セールスポイント
・生クリームがたっぷりのイタリアンドルチェ。
・濃厚な味わいに対して上品な甘さ。
・たっぷりのバニラビーンズが芳醇な香りを。
みれい菓とは?
2010年、北海道札幌市に設立された「みれい菓」は洋菓子の製造と食品の冷凍冷蔵業を行っている食品メーカーです。
直営店である「みれい菓STORE!」は札幌市に1店舗ですが、取り扱い店舗は多く、新千歳空港やJR札幌駅構内、パーキングエリアなどで「みれい菓」の製品を販売しています。
看板メニューは今回紹介する「札幌カタラーナ」ですが、バスクチーズケーキやクレームブリュレ、ナッツブリトーなどのオーソドックスな菓子を作っています。
札幌カタラーナについて
そもそもカタラーナ(現地ではクレマ・カタラーナ)とはイタリアで人気の伝統的な冷菓であり、アイスクリームとプリンを組み合わせ様なドルチェです。
カタラーナは生クリームをたっぷり使ったプリンを凍らし、表面に砂糖をまぶしてからバーナーで炙り、出来たてのカラメルと共に半解凍状態で食べます。
基本的にカタラーナはアイスクリームと同様にシンプルな材料で構成されているので、素材の質が重要になりますが、何と言っても決め手になるのは香りとなります。
なので、「札幌カタラーナ」では高級なマダガスカル産バニラビーンズを『入れすぎ!』と言われるほどにたっぷり使用しています。
現在(2022/11/20時点)は「プレーン」以外にも「トロピカルマンゴー」「スペシャルいちご」「Wチーズ」「ショコラ」「珈琲」「リンゴと桃」「葡萄とベリー」「いちごみるく」「キャラメルマキアート」「パンプキン」の11種類が販売されています。
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【実食】大人気スイーツ「カタラーナ」【花畑牧場】
・累計100万個以上の販売実績がある。
・食感と濃厚さを楽しめるイタリアンドルチェのカタラーナ。
・アイスクリームのような口溶けの新感覚冷凍スイーツ。続きを見る
他社製品になりますが、当サイトでは「花畑牧場」の「カタラーナ」も紹介しています。
こちらは「みれい菓」よりも甘味が強くなっており、カラメルが多めになっています。
レビュー
今回紹介するのは「みれい菓」の「札幌カタラーナ」です。
▼パッケージ。
▼中身。
ポイント
半解凍でカタラーナらしいアイスクリームの様な雰囲気で食べることが出来ます。
常温なら20~30分、冷蔵庫なら1~2時間となります。
▼半解凍で。
本場イタリア同様に半解凍状態で食べる事で、アイスクリームの様な口溶けとプリンにある滑らかさが同時に楽しめます。
食べてみると鮮度のいいクリームを使っていることがわかり、搾りたての牛乳の様なミルキーさと甘い香りがしますね。
アイスクリーム以上にコッテリとしたコクがありながらも甘味は上品であり、ほのかなカラメルが味を引き締めることで、一気に一本食べても可笑しくないほどです。
▼拡大したもの。
カタラーナは乳製品の菓子としては高い値段だと感じる人がいるかもしれませんが、生クリームを驚くほど使用しています。
又、上の画像からわかる様にバニラビーンズを贅沢に使用しており、バニラビーンズの香り高さが美味しさの秘訣です。
他に多くのフレーバーが発売された今でも、圧倒的にリピーターが多い「プレーン」の人気のポイントはミルキー感とバニラビーンズの風味の良さが堪能できるからでしょう。
総評
日本でカタラーナを定着させたのは「札幌カタラーナ」と言われているほどに有名な製品であり、とりあえず初めてのカタラーナはこちらを購入すれば間違いありません。
以前紹介した「花畑牧場」のカタラーナよりも上品な味わいであり、バニラビーンズの風味が強いので、個人的にはこちらの方が好みでした。
この手の元祖系統の製品は後発組に負けることが多いのですが、昔も今も変わらずに、非常に高評価を維持している凄い洋菓子店のイタリアンドルチェです。