セールスポイント
・毎日飲んでも飽きない薬膳茶。
・ブレンドしてある為、非常に飲みやすい。
・リーズナブルなので、新たなお茶の選択肢に。
心斎橋宇治園について
1869年、京都山城に創業し、現在は本店を大阪府大阪市に移した「心斎橋宇治園」は関西を中心に出店しているお茶の専門店です。
茶葉や茶器以外にも茶を使用した菓子を製造・販売しており、飲食が可能な店舗(和カフェ)では様々な和スイーツと淹れたてのお茶を楽しむことが出来るのが特徴となっています。
有名な製品としては「ゴッタス玉露」という製品であり、世界中に玉露の美味しさを知って欲しいという願いから味が落ちないお茶を開発し、ワインボトルに詰めています。
ワインボトルの様なデザインをしており、目出度い場や高級店などにも相応しく、2016年のG7伊勢志摩サミット・G7大阪サミットでは各国手相に提供されたこともあります。
心斎橋宇治園のどくだみ6種混合茶
日本茶だけでは無く、中国茶や和紅茶なども取り扱っている「心斎橋宇治園」ですが、薬膳を活かした料理やお茶も提供しており、本製品はその系譜を継いだ1品です。
「古傳薬膳茶」というラインナップは60種類前後あるのですが、それらの中から販売しやすい製品として「どぐだみ6種混合茶」を市販品として製造した模様ですね。
こちらの商品には『どくだみ』『ハブ草』『ハト麦』『柿の葉茶』『豆茶』『ウーロン茶』をブレンドすることで飲みやすく、続けやすいのがコンセプトとなっています。
レビュー
今回紹介するのは「心斎橋宇治園」の「どくだみ6種混合茶」です。
▼パッケージ。
この白色のパッケージは茶葉が詰められているタイプで400gとたっぷり入っていて、1袋600円もしません。
同じ価格で黄色のパッケージをしている製品はティーバッグタイプであり、192gで24包となっています。
▼中身。
管理人は食に造詣が強い管理栄養士/調理師のつもりですが、流石に薬膳は専門外なので、効能に関してはあまり自信がありません。
1つ1つ入っている原材料の情報を調べ、ざっくりとまとめた所、『利尿作用による浮腫/むくみ対策』『高血圧予防』『糖尿病予防』などに多少効果があるそうですね。
淹れ方
意外とすぐに味が出る為、ホットならば1、2分、水出し/アイスならば10分程で十分おいしく抽出する事が出来ます。
400ccぐらい入る急須やティーポッドならば茶さじでやや多めの2杯程度が個人的に好みの仕上がりでした。
水、又は熱湯を注いだ後にスプーンですぐにかき混ぜないと豆や大きめの茶葉が水と馴染みにくく、抽出されるエキスに偏りが出てしまうことは覚えておいてください。
ホット
どくだみ茶だけを飲んだことがありませんが、生の状態のどくだみの匂いは僅かに風味として感じられますね。
非常にマイルドで飲みやすく、豆の煎られた香ばしさがメインの香り 僅かに甘みが感じる
柿の葉茶や豆の味がベースに感じられ、ほのかに烏龍茶の苦味がする印象です。
ホットの場合には上記のラインナップが強く感じられましたが、アイスにすると苦味はほとんど無く、スッキリとした味わいは上品かつ香ばしさが主張しています
アイス
総評
薬膳茶は様々ありますが、薬っぽい味わいから日本人には馴染みのない独特の味わいが多々ある為、好みがハッキリと分かれるジャンルだと思います。
ですが、本製品は兎に角飲みやすく、緑茶やほうじ茶、紅茶、コーヒーなどと同じぐらい親しめ、我が家では人気があって1ヶ月しないぐらいで消費仕切りました。
柿の葉茶や麦茶などの味わいが好きな人や少しだけ変わったお茶を試したいと考えている人にオススメしやすい製品でした。