セールスポイント
・蜂蜜の甘さと醤油のバランスが絶妙。
・サックリと揚げられており、クドくない。
・この手の菓子にしては非常にリーズナブル。
丸彦製菓について
1927年、栃木県に創立した「丸彦製菓」は国産米100%にこだわった煎餅の専門店であり、日光の名水の側にある工場で40種類前後の製品を作っています。
単純に国産だからという理由で選んでいるのではなく、海外米は国内米と比べると旨味の素であるアミノ酸の量が半分しか含有されておらず、焼き上がったときの味と香ばしさが落ちてしまうそうです。
環境保護にも力を入れているメーカーでもあり、工場に大量の太陽光発電機を(面積約75,000m2)に設置することで1,000世帯分に相当する電力を敷地内で生み出しています。
おかき煎について
元々は「日光あげせん・ひので」という商品で販売されたものであり、栃木県産のコシヒカリ100%の栃木土産として現在でも活躍しています。
現在は「おかき煎」として商品名が別枠で用意され、「はちみつおかき煎」と「うにおかき煎」の2種類が販売されており、3枚セットの「米一代」という製品もあります。
「おかき煎」の共通点としてサクサクッとした軽い歯応えがあり、しっかりと油を切っているので全く油っぽくないのが特徴です。
「はちみつおかき煎」は醤油にはちみつを加えたまろやかな味わい、「うにおかき煎」は練ウニに瀬戸内海の塩で味付けしたものとなっています。
レビュー
今回紹介するのは「丸彦製菓」の「はちみつおかき煎 14枚入」です。
▼パッケージ。
ポイント
簡易版パッケージなので、フィルムでまとめてあるだけです。
様々なパッケージやギフトボックスなどがあるので、用途に合わせた購入をしましょう。
▼個別包装。
▼中身。
砂糖も使用していますが、ハチミツの甘さであることが味からしっかりとわかり、やや薄めの醤油が味を引き締めていますね。
その結果、歌舞伎揚げや銀座餅よりも上品な味わいであり、油分がしっかりと切れているので、公式のモットー通り、飽きずに後を引く美味しさに仕上がっています。
▼断面。
外側はザクザクとしていますが、中身はおかきらしい軽いサクサクとした食感が1枚だけで堪能できます。
写真の様に空洞が多く出来ているので、昔ながらの揚げ煎餅よりも軽やかな歯応えになっており、密度がない分、味が薄くともバランスが取れているのでしょう。
総評
1枚あたり60~70円あたりと、お取り寄せにしてはリーズナブルな製品ですが、似たような製品だと大体100円以上します。
甘さと塩気が現代人にも好まれるバランスに仕上げられており、老若男女問わず、オススメ出来る煎餅でした。