セールスポイント
・青森シャモロックの濃縮ガラスープ。
・1本で約1.5Lのスープが作れる。
・味付けは塩だけなので使い勝手が良い。
青森シャモロックを使った特製スープ
青森県の名産品である青森シャモロックは青森県畜産試験場が20年の歳月をかけて改良した地鶏であり、濃厚なダシがとれ、奥深い味わいが特徴です。
東北では鶏ガラスープをベースにする汁物が多く、青森県のせんべい汁や秋田のきりんたんぽ鍋などで使われています。
青森シャモロックは有名な地鶏な為、こちらのスープとセットになった商品も多数あります。
製造は「スタミナ源だれ」で有名な「上北農産加工」が行っており、3倍濃縮した「青森シャモロックスープを使った特製スープ」もタレと同様に高評価です。
レビュー
今回紹介するのは「大鰐振興(販売元)」の「青森シャモロックスープを使った特製スープ」です。
▼パッケージです。
最初に写真を撮り忘れたので、使用済みのものになっています。
▼中身です。
液体タイプのスープは賞味期限が短めという弱点はあるものの、本製品は顆粒タイプよりも風味に優れており、プロの取るスープに近い味わいですね。
3倍希釈では麺類、4倍希釈はシンプルなスープ類に丁度いい塩梅ですが、好みで醤油や塩などを足せるぐらいの塩加減になっています。
ネギ塩だれの味付けやサラダのドレッシング代わり、チャーハンや炊き込みご飯の補助、炒めものにちょっと入れたい時などと幅広い活躍が見込めます。
▼基本的には顆粒タイプと同じ使い方。
オススメはラーメンやうどんなどのスープの味わいがわかる料理です。
写真では油かす(肉かす)を刻み、スープと一緒に煮てかけうどんにしましたが、簡単に作ったとは思えない旨味に溢れた出来でした。
スープを更に美味しくしたいという人はキャベツや人参、長ネギなどのチキンブイヨンと相性のいい素材を一緒に煮込んであげるとより美味しくなりますよ。
塩昆布と豚肉の炒めもの
材料
太白ごま油 大さじ1
豚肩ロース 200g
塩昆布 大さじ1(要調整)
カラーピーマン 2個(お好みの色で)
豆苗 半パック
シャモロックスープ 大さじ1(要調整)
かつおぶし 適量
ポイント
塩昆布によって味が異なるので、塩加減はどちらかというとシャモロックスープで調整するのがやりやすいです。
豚肉はサッパリとした料理に仕上げる為に湯通ししていますが、そのまま炒めても構いません。
作り方
1.豚肉を一口サイズに切り、湯通しする。
ポイント
ここで完璧に火を通してしまいます。
ザルにあけたらお湯で洗い、アクを取るとより美味しくなります。
2.カラーピーマンは細切りに、豆苗は4~5cmに。
3.ごま油を敷いてフライパンでカラーピーマンを炒める。
4.カラーピーマンの火が通ったら、豚肉と豆苗、調味料を入れる。
5.調味料が全体に馴染んだら、盛り付ける。
6.仕上げにかつおぶしを散らす。
かつお、昆布、豚肉だけでもかなり旨味が多いのですが、鶏ガラスープを使うことで中華料理のテイストが加わり、炒めものとしてまとまった味わいになります。
野菜は色々なもので作ることが出来、顆粒タイプのガラスープや味覇などの中華系調味料と比べると味付けの変化が豊かなのが大きなポイントですね。
▼シンプルに仕上げるならネギ塩丼。
上記の様な料理をするのが面倒な時にはカリッと焼き上げた豚バラ肉に胡椒とこのスープを使うだけで素材の味が活きたネギ塩丼が作ることが出来ます。
長ネギは小口切りにして、レモン汁をかけてあげると美味しくなります。
塩味が強すぎず、複合的な旨味がないので使い勝手が良い本製品は個人的に嬉しかったポイントですね。
総評
液体スープの濃縮タイプは風味がよく、顆粒タイプとは違った魅力があります。
野菜が使われておらず、基本的にはガラスープと塩味なので料理好きには良い商品だと思います。