お品書き
今回紹介するのは手作りの「三種類のイクラ漬け」です。この三種類の味付けは「塩」、「醤油」、「味噌」になります。
買うと高いイクラですが、安い筋子を見つけたら簡単に作ることが出来るのでこの記事を読んで、試しにやってみてください。
イクラは冷凍してもさほど味が落ちないので、冷凍庫に余裕があればどの時期でも楽しむことが出来ます。
冷凍する場合は小分けにして、自然解凍すると美味しく頂けます。
調理にかかる時間
20分
熟成期間
1~3日
必要な調理器具
・ザル
・ボール
・網(100円ショップの魚焼き用でOK)
・漬け込む用の容器
・ガーゼ(味噌用、100円ショップのものでOK)
材料
・筋子 400g
・塩
・酒(出来れば料理酒ではなく、日本酒がいいです)
・醤油
・味噌
・みりん(みりん風調味料はNG)
筋子からイクラを作る方法
1.ボールとザルをこのように用意してください。
2.筋子を回転させるように網にこすりつけていきます。
力を込める必要はないので、潰さないように気をつけてください。
3.しばらくすると、ほとんどの筋子がバラバラになってくれます。
イクラの一部は薄皮に残ってしまいますが、ここで無理にしごいて取ると他のイクラが真っ黒になってしまうのでやめましょう。
4.キレイに出来るとこのようになります。
筋子の皮が入っている場合は取り除きます。
5.写真のようにイクラがしっかりと浸かるぐらい水を入れます。
目安としてはイクラと水面が1cm離れる程度です。
6.水を入れたら、優しく手でグルグルと2、3回転させます。
汚れが出てくるので、ザルで水をきります。この作業を3、4回行います。
7.キレイなイクラを塩水に漬けます。
先程と同じぐらいの水を入れ、大さじ1の塩(筋子400gに対して)を溶かしたらここに先程洗ったイクラを入れます。
丁寧にやるなら別の器で塩水を作るといいですが、洗い物が増えるので楽な方でやっています。
魚屋さんいわく、これを行うことで保存性が高まるそうです。
8.10秒ほど漬けたら、水をきります。
これで色鮮やかなイクラが出来上がります。
イクラに味を付ける
イクラの醤油漬け
今回は200g程の醤油漬けを作ります。
タレの比率は酒:醤油=2:3となっています。
料理酒ではなく、日本酒をつかうことがポイントであり、200gの量ならば大さじ2の酒と大さじ3の醤油で調度いいぐらいだと思います。
写真のようにヒタヒタにするか、ちょっと上ぐらいにするのがいいです。
イクラの塩漬け
好みの量の塩を入れて、すぐ食べるもよし、熟成させてネットリとした味を楽しむのよしといったところです。
熟成させた味を求める場合は、塩を入れてから一口食べてみて、ちょっとしょっぱいかな?と思うぐらいの塩加減が良いと思います。
分量を書いていないのは、目分量だからです(笑)。
イクラとサーモンのスパゲッティやカナッペは塩甘に、強めの塩をした場合にはそのまま酒のあてにするのがオススメです。
イクラの味噌漬け
こってりとした味わいがある味噌漬けはご飯にもお酒にも合うので、和食派の方にはかなりオススメしたい一品です。
こちらでは味噌漬けの手順を紹介します。
1.容器の底に味噌ダレを入れます。
ポイント
100gのイクラに対して、漬け込む用の容器に味噌を40g入れて、みりんと酒を1:1で合わせたもので溶いていきます。
マヨネーズぐらいのとろみになるまで、加えていきます。
2.今回は100円ショップで買ったガーゼを使います。
目が粗いものは二重にしましょう。
味噌をガーゼの上に乗っけてから、軽く押します。
3.イクラを均等に並べます。
4.ガーゼを被せ、味噌を乗っけます。
あとはフタをして、2、3日漬け込みます。
漬け込む期間が長すぎると味噌の味が強すぎて美味しくないので、味をみながら好みの漬け込み具合で全て取り出しましょう。
まとめ
イクラを作る方法ではもう1つ、お湯を使った方法がありますが、こちらは少々手間がかかるという欠点がありますが、網をつかう方法よりも見た目がキレイに仕上がりやすいです。
ですが、面倒くさがり屋な管理人はお湯の温度管理やチマチマした作業が嫌なので、こちらの方法を使用しています(笑)。
味付けに関しては出来るだけシンプルにしているので、安い料理酒やみりん風調味料などは使わずにそれなりの品質のもの使ってください。