【実食】取り寄せ大人気【若草山シフォンケーキ/faonfaon】

冷凍保存で３０日、解凍後は２日となっています。

解凍時間は冷蔵庫内にて３時間と公式では記載されていますが、もう少し長めの時間で解凍してもいいでしょう。

通常のシフォンケーキとは異なり、シフォンケーキ型やパウンドケーキ型を使っていません。

恐らくですが、小さな四角い型に生地を入れてから焼き上げ、後にナイフで十字に切リ込みを入れてから軽く割り、ホイップクリームを充填しているみたいですね。

スポンジケーキやシフォンケーキの様なほのかにフォークを弾く様な硬さは無く、強いて言うならばスフレに近い食感ですね。

断面を見ればわかる様に、生地の目がかなり細かいのですが、蒸しパンの様な空洞も僅かにあり、ふんわりとしているのが想像できるはずです。

生地単品でもほのかな甘味があり、しっとりとした生地はそれだけでも十分に美味しいですが、たっぷりあるクリームの上品な甘さが生地の味わいを損ねずに、口の中でほどよい甘さになります。

「バニラ」はシンプルな構成であり、ほんのりとクリームからバニラ風味のクリームが香り、ベーシックな味わいとなっています。

各種ケーキにはこの様なケースとペーパーで包まれており、更に、化粧箱に１つずつ梱包されているので個人個人に配りやすいのが嬉しいですね。

「ストロベリー」はクリームにストロベリーソースが入っている訳ではなく、生地の中に練られているので強いイチゴの風味はありませんでした。

「若草山シフォンケーキ」は全体的に生地の雰囲気や甘さが穏やかなこともあり、ストロベリーの香りを前面に出さなかったのかもしれませんが、もう少し果物らしさが欲しかったですね。

こちらも「ストロベリー」同様に生地に抹茶が練り込まれていますが、こちらはお茶の香りが程よく漂い、非常に良いバランスだと感じました。

たっぷりのクリームに抹茶を入れないことでプレーンの生地とクリームによる味の対比が出来ており、味と風味の変化を楽しめます。

「生チョコ」は他のフレーバーと唯一異なるポイントがあり、生地だけではなく、中のクリームにもたっぷりとチョコレートが使われています。

全てのフレーバーの中で一番強い味わいの構成になっていますが、チョコレートはビターなものを使っていないので子供から大人まで幅広く楽しめるでしょう。

この手の商品は強い苦味と風味を持つアールグレイを使うことが多いのですが、「紅茶」には生地の中にダージリン（恐らくですが）を使っており、やはり上品に仕上がっています。

全体的にバランスを損ねない作りを狙っている為、味の変化には生チョコは最低１つ注文したいところですね。