セールスポイント
・シアトルのベーカリーが作るクラッカー。
・添加物などは一切不使用。
・通常のクラッカーよりも歯ごたえの良い。
La Panzanellaについて
20年以上前にシアトルに創立されたカフェ「La Panzanella&Deli(ラ・パンツァネーラ)」は今でも多くの人々で賑わっています。
そこの店では新鮮な地元食材を使用するイタリアの伝統的な考え方(日本で言う地産地消)に習い、「Croccantini」というクラッカーを焼いています。
家族経営の「La Panzanella」ですが、材料は最高級の素材を用いており、健康的に育てられている素材しか使わないというこだわりを持っています。
現在では輸出されるほどの人気がある「La Panzanella」の「Croccantini」ですが、今でもいい素材を使い、職人により丁寧に作られています。
Croccantiniの特徴
Croccantini(クロッカンティーニ)はイタリア語でカリカリしている一口という意味で、パリッとした歯ごたえに加えて、ブラックペッパーやローズマリーなど香りの良いものを生地に練り込んであります(プレーンもあります)。
現在ではオリジナル(プレーン)、全粒粉タイプ、ブラックペッパー、ローズマリーの4種類が販売されています。
レビュー
今回紹介するのは「La Panzanella」の「Croccantini ローズマリー 170g」です。
現在(2018/09/10)、Amazonでしか取り扱われておらず、同じサイズは在庫切れになっていますが、ハーフサイズなら販売してあります。
▼パッケージはこのようになっています。
▼外装を取るとフィルムが貼られたケースが出てきます。
80×35mmのサイズで、厚みは1mmとかなり薄くなっているので国内で見かけるクラッカーとは別物です。
なので、配送時には割れている可能性が考えられるので多少の枚数は覚悟しておきましょう(笑)。
▼粗目の岩塩とローズマリーが入っていることがわかります。
品質の良い小麦粉、海塩、ローズマリーを使っていることがすぐに分かるぐらいに味がよく、これだけでもかなり美味しく食べられます。
そのまま食べられるぐらいなのでノンソルトに親しんでいる人にはやや塩気が強いかもしれませんが、ローズマリーの風味と旨味のある海塩は非常にバランスの取れたクラッカーです。
ナビスコのプレミアムクラッカーなどとは違い、薄めの生地なのでサクッとしており、口に張り付きにくいのが嬉しいですね。
▼オニオングラタンスープのパンの代わりに
作り方のコツはクラッカーにチーズを載せてから、オーブントースターで焦げ目が付くまで焼きます。
その後はアツアツのスープに沈まないように浮かして、食べる前にクラッカーをスプーンで崩しながら食べるとサクッとした食感を残しつつ、スープの旨味を吸わせることが出来ます。
ローズマリーの香りはオニオンスープともケンカしないので、オススメの食べ方ですね。
レバーペースト
材料
鶏レバー 200g
牛乳or生クリーム 40ml
はちみつ 小さじ2
塩胡椒 1g
コショウ 少々
ナツメグ 少々
オールスパイス 少々
シナモン 少々
ニンニク 1欠片
生姜 10g
グレープシードオイル 大さじ1
作り方
1.ニンニクと生姜を薄くスライスする。
2.レバーの白い部分や血管などを包丁で取り除く。
3.軽く水で汚れを取って、水気を拭き取る。
牛乳は臭み消しに使われるということは有名ですが、しっかりと下処理で汚れを取り、炭火焼きや今回のペーストの様に強い香りが付くならば必要ないですね。
4.フライパンに油を敷き、鶏レバーとニンニク、生姜を中火で炒める。
5.牛乳以外の調味料を入れたらよく混ぜて、火を止める。
6.牛乳or生クリームを少しずつ入れながらミキサーで滑らかにしていく。
裏ごしはしなくとも最近のミキサーは高性能なので、家庭で味わうには十分な舌触りになります。
生クリームから牛乳にするだけでカロリーが大幅に減りますが、コッテリした旨味は減ります。
出来上がったレバーペーストは冷凍保存も可能なので、消費量を踏まえて凍らせておくのも便利です。
クラッカーに塩気があるので、やや低塩分に仕上げ、ハチミツを使うことで味をまろやかにしています。
レバーペーストは匂いが気になる人もいますが、「Croccantini ローズマリー」の香り高いクラッカーと一緒にすることで食べやすくなります。
総評
こちらのクラッカーは家族でも相当高評価で、開封したら普段クラッカーを食べない人まですごい勢いで食べていました(笑)。
輸入品なので、市販品のクラッカーよりも値段は少し高いですが、値段以上の味を楽しむことが出来ます。