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【プロオススメ】イギリス燻製塩「スモークシーソルト/マルドン」

ローストビーフにマルドンの塩、盛り付け

セールスポイント

・日本人好みの海塩をオークで燻製してある。
・マルドンの塩は英国王室御用達となっている。
・燻製はされているが和食や中華でも使える。

Maldon(マルドン)について

正式名称は「マルドンクリスタルシーソルトカンパニー」であり、イングランド東部のエセックス地方で、200年以上にわたり塩の生産を行ってきたメーカーです。

産業化が進み、伝統的な平釜で塩作りをしているメーカーはエセックス地方において「マルドン」のみになっています。

「マルドン」の「シーソルト」は海水塩が原料であるものの、イギリスは小雨がよく降る湿気の多い土地柄、昔の日本(今でも同じ手法で作っている所はあります)と同じ様に釜を使って海水の水分を蒸発させて作ります。

2012年には「英国王室御用達」の認定証である「ロイヤルワラント」受けている塩になり、これを機会に有名な商品となりました。

割とどうでもいい知識

マルドンで検索すると関連する検索キーワードとしてキムタクというワードが出てきますが、これは以前放映された「ビストロスマップ」にてキムタクが番組内で紹介したものらしいですね。

マルドンの塩の美味しさは形にアリ

塩、窓
【コラム】もう騙されない!美味しい塩と安全な塩とは何か知ろう

・日本国内では3,000種類以上の塩が販売されているので、どの塩を選べばいいのかわかりません。そこで、今回は塩の基礎的な情報やパッケージから性質を読み取る方法などを紹介します。

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日本は世界で1番塩が販売されている国であり、3,000種類以上の塩が店頭に並んでいます。

これさえ読めば塩についてほぼ知ることが出来る記事を以前に書いたのですが、塩の味に大事なポイントは形状と塩分以外のにがり成分(マグネシウムやカルシウムなど)です。

マルドンの塩はピラミッド状と言われていますが、これは日本で言うフレーク塩に該当するものでしょう。

食用塩公正取引協議会より画像を引用

フレーク塩は薄っぺらい形状であり、隙間ができやすい構造なので塩分が溶けやすいう上に塩の周りを覆うにがり成分が隙間に多く入るので、日本人好みの塩っぱいだけではなく、甘味を感じる味になります

スモークシーソルトについて

「マルドン」のラインナップではオーソドックスな「シーソルト」、「シーソルト」をイングリッシュオークで燻製した「スモークシーソルト」の2つがあります。

イングリッシュオークはイギリスに沢山生えているオーク(樫の木)のことであり、定番の燻製材料だそうです。

管理人は燻製料理もそこそこ作りますが、オークは一般的な材料であり、強い薫香がするので匂いの強い牛肉やラム肉などの赤身肉、スモークサーモン、チェダーチーズなどに使われる傾向にあります。

塩や油脂類には比較的香りが移りやすい性質があるので、簡易的に燻製気分を楽しめるというのがコンセプトの様ですね

レビュー

今回紹介するのは「マルドン」の「スモークシーソルト」です。

▼パッケージはシンプルですが格好良いですね。

立体塩の決定版か、マルドン、シーソルト、スモーク

▼中身の塩です。

マルドン、スモークシーソルト、見た目、中身、盛り付け

ピラミッド型の塩(フレーク塩)は薄っぺらな形状に加えて隙間が多い構造なので口の中で塩味とほのかな甘味がすぐに広まり、日本人が想像しやすい旨い塩です

1つ1つの形が大きめであり、噛むとジャキジャキとした食感が楽しいですね

ただし、汁物やソースに入れるとただの塩と化す可能性があるので、料理に使う場合は塩が溶けにくいオーブン料理がこの塩の性質を活かせると思います。

肝心の燻製の香りですが、「スモークシーソルト」自体の燻香はしっかりと感じられますが、食べてみると風味はかなり弱めと感じます

なので、使用する料理には最低限の香り付けにすることで本製品の特徴を活かるので、下味の塩コショウを少なめにする・使用する香辛料をシンプルにするなどの工夫が必要です。

使用一例

ローストビーフにマルドンの塩、盛り付け

先述した様にオススメの使い方は付け塩なので、ローストビーフを最初に挙げておきます。

オークで燻製する材料としても赤身肉は相性が良く、コショウが無くとも多少は肉の臭みを抑えられ、塩のジャキジャキとした食感も楽しめます。

揚げたチキンに振りかけるだけでうまい、マルドン

フライドチキンの場合は下味を薄めの塩コショウをし、カラッと揚げたら仕上げに「スモークシーソルト」をふりかけます。

同様の手法で薄めに味付けした鶏肉の表面に「スモークシーソルト」を掛けてからグリルやオーブンなどでカリッと焼くと塩の形状が残ったまま程よく味が広がってくれます。

白身魚のポワレ、スモークシーソルトのせ

ムニエルだと脂と小麦粉の香りが主張しやすいので、ポワレにした方がこの塩の特性を活かしやすいですね。

柔らかいパンにサンドイッチするとジャキジャキとした食感を楽しめるちょっと変わったフィッシュサンドを楽しめます。

総評

日本人に好まれる塩としては海塩のにがりをほどほどに残したものですが、こちらも同様の作り方の為似たような味わいを楽しめます。

酒のあてにすることも出来る本製品ですが、燻香は弱めの部類なので塩自体が味わいやすい料理でないと真価を発揮できません。

封を切ると香りが塩についた香りはどんどん抜けていくので、香りを楽しみたい場合は早めに食べたほうが良いでしょう。

逆に言えば時間が経てば通常のマルドンのシーソルトと同じ感覚で使うことが出来るとも言えるので、デメリットだけではない…かもしれません(笑)。

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