セールスポイント
・第27回世界菓子コンクール「モンドセレクション」で金賞を受賞。
・北海道産の採れたて素材をメインに使っている。
・お土産だけではなく、地元住民にも愛されているお菓子屋。
三方六とは?
北海道開拓時代に伐採されていた薪は木口のサイズ三方がそれぞれ六寸(約18cm)であったため、「三方六」と呼ばれていました。
その薪に使われていたのが白樺の木であったため、ホワイトチョコレートとミルクチョコレートで表現した薪の形のお菓子である「三方六」が「柳月」より生み出されました。
「モンドセレクション」にて金賞を受賞したことがあり、現在では北海道の銘菓として活躍しています。
地産地消による北海道の味
和菓子と洋菓子を扱っている「柳月」では北海道産の材料をメインに使っており、砂糖から始まり、小麦、卵、乳製品、小豆はすべて道内のものとなっています。
こちらの生産工場の近くにある十勝は小豆や小麦、乳製品などが有名な産地であり、鮮度の良いものを常に使える贅沢な環境になっています。
北海道内限定のお店であり、地元に愛されている
「柳月」が生産工場としている「スイートピアガーデン」は観光地としても人気がありますが、こちらにはカフェや体験工房などを楽しむことが出来ます。
この「スイートピアガーデン」以外にもお菓子屋として人気があるので、北海道内にて50店舗以上も出店しています。
それだけ北海道内においては「柳月」のお菓子は根強い人気があることがわかります。
レビュー
今回は「三方六」の中でも一番人気のある「濃い白小割」の5つ入りを紹介します。
▼パッケージはこのようになっています。
北海道のお土産は似たようなデザインが多いですが、中でもオシャレなパッケージですね。
▼中身はこのように小分けになっており、専用のナイフがついています。
▼ザラメがこぼれないようにケースがついています。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、白ザラ糖というカラメルの味が付いていない無着色のザラメがかかっています。
▼ホワイトチョコレートはそこまで多めではないですね。
生地は練乳と生クリームをふんだんにつかった濃厚なミルクバウムになっていますが、フワッとしており、歯ごたえはモチモチしているので軽めに仕上げられています。
▼専用のナイフは一応使えなくもないですが、切れ味はお世辞にも良いとはいえませんね…(笑)。
▼最初に切らずに食べました。
通常のバームクーヘンよりもやや柔らかな目な生地に驚きました。
1口目はバームクーヘンの生地を感じますが、噛むたびにザラメのおかげで食感がカリカリ、ザクザクと変わって面白いですね!
かけられているホワイトチョコレートは見た目では少なく感じましたが、いざ食べてみると非常にバランスが取れており、しつこくない甘さが嬉しいポイントです!
▼先程のナイフでカットしたものです。
食べる際には切ったものよりも、そのまま手で食べることをオススメします。
というのは、どうも小さく小分けにしてしまうと食感のバランスがわるくなってしまうようで、ハンバーガーを別々に食べているようなチグハグな感じを想像させられました。
なので、上品に食べるのではなく半分ぐらい食べる勢いで味わうと美味しいと思いました。
総評
北海道のお菓子は似たような商品が多く、バームクーヘンもお土産の定番といえますが、こちらの「三方六 白い白小割」お取り寄せする価値はあるお菓子です。
特に食感が面白く、甘味も穏やかなのでありがちなお土産とは一味違うのが良いですね。