セールスポイント
・雑味の少ない白いさつまいも(黄金千貫)で作られた洋風大福。
・ふわっとした求肥と柔らかいスイートポテトが楽しめる。
・全部で6種類の味があり、様々な特徴がある。
嘉福堂キッチンについて
2005年に北海道函館市に創立された「嘉福堂キッチン」は北海道の厳しい環境で育てたられた素材を使ったお菓子作りを行っている小さな洋菓子店です。
北海道のお土産は観光客向けに多数ありますが、こちらは比較的新しいスイーツでありながらも、函館の地元でも非常に高い評価を受けている「はこだて雪んこ」が有名です。
お土産コーナーではこの「はこだて雪んこ」を置いてある店も多くあり、北海道土産としてもオススメの商品です。
はこだて雪んことは?
看板商品である「はこだて雪んこ」は皮は白いが中身は黄色く甘いさつまいもである黄金千貫という品種をスイートポテトの様に仕立て、ホイップクリームを加えたものを柔らかい求肥で包んだ西洋風大福です。
雑味のない黄金千貫のさつまいもを裏ごししたものに採れたての生乳である函館牛乳で柔らかいペースト状にしてオーブンでじっくりと焼き上げます。
ホイップクリームは隠し味程度にチョコンと載せるだけですが、これが濃厚なホイップクリームであり、少なくとも程よいコクと旨味を与えてくれています。
雪をイメージした求肥は可能な限りフワッとなる様に作られており、心地よい歯ごたえと中身の美味しさを一緒に楽しめます。
6種類の味わいがある
基本的な味である「プレーン」に加え、「抹茶」「カシス」「ガゴメ」「サクラ」「カボチャ」
の6種類があり、カボチャ以外はスイートポテトに各種味を練り込んだものになっています。
全体的に素材にこだわっており、特に印象的なのはがごめ昆布を使ったものでしょう。
海藻として近年では需要が高いがごめ昆布は食物繊維が豊富であり、粘り気が強いことで有名ですが、それをスイーツに加えた上に乳酸菌EC-12株を配合して1個のお菓子を食べるだけで100兆個の乳酸菌が摂取できるそうです。
ちなみにブルガリアヨーグルト100gに100億個の乳酸菌が入っているので、お菓子1つでヨーグルトの百倍分の乳酸菌が取れます。
レビュー
今回紹介するのは「嘉福堂キッチン」の「はこだて雪んこ」です。
▼パッケージです。
ポイント
色々と北海道っぽいものが詰め込まれたデザインになっています。
こちらの商品はおとりよせ限定の冷凍品になっているので購入する際には受け取り日時には気をつけましょう。
▼個別包装されています。
▼隅っこがクマの耳っぽい求肥の形です。
ポイント
見た目からは分かりづらいと思いますが、この求肥は限界と思われるぐらいに皮が柔らかく、ふわっとしています。
管理人は大福を手作りすることがありますが、絶対にこの求肥で製菓するのはお断りしたいですね(笑)。
▼ホイップクリームは隠し味程度です。
黄金千貫のスイートポテトがメインであり、本当に雑味のないスッキリとした味でありながらもさつまいもの美味しさが際立っています。
白い皮のさつまいもにも驚きましたが、この湧き水の様に澄んだ味には驚き、更に非常に品質の良い乳脂肪分のやや多い牛乳の味も良いですね。
よくあるスイートポテトはさつまいもの硬さを調整するために使っている様な印象を持たされますが、こちらはさつまいもと同じぐらい牛乳が主張しています。
中心部にちょこんと入っている生クリームは濃厚な旨味をもたらし、皮と渾然一体となった滑らかな舌触りと歯ごたえ、旨味・コク、上品な甘さはかなりのクオリティですね。
総評
北海道のお土産や物産展は飽きるほど見ますが、こちらの商品はブッチギリにクオリティが高く、お土産ではなくともおとりよせする価値がある商品です。
当サイトでも北海道のお土産や商品はちょくちょく紹介していますが、北海道のスイーツとしてオススメは何と聞かれたら今後はコレを第一候補に挙げるぐらいのお気に入りです。
組み合わせはそれほど物珍しいものではありませんが、他では食べられないと言えるほど高品質な仕上がりです。
生菓子なのがお土産としての敷居を少し高くしているのかもしれませんが、是非おとりよせで楽しむか函館に言った際には試してみてください。