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【実食】高知の希少な豆を使用「銀不老大福/老舗旅館 城西館」

銀不老大福、盛り付け、完成

セールスポイント

・高知県の老舗旅館「城西館」にある名物の1つ。
・JAL国内線ファーストクラス機内食にて提供された。
・貴重ないんげん豆「銀不老」を使用。
・ココアの風味が効いた生地とクリーム系が合わさった大福。
・TV番組「ノンストップ」で紹介されている。

城西館とは?

1874年に開業された「城西館」は老舗旅館であり、皇族のご常宿として、また多くの各界の名士の方々を迎えています。

140年の歴史を持つ老舗旅館ですが、格式にとらわれないサービスやライトアップされている高知城を見ながら入れる露天風呂などがあり、地元でもイベントなどで利用されているそうです。

高級旅館と思いきや、食事の内容や部屋の値段を見てみると思いの外リーズナブルであり、高知旅行を考えている人に良さそうな宿泊施設の1つですね。

高知名物も通販にて販売しており、鰹のたたきや生姜の佃煮などの料理も取り扱っています。

城西館には専属パティシエがいる

サービスにとらわれないがモットーの老舗旅館ですが、驚くことに専属のパティシエがおり、今回紹介する「銀不老大福」以外にも「銀不老かりんとう」や「銀不老スティック」「銀不老ロールケーキ」などと多くのスイーツが揃っています。

売れ筋は「銀不老ロールケーキ」と「銀不老大福」であり、通販ではクール便という都合もあり、セット商品がよく売れている様ですね。

銀不老大福について

老舗旅館の大福といえば純和風!と言いたいところですが、この大福は最近流行りのクリーム系の大福です。

黒い見た目からはゴマと思いきや、まさかのココアであり、いんげん豆から作られたあんでホイップクリームを包んでいる小柄な大福です。

商品名に付いている銀不老とは?

いんげん豆である銀不老は「ぎんふろう」と読み、ぎんはこの豆が黒色で艶があること、ふろうは不老で、多くの機能性成分が身体に活力を与え、若狭を保つことにちなんでいると考えられています。

銀不老自体は高知県の学校給食や保育園などで偶に食されているそうですが、年間生産量が800kgしかない希少性の高いいんげん豆です

近年ではこの商品の影響もあると思いますが、高知県のアンテナショップやおとりよせでも注目されている食材であり、現地では様々なレシピがあるそうです。

レビュー

今回紹介するのは「城西館」の「銀不老大福」です。

▼パッケージはこの様になっています。

銀不老大福、城西館、パッケージ

▼ファーストクラスで大福が出るんですね(笑)。

JAL国内線ファーストクラス、機内食

▼中身は高級感あふれるデザインになっています。

銀不老大福、パッケージ

▼4.5cm幅とやや小さめの大福です。

銀不老、包み紙、個別包装

▼この黒は竹炭から引き出している様です。

銀不老大福、盛り付け、完成

求肥には品質の良いもち米が使われており、噛むとココアの強い味が一気に口の中に広がります

中身の白あんはやや甘味が強めになっており、しっとりとしながらも滑らかな舌触りですね。

▼常温にするとクリームは柔らかくなります。

ココア求肥、白あんクリーム入、銀不老大福

クリームも甘味があり、全体的に甘くなっているので、小さめのサイズになっているのに納得しました。

チョコレート味の大福を贅沢にし、濃厚な甘味と旨味を重層的に表現している感じですね。

総評

市販の大福の方が万人受けしますが、如何にもおとりよせならではの独特な味わいと雰囲気を楽しめる和菓子…ではなく、洋菓子ですね(笑)。

JAL国内線のファーストクラスに使われていただけあり、リッチな味わいとギフト商品としては優秀だと思います。

日常的に楽しむお菓子ではなく、主に贈り物やプレゼントに使うと喜ばれるでしょう。

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