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【レシピ】アン肝風「タラレバー燻製オイル漬け/アマンダ」

セールスポイント

・タラの肝と塩のみで作られた缶詰。
・燻製して作られているので、臭みが少ない。
・和食でも洋食でも使えて便利。

Amanda Seafoodsについて

Amanda Seafoods(アマンダ シーフード)は1916年にデンマークにて初めて設立された海産物の缶詰加工業者です。

100年以上の歴史を持つメーカーであり、デンマークの漁業に貢献できるように高品質なものかつ、革新的であり、長年愛されるような商品を常に生みだすようにしています。

主に作られている商品はサバやサーモンなどを燻製したオイル漬けや特製のソースで煮込んだものです。

MSC漁業認証について

日本国内ではそこまで普及していないのですが、ざっくり言うと水産資源を守るために第三者である独立認証機関(MSC)によって『持続的に漁業が可能である』ということが認められている商品です。

日本だけではなく、世界的に水産資源は大量に消費されることにより絶滅危惧種になってしまった生物も多くいます。

そこで、将来を担う子どもたちも未来でも同じものを食べられるように漁獲制限や流通、加工などを厳しく審査し、認められた製品のみがMSC認定されます

細かい審査がある分、値段は少し高くなってしまいますが、消費者にとっては偽装食品をつかまされることなく、環境保全活動に協力することが出来ます

レバーの食べ過ぎに注意

この缶詰はビタミンAとB12がビックリするほど含まれているので連日の摂取だけは避けてください。

どれぐらいあるかというと、1缶全ての油とタラレバーを摂取した場合には10日分のビタミンAとビタミンB12にもなるぐらいです

ビタミンB12は水溶性ビタミンなのでほぼ問題はありませんが、ビタミンAの過剰摂取は体調不良を起こす可能性があるので、ビタミン剤を飲んでいる人はしばらく飲まないほうが良いですね

タラのレバーだけではなく、鶏豚アンコウなどのレバーも同様にビタミンAが豊富なので、つまみにレバーを好む人は気をつけましょう。

レビュー

今回紹介するのは「Amanda」の「タラレバー燻製オイル漬け」です。

▼オシャレな缶詰なので意外と写真映えします。

▼オイル漬けですが材料はタラの肝と食塩のみ。

どういうことかというと、タラの肝臓には浮力を得るために水分やグリコーゲンではなく、たっぷりと脂肪が含まれています。

そこで、水揚げされたばかりのタラの肝を燻製し、その際に出る肝油をそのままオイル漬けに利用しているそうです。

▼フタを開けるとキレイな油に浸かったタラの肝が見えます。

『タラの肝を燻製にした際に出来た油』という説明を見た後に改めて確認すると、ものすごくキレイな油が取れることがわかります。

このキレイな油からは動物性とは思えないぐらいに臭みがなく、サラダ油と見間違えてもおかしくないですね(笑)。

実際に食べてみるとほのかな燻香はするものの、素材自体の臭みを消す程度にしか燻されておらず、魚特有の臭みはほぼありません

味はあん肝に近い雰囲気はありますが、比較するとコクと旨味はやや少なめになっており、ややオイリーですね。

▼輸入会社のオススメの食べ方は大根おろしとポン酢です。

洋風の商品のイメージがありますが、あん肝に近い味わいなので和風の料理にも良く合います

作る際にはしっかりと油を切ってから大根おろしを載せないとクドくなってしまうので気をつけてください

▼洋風の組み合わせではピクルスとタマネギがオススメでした。

ピクルス、オニオンスライスを添えて、粗挽きのブラックペッパーを振るだけです。

ピクルスの酸味とオニオンスライスの辛味が風味を良くしてくれるだけではなく、タラレバーの味をバランスよくまとめてくれます。

▼焼くのはオススメしない方法です。

こちらの商品を頼むとレシピが付いてくるのですが、フォアグラのソテーにしてステーキと一緒に食べると美味しいと書いてあったので試しましたが…

臭みが出る上に旨味は弱く、フォアグラとはまるっきり別物です(笑)。

▼カルヴァドスでフランベするも…イマイチ。

シュエ、バターでポワレ、テリーヌ状にするなど色々やりましたが全て美味しくなかったです。

なので、基本的にはオイルを切ってから、薬味で味を整えるぐらいに留めるのが良いですね

一方、タラレバーが浸かっているオイルに関しては加熱しても臭みは一切でないのでオイルパスタに使うと美味しく食べられます

しらすの燻製オイルパスタ(1人前)

材料

スパゲティ       80~100g
塩コショウ       適量
タラレバーの燻製オイル 1/2缶分(要調整)
ニンニク        1片
生姜          5g
唐辛子         1本
しらす         適量(釜揚げ・しらす干しどちらでもOK)

作り方

1.スパゲティを塩分1%濃度の熱湯で茹でる。
2.ニンニクと生姜はみじん切りにし、唐辛子はタネを取って輪切りにする。
3.タラレバーの燻製オイルとニンニク、生姜を弱火で炒める。
4.ニンニクと生姜がカリッとなったら唐辛子としらすを入れる。
5.温度を上げたらスパゲティの茹で汁を50~100cc入れて乳化させて、火を止める。
6.茹で上がったスパゲティと和えて、塩コショウで味を整えたら完成!

しらす干しはものによって塩気がえらく違うので、最後に味を整えるようにすると失敗しにくいです。

タラの肝油で作られたとは思えない見た目ですが、動物性の燻製オイルなのでオリーブオイルとは違う美味しさを楽しむことが出来ます

当然ながらオイルを入れ過ぎるとクドくなるので、仕上げにオイルの量を調整するのが良いでしょう。

タラレバーの燻製オイル漬け~トマトソースを添えて~

材料

オリーブオイル 大さじ1
生姜      10g
ニンニク    2片
ダイストマト缶 1缶(ホールでもOK)
ナツメグ    少々
オレガノ    少々
塩コショウ   適量
コンソメの素  小さじ1
砂糖      小さじ1

作り方

1.生姜とニンニクは細かいみじん切りにする。
2.オリーブオイルを敷いたフライパンに生姜とニンニクを入れる。
3.弱火で加熱し、香りが出たらトマト缶を入れる。

ホールの場合は丁寧に作るならミキサーにかけますが、手で潰す程度でも大丈夫です。

4.1/3ぐらいの水分量になるまで煮詰めたら完成!

タマネギを使わないことにより、タラの燻香を損ねないようにしていますが、入れても構いません(笑)。

トマトソースの酸味とやや多めのニンニクが入った旨味がタラレバーと良く合いますね

レバーの料理としては爽やかな味わいであり、食パンやバゲットに載せても美味しく食べられるメインを張れる副菜です

総評

タラのレバー加工品は現状、国内品ではあまり見かけず、輸入品に頼ることが多いです。

中でも「Amanda」の「タラレバー燻製オイル漬け」は値段に対して優れています。

おそらく現状で取り扱われている商品の中では1番安く、人気があると思います。

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