セールスポイント
・岡山の名産品である黄ニラがたっぷりと入った出汁入り醤油。
・鯛、昆布、椎茸エキスが入っており、独特のコクを楽しめる。
・卵かけご飯には勿論、様々な料理に使うことが出来る。
とら醤油について
醤油醸造一筋150年以上である「とら醤油」は岡山県では特に愛されている醤油メーカーの1つであり、皇室への献上品として選ばれたことがあるほどの腕前があります。
岡山県の三大河川である高梁川の下流に構えており、豊富な水源がある上に飲料水としても使われている程に高品質なので醤油造りに適している場所です。
又、岡山の備中平野では高品質な大豆と小麦が取れる上に、瀬戸内海から取れる塩を利用できたので、いずれの醤油も高評価を得ています。
生産量全国一の岡山県産黄ニラ
岡山県の名産品というときびだんごから始まり、ままかり・サワラ・モモ・ブドウ、日本酒などが出てくると思いますが、黄ニラも国内生産量№1になっており、ここ数年岡山県では黄ニラをプッシュする様になりました。
黄ニラ自体を知らない人も多くいると思うので説明しておきますと、光を遮断して栽培することにより、葉緑素の発生を抑えて黄色いニラになり、青い通常のニラよりも柔らかく、ほんのりと甘みがあるのが特徴です。
一般的にあまり見かけないのには理由があり、通常の青ニラと違い、手間暇がかかるので高級素材な上に、知名度がやや低いのが原因でしょう。
外食で黄ニラを見かける機会があるとしたら中華料理の春巻きや炒め物ぐらいだと思います。
黄ニラのエキスを抽出した特製だし醤油
高級素材である黄ニラを「とら醤油」の独自の技術でエキスを抽出し、鯛や昆布、椎茸などの素材と合わせて作られたのが「黄ニラだし醤油」です。
万能な使い方出来るように開発されており、黄ニラ独特の風味と甘い味がするにも関わらず、様々な料理に合う不思議な醤油になっています。
ボトルには黄ニラもたっぷりと入っており、黄ニラ自体の味も楽しめます。
レビュー
今回紹介するのは「とら醤油」の「黄ニラだし醤油」です。
▼デザインはこのようになっています。
▼中にはたっぷりと黄ニラが入っています。
基本的に出汁入り醤油は醤油に強い出汁を加え、ほんのりと甘みを加えるものであり、この「黄ニラだし醤油」も例外ではありません。
それでも紹介するに値するのは黄ニラの旨味と香り、そして鯛を組み合わせたところですね。
▼濃口醤油の半分ぐらいの色合いです。
黄ニラの旨味と独特な香りだけだとしつこい味になりそうなところ、鯛の旨味を加えることで不思議とバランスがまとまっています。
椎茸と昆布の味はそこまで強くなく、自己主張の強い黄ニラと鯛エキスのまとめ役といった印象ですね。
唯一の具材である黄ニラはかなり柔らかくなっており、舌触りや歯ごたえが気になることはないので、通常の醤油としても使えますね。
▼王道の卵かけご飯がオススメ。
多くのだし醤油が販売されていますが、黄ニラと鯛の旨味が卵かけご飯によく合います。
万能な醤油ではあるものの、黄ニラと鯛なので相手にはサッパリしているものよりもコクがある食べ物の方が合う傾向にあります。
人気がある牡蠣醤油もそうですが、旨味が強い反面、やや香りが強めなので、薬味を少し足してみるとバランスが更に良くなります。
▼冷凍の鰹のたたきをグレードアップ。
昨今では年がら年中カツオを楽しめる様になりましたが、スーパーなどで販売されているものは藁焼きではない上に解凍ものが多いので香りと味は劣ります。
しかし、「黄ニラだし醤油」をかけるとその物足りなさを無くし、途端にワンランク上のお刺身に早変わりします。
鯛の旨味と黄ニラの香りが上手にマッチしており、ご飯にも酒にも良く合います。
付属のタレやポン酢、塩で食べるのに飽きたら試してみてください。
▼ナスの挽肉詰めにかけるとビールが必須(笑)。
たっぷりと肉汁を吸ったナスというだけでも美味しいのですが、更に旨味を加えることで暴力的な濃厚さを楽しむことが出来ます。
当然ご飯も美味しく食べられますが、ビールや焼酎などと一緒に味わうと一日の疲れも癒やされます(笑)。
美味しく作るコツは挽肉に入れる香辛料や味噌を少なめにし、醤油自体の味わいと香りを活かす様にすることですね。
総評
管理人は色々なだし醤油を試していますが、この商品はかなりオススメ出来ます。
Amazonならばあわせ買い限定になりますが、安く購入出来ますし(2019/05/12時点)、手作りするのも他の商品で代用出来るものはありません。
岡山県ではうどんに絡めて食べる方法を飲食店が出していることもあり、その食べ方を地元でも味わいたい為に購入している人もいるそうです。
非常に旨味のバランスが優れており、特に手間をかけずに美味しいものを食べられるこの調味料は一人暮らしの男性は勿論、一般家庭でも余すことはあまりないでしょう。