セールスポイント
・国産の厳選素材のみで作っている。
・最中の味を最大限に活かすこだわりがある。
・通常のこしあんではなく、「皮はぎこしあん」を使用。
長崎雅本舗と手作りもなか
「長崎雅本舗」は手作りもなかだけを製造しているメーカーで、材料と技法にこだわっています。
販売している手作りもなかは「こしあん」「つぶあん」「抹茶あん」「柚子あん」の4種類があり、産地は以下のようになっています。
国産の厳選素材
北海道産大納言小豆
北海道産大手亡豆(白いんげん豆)
お茶の名産地である京都などの抹茶
四国・九州で採れた新鮮な柚子
最中の味は形で味も引き立てる
北陸でとれる厳選した「新大正もち」という品種のもち米をきねでつきあげ、金型でひとつひとつ丁寧に焼き上げています。
皮の形によっても美味しさが変わることを発見した「長崎雅本舗」では独特な形の最中を使っています。
手作りもなかはあんこを自分自身で挟むことで、新鮮な最中の香りと同時にパリパリとした歯ごたえを楽しむことが出来ます。
このパリパリとした食感と香りは角が切り立ったシャープな形にすることで、より、もなかの美味しさを際立てさせることが可能になりました。
皮はぎあんとは?
一般的に見るあんこの種類は変わり餡を除いて「こしあん」と「粒あん」がほとんどです。
その中でもこしあんを上品に仕上げたのが皮はぎあん(皮むきあん)です。
あんこを作る際には大量の渋みやアクが出てくるので、何度か渋切りといって小豆を茹でた汁を捨てます。
この際に渋みやアクの原因である皮を剥いてしまい、通常のこしあんよりも上品で雑味の少ない味を作ることが出来ます。
渋みやアクは旨味と表裏一体ですが、スッキリとした味わいは時間と手間をかける分だけの価値があり、「長崎雅本舗」のこしあんはこの「皮はぎあん」を使用しています。
レビュ
今回紹介するの「長崎雅本舗」の「手作りもなか 天安の翔 こしあん」です。
▼包装紙には平安のイメージの1つである十二単がデザインされています。
▼化粧箱はこのようになっています。
▼中には「もなかの皮」が5つ、「こしあん」が200g、「ヘラ」が1枚入っています。
▼こしあんのパッケージはこのようになっており…
▼水ようかんに見えますが、後の画像を見ればこしあんであることがわかります。
もなかの作り方
▼あんこは同封されているヘラを利用して形成します。
▼好みの量のこしあんを盛ります。
片方のもなかにビッシリと詰めてもこしあんは余るぐらいあります。
▼あとは片方のもなかをピッタリと重ねるだけで完成です。
手作りもなかのセットの中では1番作りやすく、こしあんの容器があるのはポイントが高いですね。
もなかの皮は香ばしさがあり、これだけでも期待できそうな雰囲気です。
実際にもなかの皮だけを食べてみると今まで食べた手作りもなかの皮の中で1番美味しいですね!
香りが良く、歯ごたえのパリパリとした食感、口の中に張り付かず、スッと溶けるような口溶けとケチをつけるところがありません。
こしあんは甘味がやや強いのですが、舌触りがとても滑らかで渋みやアクをほとんど感じさせない研ぎ澄まされた味という印象ですね。
水ようかんに近い味わいなので、冷やしてから食べてみたらどうかと思い付き、実行してみました。
そうすると、冷やすことで甘味が抑えられ、冷たいので夏向きの最中に変貌しました。
なので、『甘味がちょっと強いかな?』と思った人は冷やしてみるのも手の1つですね。
総評
何よりも最中の皮が最上級に美味しいことが印象に残りましたが、細かいところもポイントが高いですね。
作りやすさや保存容器に最初から入っているこしあん、作る用のヘラが付属されている、ギフトに使える高級感など気遣いが見える作りをしています。
今回は「こしあん」を紹介しましたが、他の餡も面白うそうなのでいくつか試してみたいですね。
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