目次
セールスポイント
・ごまの芳ばしい香りがたっぷりとする。
・たまねぎとリンゴの甘さが際立つフルーティな味。
・余計な物が入っておらず、コクがある甘辛ダレ。
京都へんこ 山田製油について
京都にある「京都へんこ 山田製油(以下、山田製油)」はごまの製造・加工販売を行っているメーカーであり、『安全安心なものづくり・多くの人に食べてもらう』ことをモットーにしています。
へんこの意味は頑固なことを指しており、色々とこだわっていることを表しています。
化学調味料や保存料などの添加物を使わず、手間暇かけて製造している商品作りにはファンが多数居ます。
「山田製油」本社には「ピッコロモンド・ヤマダ」というイタリアンテイストのゴマ料理専門店が併設してあり、「一番搾りごま油」から始まり、自慢のゴマを活かした肉や魚、地野菜の料理を楽しむこと出来ます。
へんこだれ
厳選素材で作られた味噌風味の甘辛たれであり、野菜炒めや焼き鳥、焼き肉のタレなどに使える万能たれとなっています。
香川の濃口醤油、広島の砂糖、島根の白味噌は全て無農薬の材料で作られたものであり、長野県のリンゴジュースも使われています。
ハチミツやタマネギ、ニンニク、生姜などの定番素材も入っており、塩とごま以外は全て国産で構成されています。
味噌風味のタレとなっていますが、ベースは醤油になっているので醤油の香りと味噌のコクのどちらも味わうことが出来ます。
山田製油の売れ筋商品
「へんこだれ」も非常に人気の高い製品ですが、「山田製油」はやはりごま油に力を入れているメーカーなのでごま油を使った売れ筋商品も併せて紹介しておきます。
一番絞りごま油
「山田製油」では国外のリーズナブルな油の精製方法に行われる抽出法に頼らず、昔ながらの圧搾法でごま油を作っています。
「山田製油」ではごま油の雑味が少ない一番美味しい所とされている油を一番搾りとしており、白胡麻・黒胡麻・金胡麻の3種類の「一番搾りごま油」が販売されています。
国産メーカーでは圧搾法がほぼ採用(市販品の有名メーカーを全て調べました)されていますが、たっぷりと油を取ろうとすると雑味が出るので味が大きく変わります。
高級な油で人気の高い商品の傾向は大体が圧搾法を採用されていますが、味を求めると丁寧に圧をかけ、歩留まりが良くないのでどうしても値段が高くなります。
ごまらぁ油
先程紹介した「一番絞りごま油」を使い、国産唐辛子、新生姜と青ネギ、桂皮(シナモン)、陳皮(柑橘類の皮)、山椒、八角(スターアニス)を使ったラー油です。
当サイトで紹介した「やまつ辻田」の一味唐辛子もそうですが、国産の唐辛子(鷹の爪)と輸入品の唐辛子(天鷹)では全く香りも辛さもレベルが全く違います。
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【6種実食】最高峰の山椒や七味たち【やまつ辻田】
・材料は全て国産で最高峰の素材を使用。
・本当に美味しい唐辛子と山椒の味が知れる。
・様々な七味があるので、好みのものを探せる。続きを見る
唐辛子については記述すると長くなるので気になる人は上記の記事を併用して読んでください。
国産在来種の鷹の爪を使っていることがわかると、使用しなくとも製品のクオリティが高いことが想像され、「山田製油」でも一番人気があるのがわかりますね。
練りごま
ゴマにも多数の品種があり、練りごまに特化した厳選したごまだけで製造しています。
又、ごまの香りが熱で飛ばない様にする為に、石臼挽き製法を採用しており、ゆっくりと石臼を挽くことで熱が起きません。
その代わり、機械製造と比べると時間が数倍掛かるので値段が少し高めになっています。
ただし、「山田製油」では添加物を一切使わない方針なので、市販品の練ごまの様に乳化剤や安定剤を使用しておらず、すぐに油分と沈殿物に分離するのでかならず使用前に揉む・振るなどの動作が必要なります。
ごまスコ
タバスコをイメージしたゴマベースの辛口調味料です。
かなり辛口に作られているそうで、ホットソース並にパンチが効いた味なので甘党には厳しそうですね(笑)。
辛いだけではなく、強いゴマの風味と旨味があるのでハマる人が多いので、リピーターが多い様です。
レビュー
今回紹介するのは「山田製油」の「へんこだれ」です。
見ただけでわかりにくいですが、色がもの凄く濃く、ドロリとしているので、中々ボトルから出てこないぐらいです。
煎りゴマの香りが他社の焼き肉のタレと比較するととても力強く、リンゴジュースやタマネギがたっぷり使われているので良い匂いがします。
フルーティな香りがするだけあり、砂糖のシンプルな甘さだけではなく、リンゴやタマネギ、ハチミツなどの加糖の味がしっかりしているので、かなり甘めになっています。
甘味があるだけではなく、塩気も強めの部類なので使う量はかなり控えめで問題無く、小さめのボトルでも市販品のソース類と比べても超高級までとは感じないはずです。
焼き肉のタレにするとこのフルーティな味わいとたまり醤油に似た味が肉の旨味を引き立て、いくらでもご飯が食べられますね。
ただし、この香りはとてもいい匂いですが、弁当に使うと唐揚げ弁当みたいに周りから見られる気がします(笑)。
焼き肉のタレとして使う場合はたっぷり使うのではなく、握り寿司に醤油をチョンチョンと付けるぐらいの感覚で食べると個人的には丁度良かったです。
豚しゃぶサラダ
材料
へんこだれ 大さじ2
ネギ 1/3本
生姜 5g
ニンニク 5~10g
生姜とニンニクを増やすことで、より深い旨味を楽しめるタレとなります。
元が少し強めの味なので、塩気を調味料で足す必要はなく、むしろネギが入ることで親しみのある味の濃さになると思います。
定番のご飯もいいですが、麺類に加えてジャージャー麺風にしても面白いですね。
総評
最初に甘味と塩気、濃厚さに驚きましたが、フルーティさやコクは一級品だと思います。
又、内容量から値段が少し高めに感じますが、昨今のおとりよせ調味料の中では味がしっかりしているのでそこまで割高ではないですね。
甘辛い焼き肉のタレがイメージに近いですが、無添加のタレとは思えないコクの深さと素材の味わいはかなり贅沢でした。
初回購入者の場合はこちらのセット一択というぐらいにお買い得です!
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