お品書き
今回紹介するのは手作りの「食べるラー油」です。
食べるラー油のブームは2010年に起こりましたが、スーパーには今でも置いてあるぐらいに定着した商品です。
管理人の食べるラー油の使い方は冷奴のトッピングやご飯のお供、炒め野菜、餃子などに使うので、塩気は後で足せばいいと思っています。
勿論、味付けしても美味しいのでアレンジするのにオススメの材料を最後に紹介します。
そもそもラー油とは?
ラー油は感じで書くと「辣油」となり、「辣」とは熱を伴う辛さのことです。
実は中国では日本にあるラー油と違い、加熱した調味料は濾さずにそのまま入っています。
辛さは全然違いますが、日本の食べるラー油の原型に近いですね。
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【プロレシピ】10分で本格中国式ラー油【手作り調味料】
・10分で中国式ラー油を作ることが出来る。
・唐辛子のタネを使うので、しっかりとした辛さを楽しめる。
・豊かな香りがあり、手作りする価値がある。続きを見る
上記の記事は中国式のラー油なので、気になる人は併せて読んでみてください。
材料や器具などについて
調理にかかる時間
・1時間
熟成期間
・1~2日
必要な器具
・まな板
・小さめの鍋
・包丁
・保存用の瓶(100円ショップのもので大丈夫です)
・深皿(唐辛子の粉を練るようです。)
材料
・ごま油(安いもので大丈夫です) 200cc
・一味唐辛子 10g
・水 30cc
・鷹の爪 10本
・ショウガ 20g
・ニンニク 4辺
・ネギの青い部分 1、2本
・無塩のナッツ類(ミックスナッツだと、歯ごたえが色々あるので楽しめます) 適量
作り方
最初にショウガとニンニクをみじん切りにしますが、ショウガの皮は取っておいてください。
▼ネギの青い部分だけです。
青いネギは片側だけ開き、中の泥とネバネバしているものを流水で洗い流します。
洗い終わったら3、4cmぐらいにぶつ切りにしましょう。
▼ナッツを好みの大きさにします。
管理人はナッツを入れたボールの底でグリグリして、潰しました(笑)。
歯ごたえがあっても美味しいので、あまり細かくしないでも大丈夫です。
▼一味唐辛子は30ccの水でよく練ってください。
こうすることで一味唐辛子が焦げにくくなります。
本来はお酒で練るらしいですが、そこまで気合入れるポイントではないと個人的に思っています。
写真では手袋を使ってよく練っていますが、スプーンや箸などで練っても大丈夫です。
▼高温になると焦げてしまうので、気をつけてください。
小さめの鍋に「ごま油」と「ショウガの皮」、「ネギの青い部分」、「鷹の爪」を入れ、弱火で加熱していきます。
▼ネギがきつね色になったら鷹の爪以外を抜きましょう。
▼これぐらいで取り出すといいでしょう。
▼練った一味唐辛子を入れます。
入れた時に水気が入るので、油ハネには気をつけてください!
ここからはたまにかき混ぜるにしてください。
▼焦がさないように気をつけましょう。
油の色が赤くなってきたら鷹の爪を抜き、刻んだニンニクとショウガを入れてかき混ぜます。
▼10分ほど加熱したら、ナッツ類を入れます。
ナッツを入れたら5分ほど加熱してください。
管理人はとっさにゴマを追加したくなったので入れました(笑)。
▼瓶に入れたら、完成です!
アツアツを入れると瓶が割れるかもしれないので、少し冷ましてからいれます。
この間に保存用の瓶を熱湯消毒かアルコール消毒しておきます。
オススメ追加調味料
・塩 食べるラー油自体の味がよくなりますが、料理に使いづらくなります。
・砂糖 味わいが深くなり、ご飯との相性がよくなります。
・一味唐辛子 辛さが足りない人は足してもいいでしょう。
・花山椒 中華のテイストが加わり、ピリッとします。
・五香粉 中華風ミックススパイスで、複雑な香りを足すことが出来ます。
・豆鼓 黒豆に塩を加えて発酵させた調味料で、細かくして入れると塩味と旨味が加わります。
まとめ
一晩ぐらい置いておくと味が馴染んできます。
調味料を入れていないので、ご飯にかける時は醤油を足すと美味しく食べられます。
もっと、具だくさんにしたい人はガーリックチップなどの乾燥したものを入れると歯ごたえがよくなりますので、試してみてください。