セールスポイント
・袋から出してすぐに食べられる燻製鯖。
・常温でも1年間保存が出来るのが便利。
・脂の乗った鯖としっかりとした薫香が酒に合う。
夜明茶屋について
1890年に創業された「夜明茶屋(やまひら)」は福岡県にある魚介類の加工・販売、飲食店の経営などを行っているメーカーです。
むつごろうやわらすぼ、うみたけなどの珍味を多数取り扱っており、わらすぼ出汁で取った「エイリアンラーメン」や「エイリアンふりかけ」などが有名です。
珍味に力を入れている店ですが、海苔や貝柱粕漬け、うなぎの白焼きなどの普通の商品も取り扱っています。
わらすぼはかなり変わったエイリアン風魚なので良かったら検索してください(笑)。
THE さBARについて
厳選した脂の乗ったノルウェーサバ(タイセイヨウサバ)を燻製したおつまみ鯖です。
レトルト調理がされているので、常温保存が可能な商品であり、缶詰とは違ったフレッシュさを楽しむことが出来ます。
糸島またいちの塩(にがりが多い玄界灘の海水塩)を使うことで、塩分控えめながらもしっかりとした旨味を引き出しています。
燻製された鯖はトレイ入りになっており、お手拭きと楊枝があるので開けたらそのまま食べることが出来る親切な設計になっています。
レビュー
今回紹介するのは「夜明茶屋」の「THE さBAR(ザ・サバー)」です。
▼パッケージです。
▼中身はこの様になっています。
意外としっとりとしているので、封を切った時に水気がこぼれない様に気をつけましょう。
お手拭きと楊枝、トレイ付きなのは気が利いていますね。
楊枝は下の写真でも使っていますが、高級感のあるものが同封されていました。
▼盛り付けたものです。
商品説明でもあったノルウェーサバはたっぷりと脂が乗った鯖であり、マサバやゴマサバと違って魚の旨味よりも脂のコクを味わう魚です。
シンプルに塩味を付けて燻製した商品ですが、青魚特有の臭みが全くなく、コッテリとした魚の美味しさを楽しめます。
香りはスモークサーモンと同じ様な優しいクセの無い匂いですが、口の中では薫香がしっかりと感じられ、芳ばしく仕上がっています。
塩気は焼き魚より気持ち控えめぐらいの塩加減ですが、お酒と一緒に楽しむには良い塩梅に感じます。
▼山椒、コショウ、七味がオススメ。
半身とたっぷりと入っているので、味付けの変化が後半になると欲しくなるかもしれません。
そこで、ワサビやカラシなどの定番の薬味を試してみましたが、燻製されているのでどちらかというと粉末になっている山椒や七味、粒コショウなどが合いました。
ビールやワイン、焼酎、日本酒と好みは人それぞれなので、色々な薬味でどの味が合うか探すのも良いかもしれませんね。
総評
一年間の賞味期限があり、常温で保つ鯖のおつまみですが、レトルトという感じは一切感じられませんでした。
ですが、シンプルな商品の割にはやや高めの値段が引っかかり、もう少し値段が安くなればもっとオススメしやすいです。
脂のコッテリとした旨味と燻製が好きな人には賞味期限の長さも併せて、良いおつまみですね。