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【実食】風味豊か「宮崎れもんケーキ」【菓子工房そら彩】

宮崎れもんケーキ、そら彩、盛り付け

セールスポイント

・レモンの風味をたっぷり楽しめる。
・外はザクザク、中はふんわり。
・シンプルだからこそわかる素材の良さ。

菓子工房そら彩について

宮崎県西臼杵郡にある「菓子工房そら彩(そらいろと読む、以下、そら彩)」は宮崎を代表するお菓子であるチーズまんじゅうを独自にアレンジした「おひさまチーズまんじゅう」が看板メニューの洋菓子店です。

多くの製品が宮崎に関するものか、チーズを贅沢に使っている物であり、少し変わった定番菓子を取り扱っているのが特徴です。

中でも「秘密のケンミンSHOW」で紹介された「大人のチーズまんじゅう」はゴルゴンゾーラをブレンドして作ったチーズを生地で包み、ブラックペッパーと岩塩をふりかけた変わり種です。

宮崎レモンケーキについて

様々なメーカーが販売しているレモンケーキは宮崎県だけではなく、レモンの名産地には必ずある焼き菓子の定番です。

大きな違いはミッシリと中が詰まった食べ応えのあるレモンケーキではなく、中はフンワリとしたスポンジ、外側はサックリとしている所でしょう。

宮崎県産レモンを100%使用しており、その他の材用である卵や小麦粉、バターは全て九州産のものを採用し、手作りにて製造しています。

最近は膨張剤を使用していない洋菓子店でも増えてきましたが、「そら彩」では完全無添加にこだわっており、こだわりを持っている人に人気があります。

レビュー

今回紹介するのは「菓子工房そら彩」の「宮崎レモンケーキ」です。

▼パッケージ。
宮崎レモンケーキ、菓子工房そら彩、化粧箱、パッケージ

全ての製品が手作りの為、時折、商品が売り切れていることもあるそうです。

▼中身。
宮崎れもんケーキ、中身、爽やかなデザイン

個別包装されており、人に配りやすい形態となっています。

完全無添加の製品となっている為、購入してからの賞味期限はやや短めであり、2~3週間ぐらいでした。

▼真ん中のレモンピールも嬉しいポイント。
宮崎れもんケーキ、そら彩、盛り付け

構成はある意味ではシンプルであり、レモン果汁が入ったスポンジケーキにレモン果汁を使ったアイシングで風味づけしたオーソドックスな焼き菓子です。

しかし、丁寧に絞った事がわかるレモン果汁の味わいは雑味と苦味が無い、ピュア感のある透き通った酸味がスポンジとアイシングから伝わり、風味の良さが安物とは大違いですね。

その風味を台無しにしない小麦粉とバターは良質であることがわかり、上品な甘さでありながらもスッキリとした後味はカルピスバターを使用した焼き菓子を彷彿させます。

▼三層になっており、ナイフで切りづらいほど。
宮崎レモンケーキ、断面、ふわふわ

レモンケーキは外側がクッキー生地の様にザクザクとしたハードな食感となっていますが、中身は驚くほどにふわっとした羽の様に軽やかなスポンジです。

管理人は今まで大抵のアイシングを美味しいと感じたことがありませんでしたが、「そら彩」のレモンアイシングだけは満点を付けざるを得ず、風味・味・サクサク感が凄いですね。

先程、『ある意味ではシンプル』と表記したのにはこの理由があり、アイシングとクッキー生地の様な部分のサクサク・ザクザクとした食感とスポンジケーキが見事に調和しているのはシンプルの一言で片付けられなかったからでした。

総評

レモンケーキはこんなものかという印象が強かったのですが、圧倒的に「そら彩」の製品はクオリティが高く、良質な素材の味とザクザク・ふんわりとした食感の対比は見事です。

シンプル故に材料と製菓技術が味わいに反映されており、1つ250円前後なのでリピートしやすい所も高評価ですね。

空港などのお土産コーナーにも置かれているそうですが、お土産だけで終わるのは少々勿体ない良品でした。

菓子工房そら彩

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