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【実食】通販で大人気「北川村のかんばもち」【芋餅/かんころ餅】

いももち、かんころ餅、盛り付け

セールスポイント

・焼き芋や干芋の様な滋味溢れる味わい。
・餅が入ることで、歯切れが良くなっている。
・芋の風味を存分に楽しめる。

アグリファーム高知について

1983年から高知竜馬空港1Fに店を構えている「アグリファーム高知」は高知県の農産物や水産物などの生鮮食品から始まり、加工品や土佐打ち刃物など様々な名産品を取り扱っているショップです。

楽天市場では20年以上前から出店しており、高知県とは言うものの四国の名品もこちらである程度は購入することが出来るのが嬉しいポイントですね。

今回はこちらのショップが販売している「かんばもち」を購入しましたが、高知県東部にある「北川村」に依頼して製造している為、予約生産品となっており、他社よりも高価なものとなっています。

かんぱ餅/かんころ餅/芋餅

今回紹介する製品は「かんば餅」以外にも「いももち」や「かんころ餅」とも呼ばれており、主に高知県と長崎県五島市の伝統的な非常食・保存食の事を指しています。

これはさつま芋とモチ米、砂糖だけを使ったシンプルな甘味のある菓子となっていますが、素朴な味わいが現地/出身者以外にもファンが多く居ます。

高知県と長崎県はさつま芋の名産地の1つとして有名であり、かつて、高級だったモチ米を節約する為にさつま芋を混ぜる様になったそうです。

かんば?かんころ?

高知県の東部では干したさつま芋の事を「かんば」、長崎県の五島市(五島列島)では「かんころ」と呼ぶそうです。

製造方法について

かんぱ餅の製造方法はさつま芋の皮をしっかりと剥いてから干し、もち米と一緒に蒸してから砂糖を加え、つきながら混ぜます。

この時、さつま芋を茹でる/蒸すなどをしてから干す方法、要は一般的に見るそのまま食べられる干芋を製造してから、「かんば餅」にしているメーカー/家庭もあります。

餅が滑らかかつ粘り気が十分になったら、形を整え、干したら完成品です。

レビュー

今回紹介するのは「アグリファーム高知」が製造依頼している「北川村」の「かんばもち 500g」です。

▼パッケージ。
北川村のかんばもち、かんころ餅の最高峰か

先述した通り、保存食である「かんばもち」なのですが、賞味期限が15日とかなり短めになっています。

かつて作った保存食としての役割よりも味を追求した結果なのか、水分が程よく含まれているみたいですね。

直ぐに食べる場合には冷蔵庫、ゆっくりと食べる場合には冷凍庫で保管するのが良いでしょう。

▼カチカチではないので意外と切りやすい。
かんころ餅は自分で切るタイプが絶対に良い、安い上にウマイ

蒲鉾の様な形状をした(ドーム型)棒を自分で好みの大きさに切るタイプとカット済みのタイプが販売されています。

カット済みは言うまでもなく、焼くだけなので取り扱いが楽ですが、鮮度が重要な乾物な為、味わいは棒タイプの方が上と言われています。

又、カット済みと比べて、棒タイプの方が100g多くなっているのでお得ですね。

調理方法

オーブントースターかストーブ、フライパンなどで柔らかくなるまで炙ったら完成です。

クシャクシャにしたアルミホイルに載せ、オーブントースターにて160℃で4,5分焼けば十分でした。

▼調理したもの。
いももち、かんころ餅、盛り付け

ほのかにきつね色に染まるぐらいの焼色が仕上がりの合図であり、焼き芋よりも上品で穏やかな香りが漂ってきます。

焼く前の物と比べると1.5~2倍程度膨らみますが、丸餅や角餅などの様にニュッと伸びる訳ではなく、ふわっと伸びる為、子供やご老人でも食べやすいのがメリットかもしれません。

残念ながら言葉で上手な表現が出来ず、長々と考えた結果、『干芋と餅を併せた様な食感であり、しっとり・モチモチ』といった雰囲気ですね(笑)。

▼温まると簡単に切れる。
よく出来たかんばもちは切れ目が美しい

味に関しては焼き立ての餅の芳ばしさとさつま芋の穏やかな風味がし、滋味溢れる甘さと香りを堪能していると余計なもの(例えば醤油味醂味噌など)が要らないことがわかりますね。

故に、いくらでも飽きずに食べられるスイーツですが、保存食であることから腹持ちが非常に良い為、満足感があり、さつま芋単品で食べるよりも量が少なく、ダイエットにも重宝しそうです。

さつま芋が食物繊維豊富でダイエットに良いと言われていることもありますが、管理栄養士の立場からしたらやはり炭水化物なので、「かんばもち」の様な少量でも満足感があるのは非常に重要です。

総評

焼く以外にも電子レンジや油で揚げる方法がありますが、電子レンジでは芳ばしさが無いので物足りず、油で揚げるならばさつま芋の輪切りがオススメです(笑)。

ちなみに、バターを敷いたフライパンで焼いてみましたが、サッパリとしたスイートポテトみたいな味わいになったので、こちらを好む人はいるかも知れませんがやや邪道。

個人的にはシンプルに炙って食べる方法が一番「かんばもち」の良さを楽しめ、郷愁漂う粋な雰囲気を存分に味わえると結論付けました。

アウトドアやキャンプなどで薪や炭を用いて、線香花火の様な終わりや〆を表す場づくりにも向いていそうですね。

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