セールスポイント
・マジカルスパイス一本で味付けを決められる。
・和洋中と様々な料理に使うことが出来る。
・シベリア岩塩、醤油、10種類以上のスパイスが使用。
マジカルスパイスについて
『何にでも使える魔法のスパイス』をテーマに作られた「マジカルスパイス」はシベリア岩塩、コリアンダ、オレガの、バジルなど10数種類のスパイスを絶妙なバランスで調合したものです。
この商品は「ライフテック」の主婦業を兼任している女性社員が、忙しい主婦のためにとの思いから開発されたので、和洋中と場面を問わず使える様になっているのが特徴です。
レビュー
今回紹介するのは「ライフテック」の「マジカルスパイス 袋タイプ」です。
▼スタンドパウチになっています。
▼マジカルスパイスの中身です。
味に関しては以前紹介した「片山スパイスキング」は醤油味が強かったですが、こちらは塩とスパイスが主張した味になっています。
複雑なスパイスの風味とガーリックやオニオンのおかげで旨味が強くなっているので、肉との相性はかなり良いですが、魚は種類を結構選びそうですね。
旨味が強いので、炭水化物系の料理には相性が良く、パスタやピラフ、フライドポテトなどに使うと良さそうです。
チキンソテー
作り方はスパイスを適量振った後に小麦粉をまぶして焼くだけです。
塩気はしっかりとしているので、ちょっと強めに塩を振る感覚で味付けしましょう。
ごはんもパンも食べやすいので、このチキンソテーはオススメの使い方の1つですね。
スパイスの効いた鰹のたたき
マジカルスパイスとサラダ油を小さじ1、刺し身に付属されているすりおろしニンニクとショウガを混ぜるだけでソースが出来上がります。
顆粒状のシベリア岩塩を使っているので、生魚に使っても程よい旨味と甘味があり、スパイスがカツオの香りを抑えてくれます。
今回は濃い目に作っているので塩分がやや強めになっていますが、油を多くすることでドレッシングにもすることが出来ます。
ケンタッキーのスパイスレシピにちょっと似てる?
『ケンタッキーの秘伝のスパイスレシピが2016年に解明された!』というニュースが一時期話題になり、様々なニュースサイトで取り上げられていました。
KFC recipe revealed? Tribune shown family scrapbook with 11 herbs and spices
https://www.chicagotribune.com/lifestyles/travel/ct-kfc-recipe-revealed-20160818-story.html
何故その様なはニュースをここで紹介したかというと、「マジカルスパイス」の原材料を見た時に『なんか見覚えのある材料だなぁ』と思い出したからです。
秘伝のレシピ(?)
オレガノ 小さじ1
チリパウダー(唐辛子) 小さじ1
セージ 小さじ1
乾燥バジル 小さじ1
乾燥マジョラム 小さじ1
コショウ 小さじ1
塩 小さじ1
赤パプリカ 大さじ2
オニオンソルト 小さじ1
ガーリックパウダー 小さじ1
グルタミン酸ナトリウム 大さじ2
共通の材料
オレガノ
唐辛子
バジル
マジョラム
コショウ
食塩
レッドベルペッパー(赤パプリカ)
ガーリック
アミノ酸等
異なる材料
グリーンベルペッパー(青パプリカ)
コリアンダー
パセリ
醤油
11種類中9種類まで同じなので、ケンタッキーのスパイスの雰囲気に少し似ているといえば似ています。
ということで、それっぽいレシピを考えてみました。
フライドチキン
材料
揚げ油 適量
鶏肉 適量
A
全卵 大さじ1
水 大さじ3
小麦粉 大さじ4
マジカルスパイス 小さじ4
ベーキングパウダー 小さじ1/2
パプリカパウダー 小さじ1
オレガノ 少々
チリパウダーミックス ごく少々
オールスパイス ごく少量
ケンタッキーのやや赤い色はパプリカパウダー色素ですが、マジカルスパイスには元々パプリカパウダーが入っていますが、それでは足りないので色付けの為に追加しています。
『ケンタッキー レシピ』で検索すると牛乳を使っているレシピが多く見られますが、管理人はケンタッキーの味付けにその風味が感知出来なかったので抜いています。
作り方
1.Aの調味料をよく混ぜる。
天ぷらみたいにふんわり混ぜると膨らみすぎるのでしっかりと混ぜましょう。
2.鶏肉をしっかりまぶして160℃の油で揚げる。
時間は10分を目安に揚げてから、皿に取り出しじんわりと火を通します。
3.仕上げに180℃で2,3分揚げる。
5~10分程度寝かしてから2度揚げして、カリッと仕上げます。
結果は醤油の香りが程よくする市販のから揚げ粉やコンビニのフライドチキンの様な味になりました(笑)。
実は先述したレシピは既にやったことがありましたが、まぁまぁ似ている程度だったというのが正直な感想です。
あの味があんな簡単に再現出来たらケンタッキーはとっくに潰れていまからね(笑)。
といっても、漬け込む必要がない、美味しいから揚げを作れるので便利なレシピですね。
総評
ケンタッキー風のレシピは若干ネタですが、シーズニングスパイスとしては使い勝手が良く、唐揚げの下味としては醤油パウダーなので漬け込む必要がないのは大きなメリットですね。
岩塩の割合が全体量の9%ですが、他にも塩分が多く使われているので、味を変える場合には香辛料だけをプラスする様にするのか、少なめに使うのがコツです。
この手のミックススパイス(シーズニング)の使い方は大抵同じになるので、他の記事で紹介しているミックススパイスと同じ調理方法が応用可能です。
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【実食】醤油の香り「片山スパイスキング/エヌケーフーズ」
・醤油ベースの日本人向けスパイス。
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【実食レシピ】万能調味料「淡路島オニオンスパイス/鳴門千鳥本舗」
・タマネギの旨味が入ったミックススパイス。
・これ1本で肉の味付けが決まる。
・サラダやスープなどにも使える万能調味料。続きを見る
ミックススパイスは基本的な構成は似たような素材ですが、何の素材に力を入れているかで風味はかなり異なります。
「片山スパイスキング」は醤油が強めであり、「マジックスパイス」は塩とスパイスが主張し、「淡路島オニオンスパイス」はタマネギの旨味を活かしたまろやかな味わいです。