セールスポイント
・長野県にある豚料理専門店「豚さん食堂」と同じ生姜焼きのタレ。
・製造元は同じ長野にある老舗醤油メーカー「丸正醸造」。
・焼き肉以外の料理にも使い勝手がいい。
豚のさんぽとは?
長野県にしかないチェーン店、豚専門料理「豚のさんぽ」には姉妹店が多くあり、店舗ごとに出すメニューが違うのが特徴です。
カレーやラーメンを提供する本家「豚のさんぽ 大町駅前店」から始まり、ヤキトンや鍋など店舗ごとに専門メニューがあります。
今回紹介する生姜焼きのタレは「豚さん食堂 松本店」の看板メニューである「本気のしょうが焼き」と全く同じものになるので、長野県に行かなくとも家庭で「本気のしょうが焼き」を味わうことが出来ます。
丸正醸造について
「本気のしょうが焼きのたれ」を製造している「丸正醸造」は長野県の老舗醤油醸造メーカーです。
発酵調味料を中心に製造しており、醤油や味噌、めんつゆ、ドレッシングなどと幅広い製品を製造しています。
「丸正醸造」の面白い所はオーダーメイドにて、商品開発を行っている所でしょう。
ラーメンのスープや蕎麦つゆ、タレなど醤油や味噌をベースに出来るものなら、企画から製造まで全て委託することが出来るそうです。
家庭の生姜焼きとは大きく違う
レシピは様々だと思いますが、生姜焼きのタレを家庭で作る際は醤油、砂糖、酒、みりん、生姜をベースに作っている人が大半だと思います。
しかし、「本気のしょうが焼きのたれ」ではハチミツやリンゴ果汁、ニンニク、味噌など焼き肉のタレを彷彿させるような素材が入っています。
レビュー
今回紹介するのは「丸正醸造」の「豚さん食堂 本気のしょうが焼きのたれ」です。
▼デザインはこのようになっています。
▼中身はこのようになっています。写真では分かりにくいですが、黒胡椒以外にも生姜やニンニクなどが沢山入っています。
味見してみると市販の生姜焼きのタレよりも甘味が優しいですね。
これは甘味の主成分として甘みの強い砂糖ではなく、穏やかな甘味である水飴を用いているからでしょう。
市販品よりも若干値段が高い理由の1つとして本醸造の醤油を利用しているところなので、醤油のいい香りと味がしっかりと残っています。
生姜の香りと味はすりおろしたてに近いように感じます。
粗挽き胡椒が思いの外入っており、生姜だけではなく、ピリピリしています。
生姜焼き
材料
肩ロース 200g
塩コショウ 適量
片栗粉 適量
本気のしょうが焼きのたれ 大さじ4
裏面のラベルの作り方に乗っ取り、豚肉200gに対して本品を大さじ4杯加えました。
美味しく作るコツ
そのままタレと絡ませるよりも塩コショウで軽く下味をつけて、片栗粉をまぶしてから焼いた方が美味しかったです。
又、タレを絡めたらすぐに火を落とすようにし、タレの水分を飛ばさないようにしましょう。
生姜の風味が生き、お肉も固くなりません。
豚の脂と良く会うので、肉は肩ロースか豚バラ肉がオススメです。
本品の特徴は先程言ったものと同様ですが、ピリピリとした辛味があるのでお酒のおつまみにもいいですね!
甘みは控えめな部類なので、好みに合わせて砂糖を足しても良いかもしれません。
油淋鶏の青ネギタルタルソースかけ
材料
鶏もも肉 250g
片栗粉 適量
揚げ油 適量
塩コショウ 少々
青ネギ 適量
マヨネーズ 大さじ2
砂糖 小さじ1
本気のしょうが焼きのたれ 適量
作り方
1.青ネギは粗みじんにしてから、水で少し粘り気を洗い流し、塩を軽く振っておく。
2.砂糖、マヨネーズ、青ネギの粗みじんを混ぜる。
3.鶏肉に片栗粉で衣をつけ、180℃の油でカリッと揚げる。
4.油をよく切ったら、「本気のしょうが焼きのたれ」とタルタルソースをかける。
料理名に困りましたが、似て非なるものですのであしからず(笑)。
作り方ははチキン南蛮と同じイメージですね。
タルタルソースに砂糖を足したのはチキン南蛮や油淋鶏のような甘さが本品にないからです。
生姜とニンニク、胡椒が効いているのでほんのりと中華料理の気分を味わえます。
餃子のタレとして使う
これは料理ではないのですが、つけダレとしても優秀な調味料なことがわかりました。
今回は徹底的に手抜きをしたかったので、冷凍餃子に本品を使いましたが、それでも十分に美味しく食べることが出来ます。
入っている素材が餃子と似ており、辛味があるのでラー油がなくとも十分に楽しめます。
つけダレとして美味しいことがわかったので、焼き肉などにも使えそうですね。
総評
市販の生姜焼きのタレよりもやや高いと思いますが、素材や味のクオリティを考えると大満足でした。
生姜焼き以外にも使い勝手がよく、思いつくだけでも多くの料理に対応出来ますね。
長野県にしかない「豚のさんぽ」ですが、自宅でも手軽に味わうことが出来る本製品はかなりオススメです。