セールスポイント
・韓国料理らしいスッキリとした辛さと旨味がある。
・本格的なユッケジャンを手軽に楽しむことが出来る。
・料理のアレンジが思いの外広いレトルト。
bibigo(ビビゴ)について
「bibigo」は現在、約50カ国で100種類以上の商品を販売している「CJ CHEILTEDANG」という韓国の食品メーカーのブランドの1つです。
韓国の味を代表する食品として世界中に韓国料理の価値を広めることを目標にしており、キムチやパプ(ご飯物)、プルコギ、スープなどを取り扱っています。
知名度でいうと健康食品である「CJ CHEILTEDANG」の「美酢(ミチョ)」というフルーツビネガーの方が有名であり、こちらはフルーツを発酵させて作った飲むビネガードリンクです。
bibigoのユッケジャンについて
ユッケジャンは牛肉やワラビ、モヤシなどをゆっくり茹でた辛味のあるスープ料理のことを指し、辛味には韓国らしい粉唐辛子がふんだんに使用されています。
韓国のスタミナ料理の定番であり、ごはんとキムチを一緒に食べる事が多く、コショウや塩、砂糖、ごま油、醤油などで味のアレンジをしながら食べられるのが魅力の1つです。
「bibigo」のユッケジャンは3時間かけて茹でた牛肉のバラ肉と長ネギ、そして、ワラビの代わりに芋茎(ずいき)を使っているのが特徴です。
又、スープがたっぷりと入っているので手軽に具材を加える事が出来るので、具材入りの鍋の素(スープ状のもの)がイメージに一番近いと思います。
レビュー
今回紹介するのは「bibigo」の「韓飯 ユッケジャン」です。
▼パッケージです。
ポイント
全重量が500gとボリュームがあり、具材は多いとは言えませんが、スープがたっぷりなので多少の野菜と肉を追加しても味が薄くなるということはありません。
ボリュームをたっぷり増やして、3人前程度にしたい場合は塩か鶏ガラスープの素で塩気を調整するのがオススメです。
▼中身を盛り付けたものです。
具材はシンプルに細かい牛肉と長ねぎ、茎芋の3種類であり、しっかりと煮込まれているので柔らかく仕上がっています。
里芋の茎を乾燥させた芋茎は芋がらと呼ばれ、こちらの方が日本では有名だと思いますが、山菜のクセを無くした様な味わいとシャキシャキとした歯ごたえがあり、中華料理や韓国料理では定番の素材です。
スープは牛骨ベースにニンニクがたっぷりと入っているものですが、日本のラーメンの様に複雑かつ濃厚な旨味ではなく、韓国料理らしいスッキリとしたシンプルな旨味を楽しめます。
唐辛子は当然ながら辛味の少ない韓国産唐辛子を使用している為、見た目に反して辛味は穏やかであり、ほのかな酸味があるので、スッキリとした味わいになっています。
▼うどんを入れるだけでお手軽料理。
今回は細目の乾燥うどんを使用していますが、冷凍うどんのモッチリとした食感と太さが合うと思うので、手軽さも含めて家庭では冷凍うどんをオススメします。
シンプルにうどんを足しただけだと、少し物足りないと後半感じたので、従来のユッケジャンの食べ方同様に醤油やコショウなどを足しながら味の変化を楽しんでください。
オススメのトッピングはチーズを加えたものであり、チーズが辛さをマイルドにさせつつも、旨味を補強してくれます。
▼オススメは炊き込みご飯です。
2合の精白米にそのままスープを入れて、少量の水で調整し、具材も入れて炊き込むだけで韓国風炊き込みご飯に仕上がります。
本製品の特徴として汁がとても多く、スープがコッテリとしていない為、いい塩梅にご飯に味が染みてくれます。
味もスープして食べる時と同じぐらいに辛味・旨味・塩気のバランスが非常に整っている様に感じ、サラダや茹で野菜、温泉卵などでもあれば十分に豪勢な食事として楽しめるでしょう。
総評
鍋の素に近い商品ですが、具材が入っているので1人ならば何も足さなくとも十分に楽しめます。
2人以上で楽しむ場合には少々寂しいので、具材と一緒に塩気を少々補強すると良かったです。
定番のトッポギをプラスするのもいいと思いますが、茹で餃子や餅、ワンタンなどの市販品との組み合わせを考えると思いの外汎用性の高いレトルト食品ですね。