セールスポイント
・家庭でも楽しめるミニサイズの巣みつ。
・蜂の巣を熟成させることにより、ハチミツよりもコクがある。
・かの蜂は高評価ショップであり、多種多様の製品がある。
かの蜂について
1959年から福岡県八女市にある「かの蜂」ははちみつ専門店であり、「鹿野(かの)養蜂園」が運営しています。
ほとんどのハチミツの商品が高評価されており、ハチミツを使った加工品が多数あるのが特徴です。
国産のハチミツも有名所の花を使ったものは一通り揃っており、海外産のハチミツもしっかりと精査したものを提供しているので、新しいハチミツを探すのにはうってつけです。
かの蜂のこだわり
生産場所にこだわる
勝手にミツバチがそこら片にある花から全て作ってくれるのではなく、養蜂に適した場所を探す・作る必要があります。
「かの蜂」では種まきから採蜜までの環境を全て整え、常にいい場所を求めて山の中を探しています。
完熟させる
ミツバチ達が集めてきた蜜はそのままの状態でも甘いですが、巣の中で酵素を加えて消化した上で水分を飛ばします。
なので、直接身体にエネルギーになりやすい果糖が多く含まれており、非常に甘くなっています。
ですが、時間がかかるのでこの作業を人為的に加熱して水分を飛ばすメーカーも少なくありません。
「かの蜂」では完熟状態(糖度約78度)になるまで待ち、完璧に出来ると蓋がされるので、その状態から採蜜を行います。
疑問:安いハチミツと高いハチミツの差は何?
話はおとりよせとは少しずれますが、通販やデパートで見かけるハチミツの値段の相場を見ると『市販のハチミツと比べると高すぎない?』と考える人がいると思うのでここに少し記載します。
詳しく書くととても長い話になるのでざっくりと説明しますが、従来の方法だと非常に手間がかかり、日本製では最低100g300~500円前後で売らないとボランティア活動になるぐらいのレベルらしいです。
逆に安く売っているものは花の蜜だけではなく、砂糖水などを与えることでも従来の方法で作るものに近い出来になります。
それ事態が全て悪い訳ではなく、安くてクセが少ないハチミツが作れるので需要は沢山あります。
アカシアやレンゲ、シナ、マヌカなど色々なハチミツがありますが、値段は手間と採蜜される量で決まると覚えておきましょう。
参考文献
完全熟成巣蜜の特徴
熟成させ、蜜ろうで蓋をした完熟蜜を巣から採取したものです。
ハチミツが蓋をされた状態なので、鮮度が非常に優れたものになります。
鮮度が最高に良いハチミツは巣に近い状態の時なので、香りも味も一番楽しめる状態なのが巣みつとなるわけです。
偶に勘違いしている人がいるので記述しておきますが、この製品には蜂の子は入っていません(笑)。
レビュー
今回紹介するのは「かの蜂」の「巣蜜」がメインですが、一緒に購入した「ライチはちみつ」「ゆず茶」を最初にレビューします。
ゆず茶
ゆず茶は水やお湯などで6倍程度に薄めて飲む飲料用のハチミツ加工品です。
楽天でも非常に人気がある商品であり、上品な甘さとゆずの香りがしっかりしているので1瓶で長く楽しめます。
マーマーレード感覚でパンやクラッカーに塗る、ヨーグルトにかけたりなどと従来のハチミツと似たような感じで使うことが出来ます。
▼お湯で割ったものです。
ゆずの苦味はほとんどなく、ハチミツ自体もクセがないので柑橘類が好きな人ならばほとんどの人が気に入ると思います。
写真では少々わかりづらいですが、柚子皮は思いの外たっぷりと入っているので風味も見た目も楽しめます。
又、そのまま使える様にペクチンが添加されているのでジャムの様にも使える万能選手です。
ライチはちみつ
中身の写真を取り忘れました!
ベトナム原産のライチの花から採蜜したのがこちらのハチミツです。
ライチ自体はそのまま食べるとややクセのある味わいですが、ハチミツになると全体的にサッパリとしており、クセが少ない部類になります。
ライチの風味は強烈な味わいではなく、ほのかにライチ風味がする程度です。
▼かの蜂のハチミツボトルはかなり使いやすい。
このボトルはパット見穴が空いていない様に見えますが、ボトルを少し握ると出てきます。
液垂れがしにくく、このボトルだけでも販売してくれないかと思うぐらい使いやすいです(笑)。
巣みつ
アウトレットで買った製品なのでギフトと少々違いますが、基本的には同じものです。
巣蜜の表面についている蜜ろうにはプロポリスが含まれており、殺菌効果があるそうです。
完成したハチミツに殺菌効果のあるフタをするとは下手な人間よりも衛生的な虫ですね(笑)。
▼ペティナイフを入れて隅から外します。
写真を見ればわかる様にナイフを軽く入れて外すだけでもハチミツが流れ出します。
なので、開封後は流れ出しても良いように木枠が入るぐらいの大きさのタッパーなどに入れると無駄がありません。
▼カットしたものです。
ハチミツの種類はわかりませんが、開封した時点であまり香りがないですね。
ですが、食べてみると砂糖を固めた様な安いハチミツと違い、うまく表現出来ませんがすごくフルーティーな風味がします。
よくあるハチミツと違うのはハチミツ自体がとても濃厚であり、コクと甘味が強いですね。
これに関しては先述した様に完璧に熟成させたものを採蜜しているからでしょう。
なので、「鹿野養蜂園」で制作しているハチミツに関しては一口食べるだけで味の差が感じられるはずです。
▼加熱すると蜜ろうが柔らかくなります。
巣みつに付いている蜜ろうはそのまま食べると口に残ることがありますが、温めると蜜ろうが溶け出し、口当たりがグッと良くなります。
ポイントとしてはトーストしたものに載せるよりも、一緒に加熱すると当然ながらより滑らかになります。
総評
巣みつなんてものは液状のハチミツと対して差がないだろうと思い込んでいましたが、食べてみると驚きの美味しさを楽しめます。
話題にもしやすく、ゴルゴンゾーラのピザなどのハチミツが合う料理と一緒に出したら喜ばれる…かもしれません(笑)。
今回は加工品や輸入したハチミツも同時におとりよせしましたが、「鹿野養蜂園」の作った国産ハチミツがやたらと高評価なのがわかりました。
アウトレットセールをよく行い、クーポンも多数配布してくれる上に、送料無料のお試しセットがリーズナブルなのでちょっと高いハチミツに興味がある人は是非、公式販売ページを見てみてください。