セールスポイント
・通常の2倍以上の時間をかけて作られた黒酢「桷志田」を使用。
・酸味と辛味がある独特な調味料。
・食べるラー油に負けない辛さと旨味がある。
福山黒酢について
鹿児島県福山町にある「福山黒酢」は200年以上黒酢を作り続けているメーカーです。
原料と製法にこだわった黒酢は3年の年月をかけられており、「桷志田」というブランド名で販売されています。
「福山黒酢」では黒酢の知名度をあげるために日本初の黒酢レストラン「桷志田」をオープンし、黒酢見学と販売を合わせた店を現在営業しています。
桷志田の黒酢
「桷志田」の仕込みは1年に2回行われ、仕込みが終わったあとは毎日1つ1つの壺を観ながら、良い黒酢が出来ているかを確認しています。
その上、通常の黒酢の発酵熟成期間は半年から1年が一般的だそうですが、「桷志田」では3年以上かけて熟成させています。
更に、仕込みにつかうかめ壺は特注品の信楽焼きを使用しており、黒酢の材料までもこだわりを持っている徹底ぶりをしています。
桷志田の食べる黒酢とは?
黒酢レストランのまかないで使われていたソースを商品化したのが「桷志田の食べる黒酢」です。現在の時点では「激辛」と「ちょい辛」の2種類が販売されています。
「ときめき調味料選手権2013」にて最優秀賞を受賞しており、酸味と辛味のある食べるラー油のような商品です。
使い方はごはんのおかずは勿論、焼肉のタレに混ぜる、野菜につけるなど幅広く使うことが出来ます。
レビュー
今回紹介するのは「桷志田の食べる黒酢 激辛」です。
「ちょい辛」という辛さ控えめの商品もあるので、買い間違いには注意してください。
▼デザインはこのようになっています。
▼中身を移したものです。
瓶から出しただけではそこまで香りが強くなく、ほんのりと黒酢の匂いを感じる程度です。
食べてみると黒酢のクセのある味は優しくなっており、唐辛子の辛さと玉ねぎの甘さがブワッと口の中に広がります。
辛味は「激辛」という程ではありませんが、ピリピリとする程度の刺激はあるので辛いのが苦手な人は「ちょい辛」の方が良さそうですね。
ベースは醤油味なのですが、米麹や豆鼓(中国の調味料の1つで、黒大豆の発酵食品)が入っているので味噌に近い味わいですね。
具のメインは米麹と豆鼓なのでツブツブとした食感を楽しむことが出来、生姜とニンニクも入っているので旨味はかなり強めになっていますね。
▼こちらは納豆と「桷志田の食べる黒酢」を混ぜたものです。
発酵食品と発酵食品の組み合わせはもはや正義と言っていいぐらいに相性がいいですが、納豆の臭さをからしと同じぐらい消してくれます。
好みもあるかかもしれませんが、納豆についている付属のタレをほんの少しいれるとより美味しく食べることが出来ます。
ゴマと黒酢を食べる焼きおにぎり
材料
おにぎり 1個
「桷志田の食べる黒酢」 小さじ2
すりゴマ 適量
作り方
1.おにぎりを塩なしで握り、表面に「桷志田の食べる黒酢」を塗る。
2.すりゴマを振り、オーブントースターにて250℃で3,4分焼く。
3.すりゴマに焼き色が付いたら完成!
コクのある「桷志田の食べる黒酢」はご飯のおかずに十分なりますが、すりゴマを振って焼きおにぎりにすることで香りを良くすることが出来ます。
やや酸味のある味ですが、こうすることで少しだけ酸味が減るのでちょっと酸っぱいと思った人は試してみてください。
小籠包
材料
豚ひき肉 100g
鶏ガラスープの粉末 5g
コショウ 少々
ごま油 小さじ1/2
玉ねぎ 40g
干ししいたけ 1個
生姜 5g
米粉入りの餃子の皮 適量
作り方
1.玉ねぎと生姜、干ししいたけをみじん切りにする。
2.豚ひき肉と調味料をすべて混ぜて、粘り気を出す。
3.切った野菜をすべて入れたらよく混ぜる。
4.餃子の皮で小籠包の形にする。
5.10分蒸したら完成!
上記のレシピはただの小籠包やシュウマイのレシピなので、冷凍食品の点心を使うのが一番楽だと思います(笑)。
ちなみに米粉入り餃子の皮を使うことで小籠包の食感にかなり似ているので試してみてください。
「桷志田の食べる黒酢」のベースは醤油と酢なので、点心とは相性が良いですね。
総評
「食べるラー油」は沢山のメーカーが出していますが、黒酢をメインにしたものはこれ以外では見かけたことがありません。
思いの外、使い勝手が良いので酸味と辛味が好きな人にオススメです。