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【実食レシピ】とっても濃い豆腐や豆腐丼など【佐嘉平川屋】

佐嘉平川屋の豆腐どんを盛り付け、おとりよせ

セールスポイント

・温泉湯豆腐で有名な佐嘉平川屋のラインナップ。
・少し変わった豆腐を試すことが出来る。
・豆乳の割合が多めの為、コクと甘味がある。

佐嘉平川屋について

1950年に佐賀県の嬉野市に創業された「佐嘉平川屋」は豆腐の製造業を行っている老舗メーカーです。

観光地として非常に人気がある嬉野温泉に店を構えており、買い物だけではなく、くつろいで食事が出来る和の空間が非常に人気となっています。

温泉湯豆腐、佐嘉平川屋、調理、盛り付け
【実食】甘く、とろける「温泉湯豆腐」【佐嘉平川屋】

・通常の湯豆腐と違い、とろける様な食感がある。
・温泉湯豆腐専用の豆腐と調理水を独自に開発している。
・味ポンと胡麻ダレの2種類のタレがある。

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今回紹介する製品は「濃い豆腐」「豆腐どん」「濃厚胡麻豆腐」「濃厚落花生豆腐」の4種であり、有名な「温泉湯豆腐」に関しては別の記事に記載しています。

覚えておくと便利な豆の知識

法律上では大豆固形分が8%以上のものが「豆乳(無調整豆乳)」と名乗ることが出来、6%以上8%以下のものを「調整豆乳」、調整豆乳に味付けしたものを「豆乳飲料」としています。

豆腐に使用される豆乳にも適した濃度(コストや製造のしやすさなど)があり、平均値になりますが大豆固形分(豆乳に含まれる大豆の成分量)は木綿豆腐が8~11%、絹ごし豆腐が12~13%となっています。

一見、これだけの情報だと絹ごし豆腐の方が濃いと思う人もいるかも知れませんが、木綿豆腐の場合は水を抜く作業がある為、結果的に木綿豆腐の方が大豆の成分は濃縮されています。

レビュー

今回紹介するのは「佐嘉平川屋」の「濃い豆腐」「豆腐どん」「濃厚胡麻豆腐」「濃厚落花生豆腐」の4種です。

濃い豆腐

佐賀平川屋のとっても濃い豆腐、パッケージ

ポイント

先述した豆乳に含まれる大豆固形分と比べると、約2倍にもなる17%の高濃度豆乳で作っています。

濃厚な豆乳で作った豆腐は固まり辛いので柔らかく仕上り、旨味は倍になっています。

▼見た目は普通だが…。
佐嘉平川屋の濃い豆腐は豆乳の量が多いため軟らかい

切ってみると確かに柔らかく、気をつけて作業すればそこまで形は崩れませんが、料理には不向きですね。

しかし、匙を入れればスッと取れるほどの柔らかさは口当たりが良く、安い充填豆腐と比べると豆乳の甘さとコクが段違いですね。

公式ではチーズの様な風味とコクと表現されており、乳製品と思う様なミルキーさを堪能するには最初の一口はそのまま食べ、二口目は塩だけで味わうことを推奨します。

濃口醤油やポン酢を使うには少々勿体ないので、薄口醤油や煎り酒などのアッサリとした調味料をベースにしたタレを作るのがベストかもしれません。

豆腐どん

佐嘉平川屋の名物、豆腐どんパッケージ

実店舗で人気の「豆腐どん」と同じものであり、アッサリとした味わいは夏メニューとして重宝されています。

▼中身。
豆腐丼のセット内容

タレも付いているので手軽に料理出来るのが魅力となっており、鰹節や葱、生姜、紫蘇などの身近な食材を足すだけで立派な食事となります。

▼1パックで2食分。
佐嘉平川屋の豆腐どんを盛り付け、おとりよせ

ざっくりと豆腐を粗めにほぐし、薬味とタレをかけるだけなので市販品の豆腐でも出来ますが、専用の豆腐を使うことでグレードアップします。

一般的なソフト豆腐と比べると濃厚かつトロリとした仕上りになっている為、ご飯との絡みが良く、豆乳の味が濃いので立派なおかずになってくれますね。

タレはほんのりと甘味のあるタレですが、塩気がマイルドで多めに用意されているので、牛丼や親子丼の様にサラリと食べられます。

男性や若い人では物足りないと感じる人も居ると考えられるので、その場合には胡麻油を少し加えると料理の味を損ねずに旨味とコクを足すことが出来ます。

濃厚胡麻豆腐&濃厚落花生豆腐

佐賀平川屋、濃厚落花生豆腐、濃厚胡麻豆腐のパッケージ

豆腐と名が付いていますが、豆乳は一切使われておらず、胡麻豆腐は炒り胡麻を、落花生豆腐は落花生を摺ったもので製造しています。

製造方法は材料を丹念に摺り、水で抽出したものに味付けをし、デンプンで固めたシンプルなものとなっています(練りごまを使う場合も)。

▼淡いほうじ茶の様な色合い。
佐嘉平川屋の濃厚胡麻豆腐を盛り付け

安い市販品の場合だと胡麻の使用量を減らして固めている為、物足りなさがあるかも知れませんが、本製品にはその様な事は無く、少し濃い目の胡麻豆腐となっています。

黒ゴマを使用したものではなく、胡麻の中では高級な金胡麻で作った胡麻豆腐であり、豊かな風味とアクの無い味わいが印象的ですね。

大きな特徴としてはかなり甘い味付けになっており、調味料はつけないのが無難です。

胡麻豆腐は食事中に食べるのが定番かもしれませんが、管理人はスイーツの1種として取り扱っても良い甘さだと感じましたが、これはこれで美味しいですね。

▼落花生の色がほんのりと。
佐嘉平川屋の濃厚落花生豆腐を盛り付け

こちらは胡麻豆腐程香りが強くありませんが、口に含むとピーナッツの甘い香りがフワリと広がり、クセが無い分後味はスッキリとしています。

胡麻豆腐と落花生豆腐はどちらもプルンとした弾力を持っており、柔らかめの牛乳プリンぐらいの硬さなので喉をスルリと通っていくのが気持ち良いですね。

やはり、こちらの製品もしっかりとした甘さがある為、調味料は不要だと思います。

ピーナッツの味が主張していることもあり、日本茶よりも紅茶やコーヒーと一緒に楽しむ方が合いますね。

総評

最近では濃厚な豆乳製品がブームの為、小売店で様々な製品が販売される様になりましたが、こちらはオーソドックスながらも豆腐の味わいを損ねていません。

胡麻豆腐と落花生豆腐は豆乳とは全く関係ないのですが、丁寧な仕事と材料がふんだんに使用されている為、豊かな味わいでした。

いずれの製品も良かったですが、個人的に甘い胡麻豆腐と落花生豆腐は家族からも好評だった為、数回リピートしています。

佐嘉平川屋

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