ブログの運営費用の為に広告を利用しています。

Amazon お取り寄せ レビュー&口コミ 楽天 調理器具

40年以上愛用している調理師一家がシャトルシェフを勧める理由

シャトルシェフ、保温機

セールスポイント

・手間をかけずにおいしい料理が出来上がる。
・加熱する時間を1/3に抑えられ、時間に余裕が出来る。
・電磁調理器(IH)にも使える。
・一部のパーツを簡単に取り替えられる。
・購入すると全100種のレシピが付いている。

真空保温調理器について

現在、「タイガー」や「パール金属」などが真空保温調理器具(魔法瓶や二重構造、真空二重構造など)を販売していますが、「サーモス」の製品が売れ行きではかなり優勢になっています。

真空保温調理器とはどういうものかというと、身近なものを例にすると水筒やマグカップなどの保温に優れたものがありますよね?

あれを調理器具にした鍋バージョンが真空保温調理器になります。

シャトルシェフについて

シャトルシェフは短時間火にかけた調理鍋を保温容器で丸ごと保温し、余熱で食材に火を通す保温調理が出来る調理器具です

保温性の高さを活かして、火にかけ続ける必要がないので火元を見張る必要がありません

又、余熱で調理をするため、素材を柔らかくしている間に煮崩れが起きないので、スープを濁らせずに、美味しく仕上げられることが大きなメリットです

最近話題になっている低温料理にも活躍し、経済的なので料理人だけではなく、様々な家庭でも必ず役に立ちます。

ステンレス製魔法びんの秘密

以下のレビュー以外の内容はサーモスの公式HPをざっくりまとめただけです

本記事のメインコンテンツであるレビューを読みたい人はこちらの青文字をクリックorタップしてください。

https://www.thermos.jp/craftmanships/

本項目の画像は全てサーモスからの画像を引用させて頂いています。

魔法びんはステンレスの二重構造で、外びんと内びんの間を真空状態にしています。

真空状態にすることで、熱を伝える気体分子がほとんどないため熱を伝えません。

内瓶の外側に金属箔を巻きつけることで逃げようとする熱を反射させ、熱放射による放熱を防ぎます。

通常の一重構造のやかんと魔法びん構造のステンレスポットを比較すると保温性能は大きく異なることがわかります。

両方に95℃のお湯を入れて6時間語までの温度を比較したグラフを見ると、一目瞭然です

これらの仕組みは1/10000000(千万分の一)気圧以下という高真空状態の中で二重構造の底を防ぐことで生まれます。

なので、2~3週間保管した後に、機能がしっかり働いているか厳しいチェックが行われた高品質な商品のみが市場に出ているので、「サーモス」の各商品は高評価を得ています。

シャトルシェフの良いところ

内容量(サイズ)が様々ある

シャトルシェフには家庭の用途に合わせて、1600、3000、4500、6000、8000mlと幅広いサイズがあるのが特徴です。

一人暮らしから大家族まで使いやすいサイズを選ぶことが出来るのは嬉しいですね。

通常のタイプとフッ素加工タイプの2つがある

フッ素加工タイプにはKBJという品番が付けられており、その他の品番はフッ素加工はされていません

ですが、主に下煮に使われることが多いシャトルシェフではフッ素加工がされていない商品の方が人気となっています。

[amazonjs asin="B0746N473W" locale="JP" title="サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L (4~6人用) ブラック 【調理鍋ふっ素コーティング加工】 KBJ-4500 BK"]

電磁調理器(IHクッキングヒーター)も使用可能

どんな熱源にも利用が出来、200VのIHクッキングヒーターに対応しているので、オール家電になっている家庭でも使えます。

勿論、ガスや電気、ハロゲンヒーターなどにも使えるので、使用不可の環境はほぼありません

スペアパーツが売られている

調理鍋や持ち手(取手)、フタなどのスペアパーツがAmazonや楽天などで手軽に購入出来るので、少し壊れたぐらいなら安心して何年も使用できます。

持ち運びが出来るタイプもある

RPE-3000という品番のシャトルシェフには運びやすい様にハンドルと安全ロックが付いてます

その他の性能は他のシャトルシェフとは変わらないので、主にアウトドアで使いたい人にオススメです。

シャトルシェフの基本的な使い方

①調理鍋を保温容器から取り出し、材料を入れて加熱

あくまで保温時間を長くする為の商品なので、煮汁に浸からないと加熱が上手に出来ず、味が染みにくいです

②沸騰したら味付けし、加熱を続ける

材料によって保温時間は異なりますが、煮詰まることがないのでここで味付けしたものがほぼ仕上がりの味となります

最初の内はシャトルシェフに付属されているレシピ(クッキングブック)の加熱時間を参考にすると良いでしょう。

③調理鍋を保温容器に戻す

沸騰した後に味付けをし、その後鍋のフタをしてから調理鍋を保温容器に戻します。

保温容器のフタもこの時に使います。

どちらのフタも忘れると一切保温効果が無いことは絶対覚えておきましょう

しっかりと保温された状態ならば常に加熱されている様になります。

④煮えたら調理終了

高温が維持されているので、あまりにも長い間入れっぱなしにしていると素材が柔らかくなりすぎないように注意しましょう

レビュー

それでは実際に購入したシャトルシェフを紹介します。

管理人は限定版であるKBH-4501を使っていますが、その他の商品との違いは色しかありません。

▼この様なダンボールに入っています。

シャトルシェフ、パッケージ、外装

▼緩衝材はそこまでないので検品はしっかり行いましょう。

開封

▼保温容器です。

シャトルシェフ、保温機

▼調理鍋です。

シャトルシェフ、鍋

▼この様なレシピブックが付いてきます。

COOKING、BOOK、シャトルシェフ

▼調理時間の目安は最初のうちは役立つと思います。

レシピも同梱されている

実例1:牛すじ肉の煮込み

牛すじ煮込み、完成品、盛り付け

1.牛すじ肉がヒタヒタになるぐらい水入れる。

牛すじドーンと煮ましょう

2.沸騰したらザルにあけて、お湯でアクを洗い流す。

肉はあらうのだ

ここで鍋についているアクを洗い落としておいてください。

3.牛すじ肉がしっかりと浸かるぐらい水を入れる。

再度、加熱

4.沸騰したら調理鍋にフタをする。

一連の流れ以下略

5.保温容器に入れて、フタをする。

牛すじ肉の煮汁はかなり味が強く、人によっては全て捨てる人もいるぐらいなので、調味料は保温調理を行う時点では入れません。

6.ニ時間後に再加熱し、二時間保温する。

時間は目安であり、慣れてくると時間が適当でも美味しく作れる様になります。

茹で汁を全て使わない場合は保温調理する際に限界まで水を入れれば再加熱は不必要です。

7.硬さを確認する。

柔らかくなったら完成

ポイント

ここでハシで適度に崩せるぐらいになったことを確認しておきましょう。

牛すじ肉は様々な厚みのものがあり、火の通り加減が異なっているので、分厚い部分はかならずチェックするクセを付けておくと良いでしょう。

8.別のフライパンで味を付ける。

ここから味付け

シャトルシェフで作ってもいいですが、保温性が高いと煮崩れやすくなるので、冷めやすい通常の鍋を使用した方が味が染みやすいです。

9.好みの硬さにし、調味液を煮詰めたら完成!

牛すじ煮込み、完成品、盛り付け

時間と楽さでは圧力鍋に軍配があがりますが、具材が美味しく仕上がるのは圧倒的にシャトルシェフであり、素材から味が逃げにくいですね。

又、煮汁やスープが濁らないので美しい料理を作ることが出来ます。

温度管理に慣れれば炊飯ジャーや圧力鍋、低温調理器などは全て必要はなくなります。

圧力鍋は無理やり素材の細胞や繊維をぶっ壊して柔らかくするので、素材の旨味がかなり逃げてしまうのは大きなデメリットとなっており、不味く仕上がる方法の1つと断言できます。

使用後には手入れを行う

保温器は丸洗い不可

保温容器には多数の水分が付着しているので、調理後にはかならず水滴を拭いて、フタをせずに乾燥させましょう

シャトルシェフはかなり頑丈な商品であり、型落ちのものですが手入れさえしていれば30年以上経っても現役として使えています

実例2:ビーフシチュー

トロミがついたら完成

1.スネ肉と水を入れる。

シャトルシェフ、肉を入れる

本格的に作るのならば炒めてから水を入れた方が芳ばしさが加わることで香りがよくなりますが、この作り方でも十分美味しく出来ます。

2.沸騰するまで加熱する。

アクをしっかりと出す

3.アクを取ったら保温調理を二時間行う。

4.二時間後に火の通り具合を確認する。

ここまで火が通ったら完成

5.人参と玉ねぎ、調味料などを加えて加熱する。

肉が煮えたら野菜を投入

6.五分程煮てからアクを取る。

アクを取ったら再加熱

7.好みの味になるまでルゥを入れる。

デミグラスソースを投入

旨味が弱い場合はルゥを足すのではなく、フタを外したまま煮詰めると美味しく仕上がります。

8.再び保温容器に入れて、しばらくしたら完成。

ホロホロシチュー

完成品はこの様にスッと切ることが出来、非常にジューシーです。

フランス料理とシャトルシェフの相性は抜群であり、今回は紹介しませんが甲殻類を使ったアメリケーヌソースもプロ級の味にすることが出来ます。

テフロン加工の製品KBJ-4500を追加購入

KBJ-4500-BKを購入したのでレビュー。

更に新型のシャトルシェフ、フッ素加工をされたものを購入しましたが、鍋やフタ、あらゆるものが薄くなっており、軽さを追求してあるので取り扱いは女性でもかなり楽になりました。

40年前に発売されていた製品はこの製品の倍以上は重かったので、今風の作りになったという印象です。

フッ素加工されたティファールのシャトルシェフ。

取っ手に保温用のフタを引っ掛ける作りの為、やや保温性能は低下したので、味にこだわるならば本記事でメインに取り扱った非フッ素加工のタイプを推奨します

それでもフッ素加工されたメリットは十分にあり、洗い物は相当楽になり、料理自体はしやすいので悪くはありません。

特殊な調理方法(非常にギリギリの温度帯の低温調理など)を採用しない限りは本製品で十分なので、普通の家庭料理ならフッ素加工されているタイプが良いでしょう。

総評

以前使っていたシャトルシェフよりもグッと保温性が高くなり、調理を非常に行い易くなったのが1番嬉しかったですね

保温調理器は多少料理の心得が無いと使いこなせず、圧力鍋or電子圧力鍋の方が楽ではありますが、プロの仕上がりまでに持っていけるのは保温調理器だけです。

ただし、汎用性は低く、温泉卵や茶碗蒸し、パエリアなど様々な料理を作ることが出来ますがこれらの用途は別の調理器具に任せるべきです。

やはり、メインは煮物やスープなどの料理になり、煮崩れがなく、澄んだキレイな汁を取れることが大きなメリットに魅力を感じた人が買うべき製品となっています。

野菜を被せて、後で拾いやすく
【保温調理器】放置で簡単なのに完璧なチキンブイヨンのレシピ

・24時間かけて作るが、コンロの前には数十分のみでOK。
・シャトルシェフを使うことで圧倒的に簡略化。
・アク取りは最初の工程のみ。

続きを見る

保温性の高さを利用して、寝ている間にプロ並の味わいを作り出すことも可能なので非常に便利な調理器具です。

-Amazon, お取り寄せ, レビュー&口コミ, 楽天, 調理器具