セールスポイント
・ふわっとしたカステラが月の様になっている。
・とろっとしたカスタードクリームには和栗が入っている。
・全て国産の材料を使っている山口県銘菓。
月でひろった卵について
ほんのりと黄色い柔らかいカステラ生地で和栗入のトロリとしたカスタードクリームを包んだ山口県銘菓である「月でひろった卵」は山口県民だけではなく、お土産としても有名なお菓子です。
1986年に発売されて以来、山口県の牛乳、卵、そして国産和栗と安心・安全にもこだわっている洋菓子であり、一億個以上の生産個数を誇っています。
美味しさの秘密は水にあり
1992年に食品加工の新工場を建設に先立って行った調査で、予定地の地下に水があることが確認されました。
新工場に移行後、従業員が口を揃えて「地下水から組み上げた水が美味しい」と言うので、社長が水質分析を行った所、名水に負けない品質を持っていることがわかりました。
その水は山口県の自然百景である琴石山から「琴名水」と名付けられ、工場敷地内の水汲み場を一般開放した所、近場の飲食店が使うために来たり、県外からも訪れる様な高品質な水として有名になりました。
レビュー
今回紹介するのは「あさひ製菓」のブランドの1つである「果子乃季」の「月でひろった卵」です。
▼包装紙はこの様になっています。
▼中身も同様のデザインです。
▼乾燥剤入りで保存されています。
『開封後は冷暗所に保管し、翌日中にお召し上がり下さい』という注意書きが書いてあるので、可能な限りすぐに食べましょう。
▼商品名通り、月っぽい雰囲気がありますね。
カステラをしっとり滑らかにした生地がイメージに近く、きめ細かい舌触りととても軽い歯ごたえが良いですね。
カスタードクリームには練乳やミルクジャムなどの甘味が控えめになった味に、卵の旨味をほんのりと加えており、トロリとしたクリームが柔らかいカステラと良く合っています。
▼写真では分かりづらいですが、クリームは多め。
クリームには1cm角ぐらいの和栗の甘露煮が少し入っており、よく味わって食べないと見逃してしまうかもしれません(笑)。
「月でひろった卵」は夏場は冷やして、冬場は温めてから食べる方法をオススメしており、温めると全体的に味が強くなり、中のクリームは更にトロリとなるので、試して見る価値はあります。
総評
この手のお土産としてはやや高値になっていますが、それ相応の美味しさを持っています。
山口県ではこのお菓子の取扱店はかなり多いですが、他県には一切ないのでお取り寄せも悪くないですね。
又、お取り寄せのメリットとして『注文してから生産してくれる』ので、お土産にあるものよりも鮮度が良いのは大きいですね。
様々な温度帯で味わうとそれぞれ持ち味が変わるので、食べ比べるのも楽しみの1つとしてオススメです。