セールスポイント
・チョコレートと昆布の異次元コラボレーション。
・ネタ商品と思いきや、独特の美味しさを楽しめる。
・バレンタインの特別商品だったが、人気が出たためレギュラー入り。
昆布専門問屋 源蔵屋について
昆布の消費量が全国一位(全国平均の2倍にも)である富山県に店を構える「昆布専門問屋 源蔵屋」は人気のある老舗の1つです。
北海道と富山は北前船で結ばれていたことにより、他の県よりも昆布の食べ方が多種多様であり、加工品も多数親しまれています。
富山ではとろろ昆布のおにぎりや昆布を使った郷土料理が有名ですが、全国的に有名な白いとろろ昆布ではなく、黒いとろろ昆布が好まれており、この店でも人気のある商品です。
白と黒の違い
黒いとろろ昆布は酢に漬けた昆布の表面だけを削ったものであり、ほのかな酸味と昆布の甘みが感じることが出来ます。
黒いとろろ昆布を取った後に出てくる昆布の中心部を削ったものが白いとろろ昆布になり、口溶けが良く、上品な旨味が特徴です。
こんぶのおやつとおつまみ9種類
源三屋ではメール便による送料無料の商品が多数あり、このセットでは9種類の昆布のおやつとおつまみから3つ選べるセットが販売されています。
すこんぶやとろろ巻、こんぶ飴などの定番も選べますが、あまりの売れ行き好調によりレギュラー商品となったこんぶとチョコを一緒にした「ちょこまる。」が気になり、購入したものを今回紹介します。
源蔵屋の売れ筋商品
とろりんスープについて
食物繊維が豊富な海藻としてここ数年で人気が出たがごめ昆布を使用した白とろろに加え、がごめ昆布や真昆布などの国産昆布の細切りが入ったとろろ入りの和風スープです。
昆布以外にはわかめとネギが入っており、鰹節と椎茸などの和風素材で構成されているので様々な料理に使うことも出来ます。
現在(2019/10/15)ではプレーンと梅味の2種類が販売されており、サイズも60gからあるので会社に持っていく人も多数います。
当サイトでも紹介している商品です。
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【実食レシピ】がごめ昆布がたっぷり「とろりんスープ/源蔵屋」
・お湯を注いで1分で出来る即席本格スープ。
・塩分が少なめであり、アレンジにしやすい。
・昆布専門問屋が作るバリエーション豊かな海藻入り。続きを見る
切り出し羅臼昆布
様々な昆布の加工品を取り扱っていますが、圧倒的人気なのは富山で消費量が一番ある昆布である「羅臼昆布」です。
通販では送料が含まれるので商品の値段が少々高くなりますが、こちらで扱っている「切り出し 羅臼昆布」は市販品よりもリーズナブルながらも味が良く出る上、食べても美味しいと重宝している人が多数います。
富山のこんぶ7種類
先述した黒いとろろ昆布と白いとろろ昆布をまとめて試せる商品です。
通常のとろろ昆布だけではなく、おにぎり用やふりかけ、塩昆布などの使い勝手が良い商品が詰まっています。
こちらもメール便なので、おとりよせとしては敷居の低い値段が嬉しいですね。
取り寄せた所、おぼろ昆布の品質の高さに驚きました。
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実食レシピ/良質な黒と白とろろ「富山のこんぶ7種類/源蔵屋」
・白いとろろだけではなく、黒いとろろも手に入る。
・比較的リーズナブルに上質なおぼろ昆布が手に入る。
・7種類ある海藻商品の内3つ選べる。続きを見る
レビュー
今回は「すこんぶ」「梅こんぶ飴」「ちょこまる。」の3つを紹介します。
メール便での配送が基本となっているので、あまりにも暑い夏季には配送を中止することがあるそうです。
▼各種パッケージです。
酢こんぶ
こちらの酢昆布は「源蔵屋」で作った黒とろろやおぼろ昆布などを削った時に余った昆布を酢で味付けをしたシンプルな商品です。
なので、大きさが多少不揃いで厚い部分と薄い部分がありますが、厚さが違うことにより部位によって昆布の味と酸味の強さが変わるので1枚で2度楽しめる酢昆布です。
食べて見ると酸味が控えめで、甘味もほとんどないので酢昆布の定番である「都昆布」と比べると昆布らしさを強く感じるので、人によっては物足りないと感じるかもしれません。
梅こんぶ飴
そもそも昆布飴がどういったお菓子かというと、昆布や昆布の煮汁を水飴で固めたソフトキャンディに似た食感を持つ和菓子です。
今ではあまり見かけないと思いますが、くっつき防止の為にオブラートで包まれています。
中には梅のソースのようなものが詰められており、軽めの酸味と風味が柔ほのかに甘いこんぶ飴と良くあっています。
ちょこまる。
この商品の為にこのセットを購入したのですが、他の人のレビューと同様に思いの外昆布とチョコが合うことに驚きました(笑)。
チョコレートと言っていますが、どちらかというと味はココア寄りであり、昆布飴の中にココアを様々な具材で練り込んだものを詰めてあります。
食べてみないとただのゲテモノ扱いされそうですが、昆布の海藻の匂いをチョコレートが見事に消しており、チョコの旨味と昆布の旨味が不思議なバランスで保たれています。
海藻類が苦手な子供でも「ちょこまる。」ならば食べやすいでしょう。
総評
個人的に「酢こんぶ」は甘酸っぱいのが好きなので、少し物足りないと感じましたが「梅こんぶ飴」と「ちょこまる。」は好きでした。
昆布飴に関してはいずれも昆布の香りが穏やかであり、中に詰められた梅やチョコはどちらも強い味わいではないので比較的万人受けしそうですね。
昆布と水飴なのでそこまでカロリーが高くなく、旨味が強いお菓子なので、間食や食後に少し食べるとそれなりに満足感を得ることが出来ます。
送料無料でこの値段かつ量がそれなりにあるので、細かく買い足せるのも良い点だと感じました。