実食/国産栗とさつまいも【焼きモンブラン/四万十ドラマ】

焼きモンブランを秋めいた盛り付け、ハロウィンとかに良いかも

セールスポイント

・国産の栗とさつまいもで作った濃厚クッキー。
・モンブランだが焼くことで日持ちする半生菓子に。
・アーモンドクリームを使うことでよりリッチな味わい。

1994年、高知県高岡郡に設立された「四万十ドラマ」は四万十の商品を全国に販売しているメーカーであり、四万十付近で生産している柚子や栗などの加工品だけでは無く、四万十川で捕れた天然鮎や鰻も取り扱っています。

オリジナル製品の生産場所である「しまんと地栗工場」では全てを手作りで製造している為、大量生産が出来ない上に人気が出始めたので、現在は注文してから1週間以上は待つことになります。

工場以外では「shimantoおちゃくりcafé」や通販サイト「SHIMANTO ZIGURIストア」の運営を行っており、今回は「SHIMANTO ZIGURIストア」のオリジナル商品を紹介していきます。

四万十産の栗は「しまんと地栗」というブランドとして販売されており、大きな特徴として昼夜の寒暖差がある山に囲まれた栗畑で育ったこの栗は全国平均よりも大きく、甘い栗となっています。

どれぐらい大きいかというと一般的な平均サイズが18gの所、最大72gまでにもなる大きな栗が収穫されるそうです。

又、メロンの糖度は一般的に14度前後のものが市場に流通していますが、しまんと地栗を蒸すと糖度が20度近くになる程なので、栗としてはトップクラスの甘さを持っています。

故に、「SHIMANNTO ZIGURI」の製品では栗の甘さを活かす為に、砂糖の使用量を極力控え、添加物を使用しない、栗本来の美味しさで勝負をしています。

: 実食/高級和栗菓子「栗つつみ/地栗モンブラン/地栗巻」【SHIMANTO ZIGURI】

・しまんと栗の風味と甘味が堪能できる。
・栗の美味しさを追求している高級菓子。
・プレゼントやギフトに相応しい品質。

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以前紹介した製品にはしまんと地栗を使用しており、栗好きにはたまらない栗の甘露煮を栗きんとんで包んだ「栗つつみ」は絶品でした。

通常、モンブランと言えば生菓子ですが、今回紹介する「焼きモンブラン」と「焼きいもモンブラン」は焼き菓子となっています。

土台となるバターたっぷりのサブレ生地を作った後に各種ペーストをトッピングしてから再度、焼くことで日持ちさせているのが特徴です。

「焼きモンブラン」には国産栗（しまんと栗では無い）を使用しており、「焼きいもモンブラン」には高知県四万十川の近くで育てられた人参芋という特殊な焼き芋で作っています。

今回紹介するのは「SHIMANTO ZIGURIストア」の「焼きモンブラン」「焼きいもモンブラン」です。

▼パッケージ。
shimanto、dorama、焼きモンブラン、ひがしや

今回は「ひがしやま。」という製品も一緒に常温商品のみを購入しました。

▼焼きモンブラン２種を比較。
四万十ドラマの焼きモンブランと焼きいもモンブラン

人参芋と呼ばれるだけはあり、黄金色の鮮やかな色は無添加＆無着色でありながらも良質なカボチャの様な美しさがありますね。

加えて、黒ごまを使っているのも見た目にも良く、逆に言うと、栗の素朴さが際立っています（笑）。

両者ともにたっぷりのペーストが乗っている訳では無いのですが、食べてみると栗とさつまいもの味わいがしっかりと感じられ、バランスは思いの外良かったですね。

ザクザクとしたサブレ生地にはバターをたっぷり使用しており、日本の洋菓子よりもヨーロッパの焼き菓子の様な甘さとコクが効いた味わいとなっています。

▼秋らしく盛り付け。

単純に『焼いたクッキーにペーストを載せました』という事では無く、生地とペーストの間にはアーモンドクリームがうっすらと挟まれています。

このアーモンドクリームがモンブランのほのかなミルキー感を再現しており、力強い味わいと複雑な香りを作り出しています。

又、ほのかにしっとりとしていることにより、口の中でペーストの部分が良い具合に広がりやすく、焼き菓子でありながらもフレッシュな食感を楽しむことが出来る、良く考えられた製品ですね。

「四万十ドラマ」の製品は当ブログで紹介した種類は計６種類になり、ストアのほとんどの商品を購入しました。

洋菓子屋としてクオリティが高い製品ばかりですが、栗を楽しみたい人が購入するにはやはり「栗つつみ」か「しまんと地栗モンブラン」の方が栗自体の美味しさを堪能できるのでオススメします。

ですが、単純に美味しい焼き菓子としてみるならば「焼きモンブラン」も良い製品であり、そこらで買える焼き菓子より遥かに良い仕事をしていました。