが以下の3点になります。
①良質な国産丸大豆を使い、性質にあったたまり醤油を醸造している
②コストを優先せずに、長期熟成をしている
③化学調味料不使用
鶏味塩について
この漢字3文字でなんと『トリビアン』と読むのですが、至って真面目な商品です(笑)。
国産の良質な鶏ガラとネックをじっくりと煮込んだスープを濃縮し、「半田の旨味屋」のたまり醤油と塩で味を整えた濃縮タイプの調味料です。
使い方は和洋中と場面を選ばずに使え、主にスープや炒めもの、鍋などに使います。
本製品を大さじ1(15cc)で300ccのスープを作ることが出来るので、300ml入っているボトルからは6000ccものスープが作れます。
レビュー
今回紹介するのは「半田の旨味屋」の「鶏だし塩スープ 鶏味塩」です。
▼瓶のデザインはこのようになっています。
▼中身を出してみる白濁した色をしていることがわかります。
そのまま舐めると強い塩気をもった濃厚な鶏の味がします。
たまり醤油の旨味と香りも感じることが出来ますが、様々な味が強いためこの時点では味の判別は少し難しいですね。
つけダレにしたい場合は煮きった酒や水で少し薄めると良いでしょう。
トマトと卵の中華スープ
材料2人前
トマト 1/4個
「鶏味塩」 大さじ1
水 300cc
卵 1個
作り方
1.水と調味料を入れて、沸騰させる。
2.トマトは皮と種を取り、1cm角に切る。
3.卵はしっかりと白身を切って、溶き卵を作る。
4.沸騰したあとは弱火にし、箸を使って大きな渦を作る。
5.なるべく細く溶き卵を入れて、火を止めれば完成!
規定の分量で作ったスープはやや塩気は薄味になり、臭みが無く、サッパリとした印象を持っています。
鶏の風味は縁の下の力持ちといった感じであり、そのままのスープだと塩気が少し弱いですね。
なので、今回はグルタミン酸とアスパラギン酸という旨味を持ったトマトと組み合わせましたが、正解でした。
たまり醤油の香りは「鶏味塩」を規定量に従って使うとそこまで強くありませんので、様々な料理に使えることがこの料理でわかりました。
キュウリの塩ダレ和え
材料
キュウリ 1本
「鶏味塩」 小さじ1
ゴマ・塩昆布 適量
作り方
1.キュウリは両端を落としたら、たたきキュウリにする。
2.「鶏味塩」を揉み込んだら、ゴマ・塩昆布を載せて完成!
居酒屋に出てくる塩ダレキャベツやキュウリと似た味ですが、味わいは2つぐらい上の味になります。
手軽にでき、「鶏味塩」の消費量が少ないのでコストパフォーマンスにも優れています。
塩昆布は醤油との相性がいい旨味の組み合わせなので、「鶏味塩」を少なめにし、塩昆布で塩加減を調整するのがコツです。
海鮮中華丼
材料
シーフードミックス 適量
「鶏味塩」 大さじ2
水 400cc
粉胡椒 少々
生姜の絞り汁 適量
長ネギ 30g
人参 50g
片栗粉 大さじ1/2(要調整)
水 大さじ2
作り方
1.人参を短冊に、長ネギは斜切、生姜はすりおろして絞り汁を取る。
2.人参を水から煮る。
3.人参が柔らかくなったら、生姜の絞り汁とシーフードミックスを入れる。
4.シーフードミックスに火が通る少し前に長ネギを入れる。
5.水溶き片栗粉でとろみをつけて、ひと煮立ちさせる。
6.透き通った色になったら完成!
キレイなスープで作る中華丼は見た目が違いますね。
「鶏味塩」の味は上品なので、シーフードミックスの味が勝りやすいですが、濃厚な旨味を楽しむことが出来ます。
入れる具材はもう少し旨味が控えめな豚肉の方が「鶏味塩」の旨味を存分に活かせたかもしれませんね。
清湯鶏飯
材料2人前
鶏胸肉 1枚
水 400cc
「鶏味塩」 大さじ1 ※スープ用
「鶏味塩」 小さじ1 ※茹で鶏のほぐし身に合わせる用
生姜 20g
長ネギ 10g
鶏皮 1枚
作り方
1.ご飯は通常通りの水分量で炊く。
2.長ネギは小口切り、生姜は皮を剥いてやや太めの千切りにする。
3.鶏胸肉の皮を手で取り、2cm角に切る。
4.鶏皮だけを弱火でじっくりと炒めて、鶏油を取りつつ、皮をパリパリにする。
5.胸肉は観音開きにして、生姜の皮と「鶏味塩」大さじ1を一緒に水から茹でる。
6.沸騰直前で弱火にして5分茹でる。
沸騰直前でフタをして、火を落とす方がよりしっとりして美味しいですが、火が通っているかは確認してください。今回は安全面を考慮して弱火で5分の加熱をしています。
鶏肉を全て使うとすごい量になると思うので、100gぐらいあれば十分です。残りはサラダのトッピングやラップで小分けして、冷凍庫に入れておくと便利です。
鶏油はラーメンなどに浮いている脂と同じで、とてもコクと旨味のある材料です。炒めものに使っても美味しいので保存しておいて損はありません。
9.盛り付けたら完成!
管理人イチオシのメニューで、鶏の旨味を最大限に活かした料理ですね。
薬味以外には何も入っていないですが、臭みは一切ないです。
サラサラとしたご飯と一緒に薬味を食べることで歯ごたえと香りの変化を楽しんでください。
特に鶏皮とご飯の相性は抜群です!
先程作った鶏油を少し垂らしてあげると油分が入ることでグッとコクが出ます。
スープだけでは味が薄いので、裂いた鶏胸肉に「鶏味塩」で下味を付けているのがポイントです。
総評
鶏ガラスープの粉末調味料は最近では無添加タイプや減塩タイプが出ていますが、やや味わいが一辺倒になるような感じがします。
しかし、この「鶏味塩」は液体スープなので自然な味わいなのが1番の利点ですね。
「鶏味塩」には野菜のエキスが一切入っていないので、野菜と組み合わせて使うことで味わいが豊かになります。
料理好きには勿論、炒めものや鍋などの1品料理をよく行う人にオススメです。