セールスポイント
・ギリシャ菓子ならではの甘いお菓子。
・オレンジの風味が強い。
・少しで満足できる重厚さを持っている。
Bolero(ボレロ)とは?
ボレロ社はマルガリータ家により、1987年に設立されましたが、その歴史は長く、1921年に遡ります。
1999年に工場を新設し、ウエハースティックとドラジェ(糖衣菓子)の製品に特化したギリシャで有数の高級菓子メーカーです。
厳しい原料の選別や徹底した生産工程管理により、世界中の輸出先にて好評を博しています。
ギリシャ菓子について
日本では和菓子以外でも様々な国の菓子が楽しまれている国であり、他国民よりも柔軟性な舌を持っています。
ですが、甘味や脂肪分は控えめに作られており、軽めの歯ごたえや穏やかな香りと全体的にサッパリした味わいが好きな人が多いです。
逆に西洋ではコッテリ・重厚な甘味を持つ洋菓子が人気であり、日本人には甘いものも多数あります。
その中でもギリシャ菓子はナッツ類をガッツリと使った上に、油と砂糖が多く入っている生地を多用し、シロップやハチミツなどをたっぷりかける程のハイカロリー激甘菓子が多数あります。
日本人に万人受けしないかもしれないヘビィさですが、その甘さは甘党には堪らず、クセになる様な味わいが多くあるので、ハマると他のお菓子が物足りなくなる人もいるぐらいです。
ボレロの特徴
サクサクとした薄い生地でフレーバーがしっかりとしている独特のクリームを何重にも巻いている焼き菓子です。
「ヨックモック」の「シガール」を彷彿させるスイーツですが、まるっきり別物ではあり、甘味も風味もドシッとしています。
現在(2019/09/06)の時点では、「バニラ」「ココア」「レモン」「オレンジ」の4種類の味わいが販売されています。
レビュー
今回紹介するのは「ボレノ」の「チョコオレンジウエハーススティック 400g」です。
▼円柱形の缶に詰められています。
▼アルミでフタがされています。
▼紙蓋がさらにあり、それを取ると中身が見えます。
缶のフチはよくある缶詰と違って、鋭利ではないので子供でも安心出来る形になっています。
管理人はタバコを吸いませんが、デザイン的には高級葉巻の缶入りタイプを彷彿させられました。
[amazonjs asin="B004PUEYH6" locale="JP" title="ココアシガレット 30個入 Box(食玩)"]子供の頃に食べた駄菓子の「ココアシガレット」のアダルト版と思えばギリシャを近く感じる…かもしれませんね(笑)。
▼コーヒーや紅茶、ウイスキーでもアリ
あまーいお菓子なので基本的には飲み物とセットで食べることを勧めます。
サクサクとした生地の甘味はそこまでありませんが、中の「チョコレートオレンジソース」の甘味は強く、口の中にはしばらく甘味が残ります。
同時に、チョコレートが口に溶け始めた頃にオレンジの香りが強烈にブワッと広がり、コアントロー(オレンジのリキュール)というと褒め過ぎですが、甘味とオレンジの香りはそれぐらい感じられる大人向けの味わいです。
強い度数のお酒は甘い物との相性が良く、チョコレートやクッキー、ドライフルーツなどをセットで出すBarもありますが、「ボレロ」も同じ様に楽しむことが出来ました。
▼甘味を抑えるのにクリームチーズなども
手作りクリームチーズにはなりますが、強い甘味と香りを穏やかにさせられるので、一緒に食べるのも悪くありませんでした。
上手に使えば一風変わったパフェを作るのにも利用できそうですね。
総評
他のフレーバーは試していませんが、全体的にレモンやオレンジなどの柑橘類が入ったものの方が日本人には向いていそうです。
乾燥剤が入っていないので、自分で入れるなり、冷蔵庫で保存するなどの対策を各自すると長く楽しめます。
万人受けしないですが、『日本のお菓子は甘味が少ない』という甘党は試してみてください。