セールスポイント
・神戸で一番人気のチキン南蛮専門店。
・冷蔵製品なので、タルタルソースが水っぽくない。
・ご飯と野菜、両方とも相性が良い。
港町MOTHERについて
1999年、兵庫県神戸市に設立された「港町MOTHER」は『世界一美味しいチキン南蛮』を目指しているチキン南蛮の専門店です。
本店ではシンプルなチキン南蛮だけでは無く、辛味のある「レッチリ南蛮」から始まり、「パクチー南蛮」や「チーズ納豆南蛮」などと攻めているメニューもあります。
メインとなるチキン南蛮は国産の若鶏のもも肉に衣を付け、ラードで揚げることにより、ザクザクとした歯応えとコクがあるのが特徴です。
チキン南蛮は元々は余りがちな胸肉を美味しくする為に宮崎で生まれた料理ですが、やはり、もも肉で作ったほうが美味しいと調理師である管理人もそう思います。
幸せのチキン南蛮
実店舗では「世界一のチキン南蛮」という製品名で販売していますが、通販で販売しているチキン南蛮は「幸せののチキン南蛮」になっています。
チキン南蛮は真空パックされたレトルト食品が販売される程人気のある揚げ物の1つですが、味を落とさない為に「港町MOTHER」では実店舗で揚げたチキン南蛮とタルタルソースを冷蔵して配送しています。
冷凍にすることが出来なかった理由はタルタルソースの美味しさを保つ為であり、「港町MOTHER」では新鮮な玉ねぎと人参、ピクルスを使用しているので、冷凍するとタルタルソースが水っぽくなってしまうからです。
レビュー
今回紹介するのは「港町MOTHER」の「幸せのチキン南蛮4人前」です。
▼冷蔵バッグ入り。
賞味期限は開封しなければ10日なので、受け取りミスをしなければ冷蔵便でも十分ですね。
▼内容。
セット内容
チキン250g 2パック(計4カット)
タルタルソース 2パック
南蛮タレ 2パック
タレとタルタルソースは想像以上にたっぷりと入っており、遠慮なく使うことが出来ました。
むしろ、多すぎたぐらいなので様子を見ながら2つ目の封を切ると良いかもしれません。
調理方法
同梱されているマニュアルを参考に調理してください。
電子レンジ調理
1.チキン南蛮の袋に少し切り目を入れ、電子レンジで温める。
2.食べやすい大きさにカットし、盛り付け。
本格調理
1.170℃の油で表面がカリッとするまで揚げる。
2.チキン南蛮のタレを小鍋で温める。
3.油が切れたらカットして盛り付け。
2種類のソースの味
タレには砂糖を使わずに味醂で甘味を出している為、一般的な照り焼きのタレよりも上品な甘さであり、酢がほとんど火入れをしていない為、酸味はやや強めになっています。
その代わり、ニンニクと生姜のすりおろしが入っているので、旨味が強く、タルタルソースが無くとも良いぐらいですね。
タルタルソースはオーソドックスな材料であり、卵・マヨネーズ・玉ねぎ・人参・ピクルス・ケイバー(ケッパー)・パゼリで構成されていますが、各種素材がかなり細かくなっています。
ピクルスとケッパーも細かいので、こちらのソースも酸味がしっかりとしており、卵とマヨネーズの味わいは控えめでやや柔らかめと、やや特徴的な印象ですね。
完成品
チキン南蛮としては衣がやや薄めであり、卵に小麦粉を加えて溶いた卵液にサッと潜らして揚げた感じですね。
サクサクッとしたクリスピーな食感では無く、天ぷらやフリッターに近い軽めの歯応えとなっており、ラードを使って揚げているとは思えないサッパリとした仕上りです。
数あるチキン南蛮と異なる所は野菜との相性がかなり良く、付け合せの野菜が美味しく食べられる所でしょう。
全体的に酸味がしっかりとしている「港町MOTHER」のチキン南蛮は実店舗ではワンプレートにての提供を行っていることもあり、付け合せの野菜も活かせる味付けにしているのかもしれません。
▼手軽な丼にも良い。
冷や飯に切ったチキン南蛮を数切れ載せて、電子レンジで加熱すれば最低限の洗い物だけで立派なご飯を楽しむことが出来ます。
手軽に取り扱い出来る製品としては肉は硬くなく、程よくジューシーなのでそこらで買うお惣菜よりも遥かに良いですね。
注意点としてはしっかりと火を通している製品である為、加熱時間が長すぎると鶏肉が硬くなりすぎるので、常温で少し肉の温度を上げてからサッと加熱する方が良いでしょう。
総評
流石に出来立てホヤホヤのチキン南蛮と比べるとやや味が落ちてしまいますが、この価格帯で取り扱いがここまで楽だと利便性が高く、本格的な味わいは十分に楽しめます。
又、賞味期限が製造から10日と長めなのが嬉しく、冷蔵庫にストックしておける惣菜は忙しい人ほど助かるでしょう。
特徴的な酸味のあるチキン南蛮は野菜との相性が良く、カット野菜をコンビニやスーパーなどで購入してくれば揚げ物ながらもヘルシーな食事をすることが出来ますね。