セールスポイント
・本格窯焼きピザを低価格で楽しめる。
・1枚1枚すべて手伸ばしされている。
・楽天総合1位を取り、年間100万枚販売したことがある。
PIZZAREVO(ピザレボ)について
2011年に福岡県に開店された「ピザレボ」はナポリピザを280円からという低価格で提供している店です。
翌年の2012年には冷凍ピザ業界に進出し、家庭でも本格的な味を楽しめるピザを開発しました。
冷凍ピザは現在において冷凍食品の中でも非常に人気があるカテゴリーですが、楽天で総合1位を取った上に年間100万枚以上もの販売実績があることから人気の度合いがわかりますね。
ピザレボの生地へのこだわり
ピザの命である生地は1枚ごとに職人の手作りで行われており、素材や気温などに適した商品作りを心掛けています。
大手製粉会社と共同開発した「ピザレボ」オリジナルの福岡県産小麦100%は香りが良く、味わいが豊かなのが特徴だそうです。
又、打ち粉に使う小麦粉は低温石臼挽き(これにより香りが飛びにくい)をしており、風味がグッと良くなります。
この生地を高温の石窯で焼き上げ、本格ナポリピザの外はサクッ・中はモチッとした食感を楽しむことが出来ます。
ピザレボの素材へのこだわり
ピザの命とも言えるトマトソースにはイタリアのカンパーニュ州の太陽を一杯に浴びた完熟トマトを使用しており、高糖度トマトと同じ糖度であるのが特徴です。
このトマトを酸味と甘みのバランスを崩さない様に丁寧に作ったソースにしています。
九州地方は自然が豊富であり、山と海の幸が両方とも優れたものがとれ、「ピザレボ」では先述した小麦以外にも爽やかな香りがするバジルを使用しています。
又、ナポリピザには欠かせないオリーブオイルは香り豊かなイタリア産オリーブを使っています。
レビュー
今回紹介するのはピザレボの「選べる5枚プレミアムセット」です。
5枚が多いと思う人でも2枚や3枚からお試しセットが格安で用意されているので、安心して注文できます。
▼このダンボールで配達されます。
▼中身です。
今回頼んだのは「極マリナーラ」「極マルゲリータ」「REVOのバンビーノ」「博多明太タラモと大葉」「イカ墨のガーリックチーズ」です。
焼き方について
1.10~20分自然解凍して、ピザを袋から出します。
2.オーブントースターで焼きます。
という、2工程なのですが…、そのままやると美味しく出来ませんでした(笑)。
解凍方法は冷蔵室を利用してしっかりと解凍を行ってから、温めた調理器具にすぐに入れる方が良いでしょう。
▼グリルなら上火は強め、下火は弱めがベストでした。
パン生地は霧吹きをしないとパンのカンパーニュぐらいの硬さになりますが、それが好きな人もいるかも知れません。
両面焼きグリルやガスオーブン、オーブントースターなど色々と試しましたが、かなり水分が飛びやすいピザ生地なので、基本的には霧吹きで『やりすぎじゃない?』と思うぐらいパンのフチ(特に上面部)を濡らしてから焼いた方が良いです。
焼き時間に関してはピザの種類や環境によって異なるので、8分を目安に各自調整しましょう。
具材がグツグツ言うまで加熱するとパン生地が焦げやすいので1枚目はフチを濡らしてから加減して焼くことをオススメします。
極マリナーラ
マリナーラはチーズを使わないピザであり、トマトソースにオレガノ・ニンニクだけのシンプルな構成になっており、極が商品名に付くとチェリートマトとグラノパダーノというハードチーズを粉チーズにしたものが加わります。
トマトソースは爽やかさよりもコクを重視しており、しっかりと煮詰めたものであり、やや強めの塩気になっています。
シンプルな構成なので当然ながらニンニクが主張しており、あまり粉チーズの恩恵は感じられませんでした。
極マリナーラにはチェリートマト(ミニトマトとほぼ一緒)が載っており、これはトッピングする前に恐らく煮ており、シンプルに焼いたものよりも味が濃くなっています。
極マルゲリータ
ピザレボのチーズは全体的に少ないのですが、全体的に「極」が付いた商品は値段が高くなりますが、通常の商品よりもリッチな構成になっています。
といっても、極マルゲリータは通常の日本人が想像する範疇のマルゲリータになるレベルなので、通常のマルゲリータはチーズがかなり少ないことが予想されます(280円だからしょうが無い所もありますが)。
チーズやトマトソースのバランスは中々良いですが、しっかりと煮詰めたトマトソースの為、ソースが少なく感じる人も居るでしょう。
ですが、今回頼んだラインナップの中では一番家族から評判が良く、管理人もシンプルなピザが美味しいと感じました。
REVOのバンビーノ
ベーコンの味がしっかりしており、クセの無いゴーダチーズをベースに作ったソースを楽しめます。
不思議なものでマヨネーズっぽい風味に感じられ、マヨネーズコーンの様なアメリカンピザを彷彿させる味ですね。
ここまで食べてきた生地の感想は焼き方さえ上手く行けばピザ生地はこの価格帯では美味しい部類であり、小麦粉の甘みと風味も楽しめます。
博多明太タラモと大葉
福岡らしい明太子のピザであり、ジャガイモのペーストに明太子を入れ、大葉を散らしたものです。
正直な感想としては安いチューブのたらこマヨネーズを使ったピザを彷彿させ、おとりよせで買うほどの価値はない…と思いました。
「ピザレボ」はバジルも大葉も存在感が希薄な印象だったので、家庭菜園でバジルや大葉を育てているなら追加で足すのが良いでしょう。
イカ墨のガーリックチーズ
イカ墨ソースにイカリングとオニオン、ガーリックをトッピングしたピザです。
ソースはイカ墨に野菜とアーモンドを加えて煮詰めた特製ソースであり、イカスミ独特のクセは少なめになっていますが、好きな人には物足りないかもしれません。
ガーリックチーズと名乗っていますが、玉ねぎの甘みしか主張していませんでした。
総評
おとりよせの冷凍ピザの相場の値段は1枚800~1000円前後が多いのですが、極シリーズの様に「ピザレボ」でも値段が高い商品は他社製品と比べるとチーズと具材のクオリティは低めと感じました。
ですが、生地の美味しさは焼き方に失敗しなければかなり良く、自分で伸ばす必要がない窯焼きのものを購入できるのでそちらは再度購入があるかもしれません。
なので、「ピザレボ」のウリである格安ピザであるマルゲリータやマリナーラの様な生地を楽しむ安いピザ限定ならオススメです。
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