セールスポイント
・1食分で必要な栄養素を摂取出来る。
・15種類の豊富な具材と贅沢な出汁を使用。
・化学調味料、保存料、添加物は一切使っていない。
MISOVATIONの特徴
心身ともに健康になれる食事を考えた結果、産まれたのが具沢山の冷凍味噌汁「MISOVATION」であり、美味しい味噌汁で予防医療に役立てる様に作られています。
調理後には1食あたり約400gとボリューム満点ですが、カロリーは約250kcalと控えめなので置き換えダイエットにも使えます。
具沢山の豚肉と野菜などが15種類入っており、煮干し・本枯節(高級な鰹節、荒節を発酵させたもの)・昆布を使った合わせ出汁が素材の美味しさを引き出しています。
定期的に食べても飽きずに食べ続けられる工夫として、使用している味噌は毎月変更されており、常に新鮮な気持ちで楽しむことが出来ます。
グルメの扉の管理栄養士の意見
グラフの画像は公式HPからお借りしています。
熱量(カロリー)となる脂質、炭水化物は重要な栄養素ですが、脂質は外食をしていれば大抵は過剰摂取になるぐらいなので気にしないで問題ありません。
炭水化物に関してはご飯を一膳つければ程よいカロリー(600~650kcal)になるので、パックご飯や冷凍ご飯だけは用意しておくのが良いでしょう。
少しカロリーを抑えたい時はコンビニやスーパーなどで売っているおにぎり1個(軽めのご飯一膳)にすればダイエットに丁度いいカロリー(500kcal程度)になります。
レビュー
今回紹介するのは「ギフト 単品MISOVATION 4食セット」です。
10月末に購入した時は「足立醸造」の「黒大豆みそ」を使用したものでした。
▼ギフト用の外箱。
定期便を購入する方が安いのですが、『最初から定期便を頼むのはちょっと…』という人もいると思うので、その様な人は今回紹介したギフトセットなら手軽に試せます。
といっても、定期便は1回きりでもキャンセル出来るので、そこまで手間がかかる訳ではありません。
▼中身。
▼パッケージの表側。
一見そのまま加熱出来そうなパッケージですが、直接加熱(湯煎・電子レンジ不可)することは出来ないので気をつけてください。
▼パッケージの裏側。
ポイント
全ての情報がこの裏面に記載されており、日本地図についている黒星マークは使用している味噌の産地です。
市販品のカップ味噌汁やインスタント味噌汁などとの大きな違いは完全無添加であり、先述した様に高級な出汁を使っていることが原材料からわかります。
調理方法
袋をもみほぐし、具材を電子レンジ対応の食器に入れ、水を150cc加えます。
6分前後(使用機種により要調整)加熱したらかき混ぜて食べるだけです。
全体量が400gとボリューミィなので、やや大きめの器を使用してください。
▼完成品。
各素材ごとに適切な下処理(下茹で&油通しなど)が行われているので、アクやクセなどは少なく、程よい食感が残っています。
忙しい人が普段料理をしにくい高栄養価の野菜を中心に使っているのが「MISOVATION」のメリットの1つであり、カボチャや小松菜、ゴボウ、大根などは一人暮らしでは中々食べない人も多いのではないでしょうか?
1食に食物繊維が約6g入っているので、現代人に不足しがちな食物繊維も摂取することもできますね。
▼パリジャンキャロット。
ミニトマトぐらいのサイズの人参であり、皮付きなので風味が高く、サクリとした食感が楽しめます。
▼カボチャ。
ポイント
丁寧な調理と冷凍を行っているので、この手のスープ系では中々見ない、ゴロッとしたカボチャがキレイな形を保っています。
ギリギリの火加減で調理をしている為、口の中ではとろける様な舌触りをしています。
▼豚肉。
ポイント
この手の製品では珍しく、豚肉は蒸し豚にすることで肉らしいムチッとした歯ごたえを残しており、冷凍からの再加熱を考慮した作り方をしていますね。
豚肉は先程記載した冷凍状態の写真同様に、加熱後もまとまっているので、ほぐしてから食べてください。
▼揚げ茄子。
ポイント
やや可愛目なサイズですが、豚汁なので茄子は油が染み込みすぎない様に高温の油でサッと揚げている程度になっています。
なので、豚汁の味わいと喧嘩することもなく、見た目もキレイなまま仕上がっていますね。
全ての具材を紹介すると10種類以上になっていしまうので、他の野菜は割愛しますが、いずれも身近なインスタントにはない丁寧な処理が行われており、そこらで売っている水煮よりも味は圧倒的に上ですね。
▼ご飯が進む味噌汁の味。
出汁は煮干しベースとなっていますが、本枯節の味わいもしっかりと感じられ、関東・関西・東北などの日本全国民でも親しみが持てる味でしょう。
具材が豊富に入っているので、それに伴い、味は少々濃いめになっているのでご飯が進みます。
今回使用している味噌は「黒大豆味噌」ですが、他のメーカーの黒豆味噌と同様に独特の旨味を持っており、麦味噌と豆味噌をブレンドした様な風味がしますね。
隠し味に使用している甘酒がまろやかな味わいを作り出し、全ての具材と見事に調和させています。
アレンジ:ピリ辛豆乳味噌汁
水の代わりに牛乳や豆乳を加えて加熱するだけで、一風変わった味わいにアレンジすることが可能となっています。
今回は豆乳を使い、仕上げに柚子七味を加えることで、豆乳鍋の様な味わいを作ってみました。
豆乳を使うとほのかなトロミが出てくるので、シチューの様な舌触りになり、より身体が温まるメニューとなります。
総評
値段に関してはやや強気ですが、使っている材料は贅沢であり、多くの具材が入っているので高すぎるとまでは行きませんね。
というのは、主菜と副菜、スープを全てコンビニやスーパーなどで購入した場合と同じぐらいだからです。
朝に食事を摂らない社会人が増えていますが、日本人の食事において朝食の味噌汁は仕事終わりの一杯に匹敵する美味しさなので、是非味わって欲しい贅沢な味噌汁でした。