セールスポイント
・牛肉の仲卸だからこそできた極上のコンビーフ。
・伝統的な手ほぐし製法。
・世界中の牛肉で試作し、辿り着いた黒毛和牛と豪州牛の組み合わせ。
そもそもコンビーフって何のこと?
コンビーフを食べたことがない人は少数派だと思いますが、どのような商品かと説明出来る人は少ないと思います。
コンビーフは英語でCORNED BEEF(コーンドビーフ)と記し、塩漬けした牛肉という意味です。
作り方は牛肉を煮沸して、ほぐした後、一般的にはミンチ肉、食用油脂、塩、調味料などを配合して、固めたものになります。
腰塚のこだわり
美味しいコンビーフを開発するために、世界中の牛肉で試作したどり着いたのが、黒毛和牛だけで作ったコンビーフではなく、黒毛和牛の乳脂と豪州牛肉の組み合わせでした。
黒毛和牛100%で作ったほうが、素人考えでは美味しそうですが、コンビーフ特有の食感がなくなってしまうそうです。
そこで、絶妙な歯ごたえを残すために豪州牛を選択し、旨味や甘味がある黒毛和牛の乳脂を加えることで、食感と美味しさを兼ね備えたコンビーフを作り出すことが出来ました。
更に、機械化するのが普通の現代社会では珍しく、100%手作りをしています。
圧力鍋で蒸し上げた牛肉を、繊維が1本ずつになるように手でほぐします。
この作業を行うことにより、柔らかさと絶妙な歯ごたえを作り出すことが出来るそうです。
レビュー
今回紹介するのは「腰塚のコンビーフ」の2個セットです。値段は送料無料で税込み2,980円です。
冷凍便なので、受取日時には気をつけましょう。
▼パッケージはこのようになっています。
▼袋から出したのがこちらです。
これだけの手間暇をかけている商品ならば、まずは素材そのままを味わうべきと考え、何も付けずに常温で少し溶かしたものを食べた所、『これはコンビーフじゃない…別の何かだ…』と思いました(笑)。
脂が甘く、肉の歯ごたえも「腰塚」がこだわったのもわかりました。
非常に美味しいですが、そのまま食べ続けるのは流石にくどかったので公式での食べ方を参考にいくつか試してみました。
▼まずはあつあつごはんに載せて、頂きました。
すぐに食べたい衝動を我慢して、味付けは一切なしで、ご飯に沈めてから、脂が溶け出すのを待ちます。
こうして食べるとそのまま食べるよりもコンビーフの味がわかりやすくなるので、最初はシンプルにご飯に乗っけるのをオススメします。
▼次は公式でのオススメの食べ方である、極上コンビーフと卵かけごはんです。
生卵は様々なものに合いますが、卵の味が強すぎて、他の素材を殺してしまうこともあります。
しかし、これはマリアージュと呼べるぐらいマッチしていました!
写真では黄身のみですが、全卵の卵かけご飯だと少しさっぱりとするので、スルスル入っていきます。
非常に美味しいコンビですが、何杯も食べるには味の変化が欲しくなります。そこで、様々な実験をしてみました。
▼卵黄、みょうが、青しそ、のりをトッピングしました。
管理人が1番美味しかったと思った食べ方は極上コンビーフ、卵黄、みょうが、紫蘇、刻みのりの組み合わせでした!
みょうがと紫蘇が口をさっぱりさせ、いくらでもかっこめるぐらい相性が良かったです。
色々試行錯誤して、柚子胡椒、七味、ワサビ、生姜、粉チーズ、マヨネーズ、刻みネギetc…と、極上コンビーフが無くなるほど試しましたが、塩気がないものを足すのがいいですね。
醤油やワサビ塩などをかけてしまうと、極上コンビーフの味が台無しになってしまう感じがしました。
▼違う日にパンで試してみました。
サンドイッチに合う素材であるレタス、トマト、アボガド、様々なチーズなどを用意しました。
アボガドは買っている時にもふと、『脂に油というカロリー爆弾…管理栄養士のチョイスではない』と思いながら、カゴに入れました(笑)。
実際に試してみたら、イマイチでした!
どっちも味が相殺されてしまい、ただカロリーが高いだけでした…。
▼改良を重ねたものがこちらです。
個人的に1番美味しいとおもったパンでの組み合わせは千切りした人参、粉チーズ、コンビーフ、コショウでした。
パンは少し温める程度でなるべく柔らかくするのがコツです。
カリっとさせるとせっかくのコンビーフの食感がわかりにくくなるので、事前にトースターを温めておき、色が付く前に出しましょう。
▼コンビーフ、アボガド、チーズ、トマトでチーズトースト風に。
コンビーフの存在感は少し弱くなりますが、この組み合わせは中々美味しかったです。
パンの場合はチーズとの相性が良いので、アレンジのベースの1つに出来ると思います。
しかし、アボガドはやはり要らない子でした。
▼最後はほうれん草を炒めました。
油は敷かず、低温で極上コンビーフの脂を溶け出させ、ほぐしたらほうれん草をいれました。
味付けは薄めの塩コショウで、コンビーフの食感が残りつつも、旨味がほうれん草に移るのでお手軽に美味しい炒め物ができます。
黒毛和牛の乳脂は融点が低いので、加熱するとどんどん溶けていってしまうので、手早く行いましょう。
総評
かなりオススメな商品です!100g500円ぐらいになりますが、実際に食べてみると、1箱で8~10杯のご飯が食べられるぐらい濃厚な味わいです。
なので、値段が高いとは思いません。
コンビーフという商品柄、アレンジの幅が広く、あれこれ試してみたい方は是非購入してみてください。
コンビーフ好きならば迷わず買いましょう!
兄に食べさせてみた所、パンよりもごはんに合うと気に入っていましたが、同時に『コンビーフとしてどうなんだ?』と呟いていました(笑)。