セールスポイント
・歯にくっつかないキャラメル。
・スイスの高級銘菓の1つ。
・プレゼントやギフトに人気がある。
レッカリー・フースについて
1904年にスイス国内に創業された「Läckerli Huus(以下、レッカリー・フース)」はシナモンビスケットやチョコレート、キャラメルなどを製造している洋菓子店です。
スイスには13店舗も存在しており、世界中にも輸出されている人気のあるメーカーとなっています。
キャラメルトについて
「レッカリー・フース」の看板メニューの1つであり、スイスで100年以上続く伝統製法で作られており、ネットリとした食感が無いので歯にくっつかないのが最大の特徴です。
製造方法に関しては公開されていませんが、公開されている写真を参考にするとおおまかな製造工程はわかりました。
練乳や砂糖、クリームなどを加熱して茶色になったらバットに流し、固まるまで冷やして放置します。
その後、ヒビが入らない様にカットし、3週間かけて湿気が少ない環境で熟成させる事で練乳が結晶化し、ネットリとした食感では無く、ジャリッとした食感に変化します。
レビュー
今回紹介するのは「レッカリーフース」の「キャラメルト」です。
▼パッケージ。
小型のビニール袋に入っており、丈夫な金具で止まっています。
50℃付近になっても溶けないそうなので、ちょっとしたプレゼントやホワイトデーでのお返しの利用がほとんどですね。
▼中身。
大きさは指先ぐらいの小ささですが、熟成されている事により味はしっかりとしており、クリーミーな味わいと強めの甘味が心地良いですね。
日本のソフトキャラメルは歯にくっつき、差し歯や銀歯が持っていかれる事が多いですが、本製品はサク・ジャリッとした食感がした後に、口の中でホロホロと崩れていきます。
やや深めの色をしたキャラメルなのでカラメルの味わいがやや強く、黒糖を彷彿させる風味がほのかにするのが面白い所です。
総評
ハッキリいって値段相応の価値はありませんが、これは日本の食事や菓子の値段が非常に安いにも関わらず、高品質のものが多すぎる故にそう感じるのでしょう。
スイスは世界有数の物価が高い国であり、輸入しなくとも日本円に直すと驚くほど高価、マクドナルドのビッグマックのセットが1,500円以上になるほどです(消費税的なものが抜きで)。
とはいえ、味が悪い訳ではなく、長期熟成させたタイプのキャラメルとしてはスタンダードな美味しさがあるとは思います。