セールスポイント
・岩手県の名物である一升漬(三升漬)。
・青唐辛子と麹、醤油を漬け込んだピリ辛調味料。
・使い勝手がよく、様々な料理に使うことが出来る。
麹屋 もとみやについて
岩手県八幡平市にある100年近い歴史を持つ「麹屋もとみや」は麹と味噌の加工食品を行っているメーカーです。
甘酒や麹、味噌などの定番食品だけではなく、麹を活かしたタレや調味料、スイーツなども購入することが出来ます。
「麹屋もとみや」は東北地方にあることもあり、気温が低いので発酵するのに時間がかかります。
それ故に、味噌作りを行う際に2年という月日が必要となりますが、結果的に旨味が豊富でまろやかな味噌を作ることできるそうです。
麹屋の一升漬けについて
岩手県の名物である一升漬(三升漬、青南蛮とも)は青唐辛子と麹、醤油などを漬けこみ、人や店によっては何年も継ぎ足しながら作られています。
青唐辛子がたっぷりと使われているので当然ながら辛い商品ですが、岩手県では一升漬を焼き、醤油をつけて食べるほど辛いものを好んで食べるそうです。
そんなオーソドックスな一升漬けが「ピリッと辛い大人のしょうゆ麹」です。
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【実食レシピ】美味しい激辛調味料「辛MAX漬/ハコショウ」
・岩手の名物一升漬を激辛にした商品。
・激辛なだけではなく、旨味もたっぷり。
・色々な料理に使うことが出来る。続きを見る
当サイトでは更に一升漬けに赤唐辛子と大根を加えた「辛MAX漬」という商品も紹介しており、こちらの商品を購入するきっかけになったものなのですが、辛党にはこちらがオススメです。
レビュー
今回紹介するのは「麹屋もとみや」の「麹屋の一升漬け」です。
パッケージがリニューアルされ、商品名が「ピリッと辛い大人のしょうゆ麹」になりました。
▼パッケージです。
▼中身です。
見た目は長期熟成させた赤みその様ですが、味噌と同様に使ったらすごく辛いので気をつけてください(笑)。
ですが、辛さだけが目立つのではなく、麹のほのかな甘味や長期熟成させた旨味をしっかりと感じることが出来、ご飯に少量載せるだけでも十分に美味しく食べることが出来ます。
日本の麹を使った調味料は単純に塩辛いだけではなく、香りの良さと奥深い旨味が楽しめるのが良いところですね。
先述した「辛MAX漬」と同じ使い方になってしまうので細かい使い方は省略しますが、オススメの使い方は豚汁やラーメン、豆腐、納豆などです。
一升漬けとマヨネーズの焼きおにぎり
ごま油を塗ったおにぎりをオーブントースターかフライパンで軽く焼き、マヨネーズと一升漬を同量混ぜたものを片面に塗り、再度焼いたら完成です。
公式ではマヨネーズと一升漬を混ぜて使う方法をオススメしており、辛すぎる時にはこの手法を利用すると良いでしょう。
マヨネーズの酸味と油分が加わることで、コクのある味わいになり、シンプルにご飯に載せる食べ方とは違った美味しさを楽しむことが出来ます。
東北焼き味噌漬け
材料
ごま油 小さじ2
ニンニク 4片
ニンニクの芽 2,3本
一升漬 大さじ1
赤味噌 大さじ2
本みりん 大さじ2
砂糖 少々
作り方
1.ニンニクは粗みじん、ニンニクの芽は2,3cmに。
2.ごま油で軽くニンニクとニンニクの芽を炒める。
3.具材を取り出し、調味料を全て合わせて炒める。
4.水分が減ったら、具材を戻して完成!
秋田味噌、青森のニンニク、岩手の一升漬と東北の材料でまとめた料理です。
味付けがかなり濃いのでこちらもご飯や豆腐などに載せて使うことをオススメします。
ですが、一番良いのはやはり酒のあてですね(笑)。
ニンニクがたっぷりと入っているので、料理にも使える便利な常備菜です。
総評
オーソドックスな一升漬けだと思いますが、通販でも人気の品だけはあり、旨味と辛味のバランスが優れていました。
辛い食べ物が苦手な人は絶対に辞めた方が良いですが、中辛ぐらいが好きな人なら十分に楽しめる範疇だと思います。
かんずりや柚子胡椒、七味などの定番薬味に飽きてきたら本製品を頼んでみるのも一興です。