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【実飲】高級和紅茶「SASHIMA CRAFT TEA」【長野園】

サシマクラフトティー、ホット、喫茶

セールスポイント

・丁寧な作業で作られた高級和紅茶。
・緑茶と紅茶の良さが合わさった風味と旨味。
・プレミアムティーコンテストにて受賞。

長野園について

茨城県猿島郡にある「長野園」は銘茶である「さしま茶」を栽培している茶園であり、定番の煎茶やほうじ茶だけではなく、和紅茶やハーブティなども取り扱っているのが特徴です。

近年では本店を移転した際に「Cafe&Shop chabaco」の運営を始め、爽やかかつ、開放感のある空間で、食事やお茶、スイーツ、買い物などを楽しむことが出来ます。

オンラインストア「chabaco timeless」では「長野園」で扱っている商品を取り寄せることが出来、その上、様々なお茶の楽しみ方を知れるので、読み物としてサイトへ訪れるのもオススメです。

長野園      https://www.naganoen.com/
Chabaco timeless https://chabaco.com/

SASHIMA CRAFT TEAについて

茶葉の持つポテンシャルを最大限に引き出す為に、インド・スリランカのオーソドックな製法だけではなく、中国と台湾の技術も加えた独自の手法でオリジナルの紅茶を製造しています。

こちらのラインナップは全て国産の緑茶を発酵させて作った和紅茶となっており、最近主流の機械製造では無く、人間の感性や勘を働かせ、オーソドックでありながらも新しいスタイルを追求しています。

2019年以降では「ジャパン・ティーフェスティバル」の和紅茶専門「プレミアムティーコンテスト」にて多くの「SASHIMA CRAFT TEA」が入賞しています。

レビュー

今回紹介するのは「SASHIMA CRAFT TEA K1」であり、サンプルとして頂きました。

▼パッケージ。

SASHIMA、CRAFT、TEA、猿島紅茶、k1、パッケージ、長野園

シンプルなデザインですが、最低限の情報は読み取ることが出来る様になっており、品種は香駿(こうしゅん)、摘んだ時期は初摘み(ファーストフラッシュ)、茶葉の大きさがやや小さめの茶葉(フラワリー・オレンジペコ)となっています。

香駿の知名度はそれほど高いものではないと思いますが、以前飲んだ煎茶のイメージでは苦味が少なく、日本茶とは思えない甘みとほのかな旨味が上品であり、中国茶を想像させる味わいでした。

▼裏面。

サシマクラフトティー、裏面

商品の説明とオススメの淹れ方が記載されているので、ここさえ読めば失敗せずにお茶を楽しむことが出来ます。

管理人が上記のことを踏まえて、若干アレンジした淹れ方を後ほど紹介します。

▼左が淹れる前の茶葉、右が抽出した後の茶葉。

猿島紅茶はキレイな茶葉

紅茶の華やかな花や果物に似ている香りは発酵する段階でうまれ、高温での乾燥や過発酵では上品な香りや味わいは作られません。

写真の右側に注目すると破損されていない綺麗な見た目から、丁寧に作業されたことがわかります。

崩れていない茶葉の多くは抽出時間が掛かる弱点がありますが、代わりに苦味やアクが出にくく、熱湯を再度注ぐことで数回、楽しむことが出来るメリットもあります

こちらの「SASHIMA CRAFT TEA K1」は個人的に実験した結果、二番茶までは十分に楽しめ、二杯目も一杯目同様に5分ぐらいかければ美味しかったです。

▼市販品の紅茶との比較。

CTC製法、Crush,Tear and curl、市販品の紅茶が不味くなった理由

近年、主流なのはCTC製法(Crush,Tear and curl)といい、上記の写真の様に粗い粉状に機械で加工にする為、クラシックな方法とは大きく異なり、やや大味になりがちです。

ですが、製造コストに優れ、品質の安定性が良く、味が短時間かつ少量で抽出されやすいなどのメリットが多数あるので、紅茶総生産量の2/3がこちらの製法で作られています。

紅茶だけではなく、お茶を楽しむ際に苦味やアクなどが気になる人は茶葉の形状にも注目してみてください。

SASHIMA CRAFT TEA K1の淹れ方

1.1人前2.5gの茶葉と熱湯175mlを用意。
2.ポットに熱湯を淹れて、温める。
3.ポットの湯を捨てる。
4.茶葉を入れて、熱湯を注ぐ。
5.5分したら完成。

SASHIMA CRAFT TEA K1 ホット

サシマクラフトティー、ホット、喫茶

ほんのりとフルーティーな香りが楽しめ、中国茶をわずかに彷彿させるシナモンの様な淡い風味が感じられます。

最初に甘みと旨味が感じられ、元である香駿らしい味わいが和紅茶になっても残っていますね。

ですが、発酵させていることにより、わずかに酸味と苦味が後味に加わり、最初の優しい甘さとの対比が玄妙です。

ライチやマスカット、梨などの香りが強すぎない果物と組み合わせるのが個人的にお気に入りでした。

SASHIMA CRAFT TEA K1 水出し

サシマクラフトティー、アイス、スイートポテト

ホットと同じ分量の茶葉と冷水を用意し、2~3時間かけて水出しにすることでやや苦味を抑えた冷茶を作ることが出来ます。

この茶葉の特性を活かす為に、今回はスイートポテトを選びましたが、サツマイモの味を際立て、後味に残るサツマイモの雑味とバターの油分を本製品がスッキリと流してくれます。

逆に、生クリームを大量に使ったデザートや香りが強い料理とはあまり相性が良いとは言えないでしょう。

香駿蝦仁(シィアンジュンシャーレン)

龍井蝦仁、ロンジンシャーレン、長野園、和紅茶

材料1人分

海老      100g

A(衣液)
卵白     1個
塩      少々
酒      小さじ1
小麦粉    小さじ2

B(ソース)
使用した茶葉 1人分
水      50cc
塩      ひとつまみ
酒      小さじ1

作り方

1.Aの卵白を軽く泡立て、Aの残りの材料を合わせる。
2.下処理した海老をAに潜らせる。
3.160℃の油で 揚げる。
4.Bの材料を全て合わせて、数分煮出す。
5.海老が揚がったら、油を切る。
6.海老にソースを掛けたらすぐに食べる。

中国杭州の名物料理である龍井蝦仁(ロンジンシャーレン)をベースに作った料理です。

良質かつ形が崩れていない茶葉でないと作れない料理であり、「SASHIMA CRAFT TEA K1」を飲んだ瞬間に龍井茶の雰囲気を彷彿させられたので試してみましたが、大正解でした。

フルーティーな香りとお茶の苦味が海老の臭みを消し、海老の旨味を引き出してくれるので、飲んだ後の茶葉も無駄にせず、高級茶の美味しさを余すこと無く堪能してみてください。

総評

茶師の技術や育成地、様々な品種があるので一概に言えませんが、和紅茶は他国の茶葉よりも糖分が多い緑茶を材料にする為に、発酵させた後にも甘さを感じるものが多い印象です。

管理人はコーヒーでは豆から挽き、緑茶・紅茶は共に急須やティーポットを使うこだわり派ですが、こちらの茶葉は値段以上に価値がある茶葉と感じました。

今回は「SASHIMA CRAFT TEA」を紹介しましたが、長年親しまれているさしま茶も同時に購入出来る店舗なので、緑茶と紅茶を両方楽しみたい人は是非、注文してみてください。

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