セールスポイント
・立派な海鮮具材が入っている味噌汁を楽しむことが出来る。
・メインの海鮮は乾物ではなく、レトルトになっている。
・引き出物やカタログによく使われているメーカー。
OCEAN&TERREとは?
「Original AI」という会社が提供するブランドの1つが「OCEAN&TERRE」です。(以下、オリジナルあいとオーシャンツリーと書きます。)
「オリジナルあい」は引菓子や縁起物、贈呈品などのギフト用品を主に扱っているメーカーであり、特に食品の製品に力を入れています。
リーズナブルなものから高級なものまで取り扱っていますが、いずれの製品も高級感があります。
その「オリジナルアイ」のブランドの1つである「オーシャンツリー」では『日本の自然の恵みをシンプルに伝える』がテーマになっています。
具材が豊富なレトルト食品を利用した味噌汁やお茶漬けなどに始まり、ゼリーやドレッシング、スープなどバリエーション豊かな商品が多くあります。
当サイトでは同じメーカーの「だし茶漬け」も紹介しています。
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【実食】贅沢具材「だし茶漬け」【オーシャンテール/OCEAN&TERRE】
・抹茶と昆布出汁が効いているお茶漬け。
・粉末だけではなく、贅沢な具が載っている。
・引き出物やカタログによく使われている。続きを見る
海鮮味噌汁セットの詳細
現在販売されているのは「海鮮味噌汁セットA」「海鮮味噌汁セットB」「海鮮味噌汁セットC」の3種類になります。以下にセット内容を記載しておきます。
Aは「はまぐり」「あさり」「しじみ」
Bは「はまぐり」「あさり」「しじみ」「ずわい蟹」
Cは「はまぐり」「あさり」「しじみ」「ずわい蟹」「帆立」
具材には適した味噌がついており、赤味噌か合わせ味噌のどちらかが具材と一緒に梱包されています。
出汁は真昆布とかつお節でしっかりと出汁を取ったものを使っています。
レビュー
今回紹介するのは「オーシャンツリー」の「海鮮味噌汁セットC」です。
▼パッケージはこのように高級感があります。
▼フタを開けるとこのようになっています。
▼最初に「帆立」の味噌汁から作ります。
▼1つの袋にこのように真空状態になっている具材と粉末の出汁に分かれています。
帆立は味噌汁に入るには贅沢なサイズですね。スーパーで売っているボイルホタテと同じぐらいのサイズはあります。
▼味噌は粉末タイプになっています。
即席味噌汁と言えば「永谷園」の「あさげ」や「マルコメ」の「たっぷりお得料亭の味」などの生味噌タイプの方が高級そうなイメージがあり、粉末タイプはあまり見かけません。
お湯を注ぎすぎると具材がわからなくなる為、水分は少なめにして撮影していますが、実食する際にはお湯を足しています。
帆立の海鮮味噌汁
粉末タイプの味噌汁の利点お湯を注いだ瞬間にはすぐに味噌汁になるところですね。
こちらは海鮮の具がフレッシュなので魚貝類のいい香りが入ります。
粉末といってもクオリティが低いわけではなく、味噌汁の香りもダシもかなりいい仕事をしています。
即席味噌汁は化学調味料の味が強いものが多いですが、こちらはしっかりと昆布とかつお節から出汁を取っているので不自然な味わいはありません。
具材の帆立も口の中でホロッとなるぐらいに煮てありながらも旨味はかなり残っています。
ほんのりと味付けされているのも味噌汁の味がほとんど入らないことを見越して、下味を付けている感じですね。
宍道湖しじみの海鮮味噌汁
▼開けてみると驚きましたが、国産のしじみがこれだけ入っています。
▼お湯を注ぐとすぐにしじみが口を開きます。
赤味噌なので好き嫌いが出やすそうだと思っていましたが、ずいぶん飲みやすい赤だしですね。
香りも穏やかで、味わいもかなり丸めになっています。
ですが、赤味噌独特の味わいと香りが残っているのが嬉しいですね。
又、沢山入っているしじみからはかなり美味しいエキスが出てくるので下手な高級店よりも美味しいです(笑)。
個人的に1番好きな海鮮味噌汁でこれ5個パックでも構わないですね(笑)。
ずわい蟹の海鮮味噌汁
▼帆立やしじみに比べると貧相に見えますが、値段を考えるとかなり頑張っていますね。
▼お湯を注いだものがこちらです。
蟹の身と一緒にレトルトに入っているエキスも味噌汁に入れるとより、美味しく食べることが出来ます。
赤だしは先述したものと同じなので、説明は省略します。
この具の味は缶詰によくある「カニのほぐし身」とそっくりですが、固まりなので食べごたえがあります。
具材の旨味があっさり系なので、ここで薬味について触れます。
海鮮味噌汁に使われている素材は長ネギ、みつば、わかめです。
香りはほんのりとありますが、流石に新鮮なものにはかなわないですね。
しかし、みつばが多めに入っているので香りを良くし、見た目でも楽しむことが出来ます。
あさりの海鮮味噌汁
▼アサリのサイズは1年前後だと思われるサイズですね。その上、たっぷりと5個も入っています。
▼お湯を注いだものがこちらです。
こちらも赤だしですが、たっぷりのあさりがいい仕事をしています。
旨味も然ることながら、プリプリした身が良いですね。
1つ1つ解説しているとだんだん語ることが無くなってきましたので次に行きます(笑)。
はまぐりの海鮮味噌汁
▼ビッグサイズのはまぐりが出てきます。
▼お湯を注いだものがこちらです。はまぐりだけは自然とフタが開きませんでした。
以前、同じメーカーのだし茶漬けのハマグリもお湯で開かなかったので、手で開くのは前提みたいですね。
ハマグリの中にはたっぷりと美味しいエキスが入っているので、逃さずに味噌汁に入れましょう。
ハマグリは焼くのに向いているものと煮るのに向いているものがあるのですが、こちらは柔らかかったので素材を吟味していますね。
貝類で唯一の合わせ味噌になりますが、臭みの少ないハマグリとピッタリの味でした。
こちらの合わせ味噌は兎に角万人向けするように合わせられており、飲みやすさがいいですね。
総評
ハマグリのフタが開かなかった事件以外はほとんど隙がありませんでした(笑)。
残念な引き出物が多い中、こちらは普通に貰えたら嬉しいですね。
元々は縁起物や引き出物に使われる商品ですが、お取り寄せすると美味しい具沢山の味噌汁を手軽に飲めるので便利ですね。