セールスポイント
・完全無添加の自然な美味しさを楽しめる。
・様々な炊き込みご飯の素がある。
・150年以上の老舗が手掛けた製品。
浅田屋について
1867年、石川県金沢市に創立された数奇家作りの「浅田屋」は吟味された調度品や器を堪能でき、旬の魚介類を楽しめる老舗旅館です。
1泊10万円以上の高級旅館(料亭)であり、食事だけでもかなりの高額となりますが、金沢にある極上の幸と名産品を味わうことが出来ます。
現在、同系列の経営店として、ステーキを楽しめる「六角堂」を3店舗、海産物の膳を提供する「松魚亭」、しゃぶしゃぶと加賀料理を味わえる「かなざわ 石亭」が金沢市内に展開されています。
浅田屋の炊き込みご飯の素について
金沢の料亭の味をそのまま楽しめることをコンセプトにした様々なおとりよせを販売しており、中でも炊き込みご飯の素は人気があります。
現在(2022/10/31)、計12種類の製品を販売しており、一部の商品は添加物を使っているものもありますが、「鶏五目」「しめじ」「松茸」「蟹」「鮑」「蛸めし」「赤飯」の炊き込みご飯の素は全て無添加となっています。
ストレートタイプになっているので水加減を失敗することも少なく、具だくさんなのが特徴です。
レビュー
今回紹介するのは「金沢浅田屋」の「鶏五目ご飯の素」です。
▼パッケージ。
パッケージはリニューアルしましたが、内容に変更はないそうです。
▼たっぷりの具が確認出来る。
こちらはストレートタイプなので余すこと無く使います。
調理方法
1.精白米2合(300g)を洗米。
2.水をしっかり切ったら、炊飯器に入れる。
3.炊き込みご飯の素を入れたら、30分置く。
4.炊飯器のスイッチを入れる。
5.炊きあがったら、混ぜ合わせて完成。
鶏五目ご飯
金沢らしい上品な味わいとなっており、やや塩気は薄めかもしれませんが、鰹出汁が効いているので物足りなさが一切ありません。
砂糖を少なめにし、味醂を甘味のメインにすることでご飯にツヤが出ており、優しい甘さのおかげで最後まで飽きること無く食べられますね。
具材の食感がしっかりと残っており、時折現れるおこげの食感も変化をもたらしてくれます。
鶏肉、椎茸、タケノコ、人参、ごぼう、お揚げのいずれにも出汁と味がしっかりと入っており、各素材の味がハッキリと主張しているので、一口ずつが毎回異なるのが嬉しいですね。
鶏茶漬け
上品な味わいと素材の風味を壊さない為にシンプルな薬味とほんのりと塩味を付けた出汁でお茶漬けをすると非常に美味。
ですが、そのまま食べていてもお茶漬けが必要ないぐらいに飽きにくい炊き込みご飯なので、基本的にはシンプルに食べるだけでなくなると思います(笑)。
▼ワサビを添えても良し。
ワサビとの相性も言うまでもなく、上品な甘味の輪郭をハッキリさせてくれ、味が引き締まります。
総評
最近ではストレートタイプのご飯の素が増えてきましたが、高級なものはひと味違う仕上がりになっていますね。
人気が高いのは「松茸ご飯の素」「栗ご飯の素」「蟹ご飯の素」であり、日経新聞/日経プラスワンで紹介されてから一気に有名になったそうです。
今回選んだ「鶏五目ご飯の素」は「浅田屋」の中でもオーソドックスな品なのですが、上記の贅沢な具と比べると半額程度なので最初に試す一品目としてオススメですね。