セールスポイント
・手軽にバター醤油風味のたれを味わうことが出来る。
・液垂れしにくいボトルケース。
・うまく料理と組み合わさった場合の味わいがとても良い。
正田醤油について
群馬県にある「正田醤油」は1873年に創業された老舗であり、現在では従業員数が400人以上いる会社です。
主に醤油や醤油の加工品などを作っており、様々な味わいを楽しめる「おちょぼ口」シリーズの正油が人気商品です。
又、タバスコを販売しているメーカーと直接取引をしているのでタバスコの味を活かした一風変わった調味料も取り扱っているのが特徴です。
おちょぼ口シリーズとは?
おちょぼ口については本記事と全く関係ない話になってしまうので省略しますが、液垂れがしにくい様に作られたボトルに醤油の加工品が入っている調味料です。
▼見た目がおちょぼ口…ですかね?(笑)
通常の醤油とは別物であり、「だし正油」「カレー風味の正油」「おさしみ正油」「うめ正油」「バタマヨ正油」が販売されています。
想像しにくい「カレー風味の正油」と「バタマヨ正油」だけ、どの様な商品かまとめました。
カレー風味の正油
公式のオススメの使い方
卵かけご飯、唐揚げ、炒飯、納豆、ポテサラ、野菜炒め
子供でも楽しめる様にスパイシーさを抑えた甘口でマイルドなカレー風味の醤油です。
ベースは醤油なので、幅広い食材やメニューに使うことが出来ます。
バタマヨ醤油
公式のオススメの使い方
焼飯、パスタ、焼うどん、じゃがいも、とうもろこし
炒めた海鮮や肉類の仕上げにひとかけするだけで味が決まるので、フライパン調理に適しています。
バターとマヨネーズ風味が食欲をそそり、BBQメニューにも相性抜群です。
レビュー
今回紹介するのは「正田醤油」の「バタマヨ正油」です。
▼デザインはこの様になっています。
▼キャップ部分です。
よく見ると注ぎ口にフタの様なものが付いており、キャップを開いた時にフタが同時に開くので、多少揺れてもソースが漏れることはありません。
使う時に丁度いい量が出てくる上に、注ぎ口があまり汚れないのが良いですね。
▼バタマヨ正油の中身です。
匂い自体は溶かしバターを加えた醤油(以下、バター醤油)とほぼ一緒ですが、バターを粉末状にしてから加えているので、醤油の味わいは新鮮でありながらもバターの風味がふんわりと香ります。
「バタマヨ正油」の『マヨネーズの』部分は強烈ではないですが、バター醤油には無いほのかな酸味が加わるので、コッテリしているだけではないのが特徴ですね。
トロリとしているので素材との絡みも良く、調味料として非常に優秀です。
ただし、素材によっては風味が強すぎて台無しになるものもあり、揚げ物には少々油分がキツイというデメリットもあります。
▼その分、味付けがハマった時はかなり美味しい。
これはただのチキンソテーですが、軽く塩コショウをした鶏肉を焼き、仕上げに「バタマヨ正油」を掛けただけです。
マヨネーズのほのかな酸味と醤油とバターのコクが見事に合い、バター醤油で味付けしたものとはかなり違います。
今まで試した料理の共通点を考えると料理自体の油を減らしてから仕上げると「バタマヨ正油」と合う様に感じました。
▼焼いただけの長芋が化けます。
長芋に片栗粉を薄く付け、サラダ油を敷いてから焼き、「バタマヨ正油」を掛けました。
これだけシンプルな構成ですが、長芋のシャキッとした歯ごたえが楽しめ、素朴な味わいが急にコクが増えて豊かな風味になります。
コショウや七味などを好みでかけて食べると味わいの変化を楽しめるオススメの料理方法の1つです。
▼ピーマンの挽き肉詰めにかけました。
味ポンや柚子胡椒、辛子醤油など様々な食べ方がありますが、こちらにも使えます。
野菜との相性は良いものが多いですね。
▼コッテリ系焼きトウモロコシもオススメ。
お祭りで食べることが多い焼きトウモロコシも「バタマヨ正油」を使うと贅沢な味になります。
茹でたとうもろこしにハケや手などを使って薄く延ばしながらまんべんなく塗ってから、ガスバーナーで焼いてあります。
ガスバーナーで炙ると風味が強くなり、素材との一体感が出てきますが、単純に掛けただけでも美味しく食べられます。
家庭では冷凍コーンや缶詰などを炒めて、仕上げに温度を上げてからかけると楽ですね。
総評
万能とは言えませんが、味が上手くまとまったときは値段以上の高評価になります。
薄味やサッパリとした好む人よりも、コッテリ系の味わいが好きな人の方が受けるでしょう。
公式でもBBQにオススメと書いてありますが、その通りであり、網焼きや直火との相性が良いので、管理人もBBQの際に使ってみたいと考えています。