セールスポイント
・味噌屋が作る辛いだけではない、複雑な旨味を持つ調味料。
・汎用性が高く、幅広く使える。
・餃子や納豆などのタレとしても使用可能。
よしの味噌について
1917創業の広島県呉市で最古参の味噌蔵元である「よしの味噌」は伝統の味と若い世代にも親しみやすい新感覚のみそ加工品に取り組んでいるメーカーです。
様々なメディアにも紹介されている有名な食品会社であり、「マツコの知らない世界」でも特集されたことがあります。
味噌専門店と思いきや、広島の名産品であるレモンを使用した鍋のもと「広島レモン 鍋のもと」や「広島レモンのサラダで酢」などは人気商品です。
恐るべき辛味噌炒めの素とは?
よくある市販品の激辛調味料と異なり秘伝の味噌で仕上げたクセになる旨味がある万能調味料であり、様々な料理に使えるのが特徴です。
「よしの味噌」が作る米味噌と麦味噌をブレンドしたものに唐辛子や醤油、砂糖、にんにく、生姜などの定番の材料が入っています。
加えて、第3の味噌(厳密には味噌ではないですが笑)として豆板醤が入っていることで辛いだけではなく、強い旨味と香りを引き出しています。
レビュー
今回紹介するのは「よしの味噌」の「恐るべき辛味噌炒めの素」です。
公式のオススメの使い方
・炒飯 ・焼きそば ・野菜スティック ・冷奴 ・ラーメン ・鍋物の味付け etc...
基本的には好みの肉を200g、この調味料を100g(ボトルの1/3)、好みの野菜というシンプルな構成です。
「エバラ」の焼き肉のタレ「黄金の味」の甘さを控えめにして、辛味をグァっと増やした様な味わいです。
辛味は食べられないほど辛い訳ではありませんが、調味料をひとなめするだけでじんわりと汗をかくぐらいのパンチ力はありますね(笑)。
ただし、味噌と豆板醤をたっぷりと使っている本製品なので先述した通り旨味はかなりあり、ニンニクと生姜が入っているので日本人好みの味に仕上がっています。
プロの仕事だと感心したのが柚子の皮であり、独特の風味が加わることでよくある焼き肉のタレや辛いだけの調味料と香りで大きく差を付けています。
3つの味噌に加えて4つ目の豆の発酵食品である納豆と組み合わせて美味しくない訳がありません(笑)。
食べるラー油を混ぜる食べ方もありますが、こちらの方が旨味も辛さも上ですね。
ピリ辛味噌肉野菜炒め
材料
豚肉 200g
塩コショウ 少々
片栗粉 小さじ1
サラダ油 大さじ1
恐るべき辛味噌 100g前後
モヤシ 1袋
人参 1/2本
豆苗 少々
ポイント
この手の調味料はかける・まぜるだけがウリなので基本的に下味を付けないレシピが多いですが、ほぼ100%下味を付けたほうが美味しくなります。
なので、従来の炒め物のコツ通り下味+片栗粉はしておくことを推奨します。
かなり辛めなので全体量(100g)の1/3程度加え、野菜を足してから調整していく方法が最初はオススメです。
タレ単品で味わった時と違い、加熱することで旨味と甘みが増え、かなり高いレベルに味がまとまってくれます。
豆板醤で作る本格中華に近い味わいになりますが、ベースが日本の味噌なので何処と無く日本人の口に合うのが嬉しいです。
大人向きのなつかしい麻婆豆腐
材料
豆腐 400g
豚挽き肉 200g
ネギ 1本
水 適量
恐るべき辛味噌 100g(要調整)
鶏ガラスープの素 大さじ2
濃口醤油 大さじ1
酒 大さじ1
コショウ 少々
水溶き片栗粉 適量
仕上げ用ゴマ油 適量
学校給食の麻婆豆腐は辛さが控えめであり、中華料理の麻婆豆腐とは少々違いますが好きだった人も多いと思います。
そんな麻婆豆腐を辛くした上に、材料はシンプルかつ中華の材料が何も無くとも作れるのが本レシピのメリットです。
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【プロレシピ】日本人好みの本格麻婆豆腐と麻婆茄子【冷凍可】
・旨味たっぷりの麻婆豆腐&麻婆茄子
・大量に作って冷凍しておくと非常に便利
・子供から大人まで楽しめ様、あらゆる辛さに対応可能続きを見る
作り方はこちらで紹介したものとほぼ同じですが、豆鼓や甜麺醤などを使っていない分スッキリとした味わいになっており、辛味はこちらの方が上です。
麻婆豆腐の素を普段ストックしない家でもコレがあれば手軽に作れるのはポイントが高いですね。
総評
本当に辛いですが、豆の発酵食品の美味しさを存分に味わえる使い勝手の良い調味料です。
本格中華をよく作る管理人ですが、甜麺醤と豆板醤をバカスカ使うのでこの商品はそこまで高いと感じず、ニンニクがしっかりしているので切りものが減るのも良いですね。
タレとして使う場合は少量で大丈夫なので、炒め物や麻婆豆腐などに使わない場合は長期間楽しむことが出来るので、一人暮らしの男性でも十分楽しめるでしょう。