セールスポイント
・本場ナポリの味を出すために薪窯でピザを焼いている。
・出来たてのピザに近い味を自宅でも食べることが出来る。
・おとくな週替りの100円ピザがあり、通常のピザも500円前後で買える。
ピザ職人による手作りナポリピザ
大手コンビニショップが販売している多くの冷凍ピザは食品工場で大量生産されていますが、「フォンターナ」のピザは修行を積んだピッツァイオーロ(ピザ職人)が1枚ごとに手作りしています。
そのため、焼け具合や形には若干の違いがありますが手作りの証拠とも言えます。
薪窯でこんがりと焼いたナポリ風のピザは空気がふっくらと入った耳はサクサクしており、飽きずに最後まで食べることが出来ます。
フォンターナの冷凍ピザが美味しい理由
「フォンターナ」では既に焼いた生地にその他の具材を乗っけてから、トッピングを載せています。
『自宅で焼いたほうが美味しそう!』と、思うかもしれませんがそんなことはありません。
職人が用いる薪窯の内部の温度は400℃前後まで高くなりますが、自宅にあるオーブントースターでは250℃前後、オーブンレンジでは最高温度が350℃と薪窯の温度とはだいぶ違うことがわかります。
ピザ屋が窯にこだわるのは高温度で一気に焼き上げることで、ジューシーな生地とカリカリとした食感を作り上げることが出来るからです。
レビュー
今回購入したのは「ボナセーラ」というナポリピザが6枚セットになっているものです。
お買い得情報
「フォンターナ」では毎週水曜日に更新される100円ピザを1梱包1枚まで購入することが出来ます。
更に嬉しいのは「フォンターナ」のセットはどれも送料無料なのですが、100円ピザを追加しても送料は無料のままです!
更に「フォンターナ」の新規会員になると300円分のポイントが貰えます!
なので、どのピザだろうとも1枚買うべきですね(笑)。
▼箱はこのようなダンボールになっています。
冷凍品かつ思ったよりも場所を取るので、冷凍庫の中は整理しておきましょう。
▼冷凍ピザを美味しく食べる方法が書いてある紙が同封されていました。
豆知識
ちなみに具がたっぷりのアメリカ風がピザ、もちもちした生地を楽しむイタリア風をピッツァと言うらしいです。
※なお、この記事ではピザと一律で表記しています。
せっかく様々なピザがあるので、公式の解凍の仕方や焼き方を色々試してみました。
解凍方法
自然解凍で約2~3時間
1番美味しく食べられる方法はこちらになります。
冷凍ピザの真ん中がしっかりと溶けるまで十分に自然解凍します。
その日、絶対に食べると決めた時はこの方法で解凍するといいでしょう。
電子レンジで約3~4分
電子レンジを弱めに設定し3~4分かけて、チーズが溶ける寸前まで解凍します。
生地の仕上がり具合では自然解凍に軍配が上がりますが、これでも十分に美味しく頂けます。
▼解凍できたものはこのようになり、持ち上げると生地がしなやかになります。
焼き方
オーブントースターで約5分
はじめにオーブントースターを少し温めておき、解凍したピザを入れて約5分焼きます。
途中で180°回転させるとムラがなく焼くことが出来ます。
約5分の焼きではチーズにはあまり焦げ目が付きませんが、生地の美味しさを堪能することが出来ます。
硬めの生地が好きならば焼く時間を1~2分増やしましょう。
後述するオーブングリルと大差がなかったので、こちらをオススメします。
ピザの耳は水分が抜けやすいので、霧吹きで水を少しかけてあげると固くなりづらくなります。
オーブングリルで約6~7分
オーブンの温度を220℃まで上げておき、素早くオーブンの中に入れて焼きます。チーズがトロリと溶けたらOKです。
管理人はガスオーブンを利用していますが、オーブントースターとそこまで差がありませんでした。
大量に焼きたい時にはオーブントースターと併用するのがいいかもしれません。
フライパンで約4~5分
テフロン加工のフライパンを用いて、オリーブ油を大さじ1引いたら弱火でフタをしてチーズが溶けるまで焼きます。
公式ではオリーブ油を大さじ1としていますが、これだと少々油が多いように感じました。
焼き時間はコンロにより左右されそうなので、時間はあくまで目安としてください。
少々手間がいりますが、生地が1番モチモチしており、ローマ生地のようにサクサクしていました。
ピッツァ マルゲリータ
▼ナポリピザの代名詞的な存在であるマルゲリータからです。
最初は自然解凍をしてから、オーブングリルで焼きました。こちらのピザは焼く前から生地にこんがりとした色がついていました。
▼出来上がった物がこちらです。
大きさは約20cmなので、女性なら1枚でも十分なボリュームがあり、スーパーで販売されているピザと同じぐらいの値段とは思えないクオリティですね!
特にこだわっている生地はモチっとしており、カリっとした歯ごたえも楽しめました。
ですが、ピザソースはやや塩気が弱めでトマトの味も少し抑え気味な気がしました。
なので、「フォンターナ」のピザは生地を楽しむことを前提に作っているのがわかりました。
ピザカッターがなくとも、包丁でサクサク切れるので安心してください。
▼次は個人的に物足りないと思ったポイントを補ってみます。
「ピッツァ マルゲリータ」に「トマトケチャップ」「ピザ用チーズ」「ガーリックチップ」をトッピングしました。
▼焼きあがったものがこちらです。
ピザソースのトマトの風味を強化する為にケチャップを少しだけ増やすと風味がグッと良くなりますが、付けすぎると台無しになるので注意してください。
ピザ用チーズはソースだけの部分を埋める様にすると味のバランスが取れてコクが出ます。
思いつきのアレンジをすることは宅配ピザでは出来ない楽しみ方であり、トッピング代が安いのが大きなメリットですね(笑)。
ゴンゴンゾーラと蜂蜜のピッツァ
こちらはゴンゴンゾーラという青カビのチーズを使ったピザですね。
ブルーチーズ自体にクセがあるので万人向けとは言い難いですが、チーズ好きにはたまらない一品です。
▼蜂蜜ソースが付属されています。
付属にある蜂蜜ソースをかけることでチーズの癖を減らし、複雑な味わいに変化させてくれます。
この組み合わせを食べたことがない人も居ると思うので、興味があったら是非頼んでほしいですね!
こちらはチーズがたっぷりなので、何も足す必要がない完成度でした。
スパイシーソーセージのピッツァ
チョリソー、オニオンスライス、フライドガーリックがトッピングされており、食べごたえがあります。
ピリッとした辛さはありますが、そこまで強くないので、タバスコやチリペッパーなどを足してもいいですね。
このピザはトースターやオーブングリルを使っておらず、フライパンを使いました。
チーズに焼き目が付かない反面、生地はモチっとしており、カリっとするのでこのピザにはピッタリですね。
キレイに焼き目を付けたい場合はガスバーナーで表面だけ炙る様にするといいかもしれません。
カニマヨコーンピッツァ
甘めのクリームソースのピザで、ズワイガニとマヨネーズはしっかりトッピングされています。
こちらは特別トッピングする必要がないぐらいバランスの良い味付けがされているので、何も足さずにシンプルに味わうことをオススメします。
チーズは少なめでマヨネーズが多めですが、カニの味は決して薄くないのが嬉しいポイントですね。
総評
セットで購入することにより、送料無料で利用出来るのはかなり嬉しいですね!
宅配ピザの1/4~1/5程度の値段で味わうことが出来る上に、クオリティは宅配ピザよりもアツアツなのが大きいですね。
解凍は手抜きでも美味しく、トッピングも自宅で色々出来るので楽しいです。
値段が高いお取り寄せの冷凍ピザと比べると味では負けてしまいますが、家に常備する冷凍ピザとしてはコストパフォーマンスがかなりいいですね。
個人的には再購入はアリなので、その時には又、100円ピザを購入します(笑)。
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