セールスポイント
・非常に濃厚な抹茶味を楽しめる。
・抹茶味に対してホワイトチョコレートも厚め。
・サクサクとしたラングドシャは香りが良い。
吟匠庵について
1910年、京都府京都市に創業した「タマヤ」は梱包資材とパッケージの専門店であり、食品業におけるパッケージをオリジナルデザインにて製造しているメーカーですが、食品自体の販売も行っています。
「タマヤ」では緑茶とそばを中心に取り扱っており、後述する抹茶に力を入れている「GREEN CAFE STYLE茶乃逢(さのあ)」のスイーツは非常に人気となっています。
その「茶乃逢」のメニューを近年、楽天で販売する様になり、店舗名を「吟匠庵(ぎんしょうあん)」としました。
GREEN CAFE STYLE 茶乃逢とは
京都府京都市の十条駅から徒歩五分の距離にある「茶乃逢」は『茶を食す』をコンセプトにお茶文化を現代のニーズに合わせて提供しているカフェです。
「タマヤ」の創業から100年経った時に、新事業として緑茶需要を拡大する為に設立され、単純な飲食店だけではなく、ギフトやプレゼントなども買えるショップとなっています。
濃い抹茶 ラングドシャ「ことの葉音」
京都府産宇治抹茶をたっぷりと使ったラングドシャでホワイトチョコレートをサンドした抹茶スイーツです。
単純な抹茶クッキー菓子にならない様に、抹茶が持つ旨味と風味を堪能できる様に抹茶の色がハッキリと出るほど使われているのが特徴です。
レビュー
今回紹介するのは「吟匠庵」の「ことの葉音 8枚入り」です。
夏季はクール便なので受取日時には気をつけてください。
▼パッケージ。
デザインは茶筅(ちゃせん)や茶杓(ちゃしゃく)、茶釜などの茶道に用いられる道具を中心に描かれています。
▼中身は個別包装。
▼盛り付け。
封を切った時点では抹茶の匂いよりもホワイトチョコレートの方が感じるぐらいであり、見た目も突飛つしたものがある訳ではありません。
しかし、サクサクとしたラングドシャ生地の歯応えを楽しんでいると即座に点てたてのお抹茶の如く、口の中で爆発する様に強い抹茶の味が広がります。
中のホワイトチョコレートは冷蔵庫から出してすぐに食べるとパキッとしており、サクサクとしたクッキーとの対比が面白いですね。
▼ホワイトチョコレートがたっぷり。
逆に(というよりは基本は常温保存)、少し常温に戻すことでチョコレートの口溶けが良くなり、チョコレートと抹茶が混ざり合い、より抹茶の強い香りを堪能できる様になります。
チョコレートはやや甘めに感じるほどに厚みがあり、ラングドシャよりも大きめのチョコが挟まれているのが〇〇サンド系では珍しいですね。
ですが、抹茶の味が主張しすぎるぐらいに「ことの葉音」のラングドシャには贅沢に抹茶を使われている為、この立派なホワイトチョコレートがあることでバランスが整っている印象です。
総評
似たような商品では「京都 北山マールブランジュ」の製品がありますが、こちらの方が甘味が控えめでチョコレートもかなり少なめになっているのでスッキリしています。
一方、「吟匠庵」の「ことの葉音」は兎に角、抹茶の自己主張が激しく、濃厚さで勝負しています。
個人的にはどちらも好きですが、ここまで鮮烈な抹茶の風味がする焼き菓子は類を見ないので、抹茶好きには一度試してもらいたい洋菓子でした。
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